左側に結ばれたリボンは「恋人募集中」のサイン
日本でも各地でオクトバーフェストが定着化の兆しをみせ、お台場でも10月2日から12日まで開催されているようです。男性はレザーでできたズボン着用、女性はディアンドルといわれるかわいらしい衣装を着用するのが伝統的なフェストの楽しみかた。そし てドイツはディアンドルの専門店も数多くあり、とても人気なんです。
恋人募集中のサインは、リボンを左側で結ぶ
オクトバーフェストは若い人たちの間では恋人探しの場としても有効。例えばエプロンのついたディアンドルは、ビールを運ぶ「運び子」のみ着用と限られます。
エプロンなしのディアンドルの場合、結婚している人はディアンドルについている腰ひもを右側に。恋人募集中のシングルの女性は、腰の左側で結び目をつくります。
小さい子や若い女の子などは純潔を意味して、おへその上あたりの真ん中でリボンを結ぶといったサインの役割もかっているのです。
最高の着心地を目指して
トップブランドといえば「オールーン」。「フクロウ（owl）」と「アビ（loon）」 を掛け合わせた造語でできたブランドの名前を象徴するかのように、全工程がハンドメイドでつくられた、可憐な色合いとデザインが人気のブランドです。
どちらの鳥も独特で、とても美しい羽根を持つことから、そのようなユニークな存在でありたいとデザイナーのカロリン・エルケ氏がつけました。
一人ひとりにぴったりとあう、シルエットを綺麗に見せてくれるだけでなくて着心地も最高のものを目指す彼女。当初、自分自身でデザイン、縫製までを行ったものが友人や家族たちに評判となり、瞬く間に誰もが欲しがる「一点もの高級ディアンドル」として名を成しました。
このほか、ドイツセレブにも愛されるコレクションといえばロー ラ・パルティンガーや、ユリア・トレンティーニもかわいらしいものをそろえています。
ツイードからナッパ・レザーは最高級のものだけを使用したものも多く、女性のなかには毎年違うコレクションを集める熱狂的なファンも多いディアンドル。いつかはこんな素敵なものを着て、オクトバーフェストで盛り上がりたいです。
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