現在では数えきれないほど多種多様なチョコレートが出まわっていますが、「本物」のチョコレートを前にすると、カカオの芳醇な香りと甘い味わいに、不思議と気分が高揚してしまうのは、やはり媚薬と呼ばれる所以でしょうか。
間近に迫るバレンタインにはもちろん、大切な人への贈り物や自分へのご褒美としてもベストな、「本物」のチョコレートを見つけました。
自社工房でつくる、こだわりぬいたチョコレート
渋谷区富ヶ谷にあるチョコレート専門店「Minimal」。
自社工房で、カカオ豆から板チョコレートができるまでのすべての工程(選別・焙煎・摩砕・調合・成形)を管理するBean to Bar Chocolate専門店だけあり、ほかのショップにはない徹底的なこだわりと、シンプルを極めたがゆえの潔さと美しさを感じます。
「板チョコレートの原料はカカオ豆と砂糖のみ。砂糖は国内産のてん菜糖を使用し、バターの追油やミルク・バニラその他香料を一切使用していません。加えて、カカオ豆ごとに焙煎時間、温度、摩砕方法、時間などをすべて変え、豆に合わせたオリジナルレシピで仕上げています」(「Minimal」代表 山下さん)
世界中から集められたカカオ豆は、それぞれの個性を活かし、その味わいや香りの表現にまで徹底的にこだわっているのだそう。
また「Minimal」では、これまでのチョコレートの概念を覆すような、スウィーツとしてだけではなく、生活のなかに溶け込むようなチョコレート活用の提案もされています。
「朝のコーヒーと相性がいいのは「NUTTY」、仕事で集中したいときや大事な会議前に集中力を高めるには、ハイパーセンテージチョコレート「BITTER」、夜にいただくワインと相性がいいのは「FRUITY」というように、従来のお菓子としての消費にとどまらない、ライフスタイルの中での活用シーンもこだわっています」(山下さん)
イチオシは「世界で今、ここでしか味わえないチョコ」
間もなくやってくるバレンタインに向けて、「Minimal」では特別なチョコレートを発売するそうです。
テイスティングセットーフィリピン産カカオ、オリジナル発酵5種セットー/¥1,620(税込み)※400セット限定、2016年1月18日(月)より発売
提携したフィリピンのカカオ豆生産農園の同じタイミングで収穫された発酵前のカカオ豆を使い、5通りの異なる発酵方法でつくられた、まったく味の異なる5種類のチョコレートの詰め合わせセット。
同じカカオ豆でも、アーモンドのような深い甘み、青リンゴのような爽やかな酸味などと、撹拌の回数を変えたり、発酵過程で酵母のエサとなる糖の量を増やすなど、発酵方法を変えることによって生まれるそれぞれの味わいを比べられる詰め合わせセットは、味にうるさい男性への贈り物としてもバッチリです。
Minimal Flight 2016/¥5,940(税込み)2016年1月18日(月)より発売
また、カカオ産地世界一周の旅をテーマにした、カカオ豆生産の世界3大陸(中南米、アフリカ、アジア)8か国の豆を使った8種類のチョコレートをいちどに楽しめる「Minimal Flight 2016」も同時発売されるそうです。
徹底したこだわりによってつくられるチョコレートは、どれも究極的に美味。
「Minimal」のBean to Bar Chocolateは、決して特別な贈り物だけではない、日常のあらゆるシーンでも彩りを添えてくれそうです。
住所:東京都渋谷区富ヶ谷2-1-9
TEL:03-6322-9998
営業時間:11時半~19時
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)