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【明日2月3日は節分】年齢の数の豆を食べなくても済む方法がありました
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【明日2月3日は節分】年齢の数の豆を食べなくても済む方法がありました

2013-02-02 22:02
    明日2月3日は、節分。なんとなくの知識はあるけれど、きちんと理解していなかったかも......と思い、節分の基本をおさらいしてみました!

    ●節分は一年に4回!?
    そもそも「節分」は各季節の始まりの日のことを意味します。つまり、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日のこと節分といいます。江戸時代以降は、主に立春の前日のことを節分と呼ぶようになりました。また、天体の動きによって日にちが定まるので、2022年から節分は2月2日になる、という説もあります。

    ●邪気を払うのが本来の意味
    昔から、季節の変わり目には邪気が生じると考えられており、それを追い払うための行事が節分。平安時代に行なわれていたの行事が全国へひろまったもの、と言われています。

    ●豆まきのやり方

    <まく豆は福豆を>
    炒った大豆が福豆。枡に入れ、前日神棚にお供えしてからまきます。神棚がない場合は、目線の高いところに白い紙をしいてお供えして。昔から穀物には霊力が宿ると考えられ、豆は邪気をはらうとされてきたのが豆を使う由来です。

    <豆まきの順序>
    豆は、窓や扉を開けて、奥の部屋からまいていきます。「鬼は外!」と2回豆をまいたら、すぐ窓を閉めて。これは出した鬼が戻ってこないようにするためです。そして、「福は内!」と2回室内にまきます。最後は玄関で終了。

    <かけ声>
    「鬼は外! 福は内!」のかけ声は、場所によって変わります。鬼の神様を祭っている神社では、「鬼は内!」というところもあるそう。また、鬼塚さん、鬼頭さんのように名前に「鬼」という漢字が入っているひとも同様です。

    <豆は下手投げで!>
    実際に豆を投げるときは、枡を左手に、胸の高さに持ちます。右手で下からまくようにするのが正まき方だそう!

    ●節分にちなんだ食べ物
    <恵方巻き>
    江戸時代に関西を中心に流行した恵方巻き。節分の夜にその年の恵方を向いて食べると、商売繁盛や無病息災で過ごせるなどのいわれがあります。具は様々ですが、基本は七種類。食べるときは、無言で頭からまるかじりしましょう。ちなみに、今年の恵方は南南東の方角!

    <福豆はいくつ食べる?>
    豆まきが終わったら、窓や戸をきちんと閉めてから福豆をいただきます。豆の数は、自分の年齢の数、もしくは年齢プラス1個。たくさんの豆を食べることができない......という人は、福茶を飲むと良いそう!

    <豆を食べなくても福茶を飲めばOK>
    福茶とは、福豆を入れた縁起の良いお茶のこと。作り方はとても簡単! こぶの佃煮か塩こぶ、梅干し1個、豆まきに使った福豆を湯のみに入れて、熱湯を注ぐだけ。豆は「まめまめしく働く」という意味で、吉数の3粒を入れます。豆がお湯で柔らかくなり、香ばしくて美味しいお茶です。

    邪気を払って、福を願う豆まき。いつの時代も多くの人が福を願う気持ちをもっていることが、なんだか素敵だなと思えます。明日の夜は「鬼は外! 福は内!」の声がたくさん聞こえてきますように。

    [参照:日本の行事を楽しむ12カ月 くらしの歳時記
    ※地域や慣習により、異なる場合もあります。

    photo by Thinkstock/Getty Images

    (マイロハス編集部/篠田)

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/02/027366post_1447.html
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