19世紀風のシンプルライフと美しい庭づくり、そして何よりも前向きな生き方で、たくさんの人から愛され、共感を呼んでいる絵本作家のターシャ・テューダーさん。彼女の生誕100年を記念した展覧会が開催されます。
憧れのシンプルでナチュラルなライフスタイルリビングルーム
1915年ボストン生まれのターシャ・テューダーさん。絵本作家として数々の賞を受賞するかたわら、飼っている鶏の卵やヤギのミルクで料理を作ったり、広大な庭でハーブや草木を育てたり......。彼女のシンプルライフは、たくさんの人々の憧れと共感を得ました。
ターシャ・テューダーさんの庭
そんなターシャさんの生き方と暮らしを一堂に紹介する展覧会「生誕100年 ターシャ・テューダー展」。約200点の愛用していた食器、キッチン雑貨、ドレス、ガーデニンググッズのほか、手作り人形や日本初公開となるドールハウス、2014年夏に日本で出版された『まぶしい庭へ』をはじめとする約88点の原画も展示されます。
魅力的な言葉といっしょにドールハウス
コーナーごとに設置された看板には、そのコーナーにあったターシャさんの言葉が書かれているそう。彼女の言葉をまとめた本が出版されるほど魅力的な言葉たちと、暮らしぶりに触れることで、自分自身のライフスタイルのヒントが見つけられそうです。
『まぶしい庭へ』原画
東京会場では、ガーデンデザイナーが手がける「ターシャ・テューダーの庭」も登場予定。グッズマーケットでは、展覧会限定商品や輸入雑貨、書籍などの販売もあり、すぐにでも自分の生活に"ターシャ風"を取り入れられそうです。
言葉に元気をもらいながら、豊かなライフスタイルのヒントを見つけられる展覧会。会場にいるだけで、やさしい気持ちになれそうですね。
会期:3月18日(水)~4月6日(月)
会場:松屋銀座8階イベントスクエア
時間:10:00~20:00(最終日は17:00閉場、入場は閉場の30分前まで)
入場料:一般1000円(前売り700円)
(c) TTF INC.2015 Photographs by Richard W. Brown