療養泉の特性がそのまま化粧水になった
それは大分県別府市の老舗旅館「くつろぎの温泉宿 山田別荘」の協力で開発された、天然温泉化粧水「別府やまだ泉(いずみ)」。「弱アルカリ性」「炭酸塩泉」「源泉で55度以上」の条件をすべて備えた肌に良い療養泉質である源泉を、温度管理や無菌条件を徹底し、美肌の湯の条件となる「pH」「炭酸塩濃度」のいずれも高い数値を維持したままの採取に成功したのだとか。
源泉数、湧出量ともに日本一を誇る別府は温泉好きにとって楽園のような場所。遠いので気軽に訪れることはできませんが、この化粧水なら防腐剤などによる成分調整がないそのまんまの温泉水なので、手軽に本物を取り寄せられます。他の人と一緒のお風呂が苦手だけど、温泉成分は試してみたいという人にもおすすめ。通販ではこちらから購入可能です。
自分に合った温度でより良いバスタイムを
ちなみに温泉でたいせつなのは成分だけではありません。じつは温泉の温度によって体に与える影響も変わってくるのだとか。「温泉モーラ」によると、43度以上では「高温浴」と呼ばれ、これは短時間入浴に最適。皮膚からの熱刺激によって、リウマチ、神経痛、そしてさまざまな皮膚病などに効果的だそう。もっとも一般的な入浴方法は41度前後の「温浴」。適度な発汗と皮膚洗浄化作用が期待できます。36~38度になると「微温浴」といって体温に近いぬるめの温泉になり、さらに冷たく7~20度という「寒冷浴」もあるそうです。
そこでおうちのお風呂も温泉の温度のように、入り方を考えてみるとよさそう。「子宮力を上げる漢方レッスン」(薬日本堂・著 KKベストセラーズ・刊)によると、長くゆったり入るなら38~40度。冷え症さんは42~43度でもOK。また朝入るならいつもより少し熱めにしたほうが良いそうです。
入浴は睡眠の1時間前に入るのがベストなのだとか。自分にあった温度に設定して心地よいバスタイムを過ごしたあとは、温泉成分そのままの化粧水をつけてほっとひと息。「終わりよければ総て良し」とことわざにもあるように、今日という一日をぜいたくに締めくくることができそうです。
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