• このエントリーをはてなブックマークに追加
間抜けな姿で歩く、オープンすぎる診察室【ドイツでママになる】
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

間抜けな姿で歩く、オープンすぎる診察室【ドイツでママになる】

2015-11-10 21:00
    産婦人科。問診にしろ内診にしろ、自分のごくプライベートな部分をさらけ出す必要があり、受診するのになんともハードルの高い科だなぁと思います。そうはいっても、妊娠が発覚したとなれば避けては通れない道。じつは通常検診を受ける産婦人科の診察室にも、ドイツと日本と比べて大きなギャップがあるのです......。

    オープンすぎる診察室

    置いてある設備はほぼかわりなく、部屋はゆったり、広々としています。その片隅に、カーテンのついたごくごく小さな脱衣スペース。そこで服と下着を脱ぐようにいわれるのですが、問題はここから。

    日本ならば診察台まで恥ずかしくないように、タオルなどを貸してくれるところもありますよね? それがドイツにはありません。下半身裸のなんとも間抜けな姿で広い部屋の中をすたすた歩き、診察台によじ登らねばならないのです。

    さらに問題はその診察台(日本でもお馴染の、両足を大きく広げて座る恥ずかしい椅子)、日本だと、ドクターと自分の間にはカーテンがあって、ダイレクトには見えないような仕組みになっているのが普通。(それの有り無しも議論されたりしていますが......)しかしここでは、その当たり前にあるはずのカーテンもありません!

    どうせなら、しっかり見ておこう

    つまり、ドクターがどんな器具を使ってどんな内診をしているのか、患者側からもばっちり見えてしまう状態。これには最初、本当に驚きました。患者にわかりやすいオープンな医療を目指しているのかな? と前向きな想像もしてみたけれど、いやいや、ただ単に心遣いの問題でしょ、とも思ったり。でも、脱衣スペースにはちゃんとカーテンついてるし。あぁ、混乱。

    けれど、そんな違和感にも、3回も通えば慣れてしまうから人って不思議です。もう日本のタオルと仕切りのカーテン文化に思いを馳せることはなくなりました。潔く脱衣所を後にし、颯爽と診察台へ、診察もどうせ見えるならしっかり見ておこうと、まじまじその光景を眺めることにしています。

    image via shutterstock

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/11/050375german_mama_2.html
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。