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ハワイ島がお手本。ゴミを出さない社会は作れるの?
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ハワイ島がお手本。ゴミを出さない社会は作れるの?

2016-03-07 23:00
    「ゼロ・ウェイスト運動」とは、ゴミを減らすのではなく、ゴミそのものを出さないというムーブメント。この運動は、アメリカだけでなくヨーロッパやアジア、アフリカなど、世界中に広がっています。

    ハワイ郡(ハワイ島)は2007年からこの運動に本格的に取り組むようになりました。現在、日々の生活を見直すさまざまな試みが行われています。

    ゴミを出さないためには何をすればいいの?

    ゴミを出さないために参考になるアイデアをいくつか紹介します。

    ・自分にとって本当は必要ではないものを排除し、モノの消費を最小限にする。

    ・発砲スチロールのカップやコンテナ、ビニール袋、プラスティックのスプーンやフォークなど、使い捨てのものを避ける。

    ・再利用またはリサイクルできる製品を購入する。

    ・買い物には自分のバッグを持っていく。

    ・なるべくパッケージのすくないデザインを選んだり、まとめ買いをするようにする。

    ・使ったモノはリサイクルする。

    ・緑のゴミはマルチングに利用する。

    ・食べ物のゴミは庭でコンポストにする。

    ハワイ・ゼロ・ウェイスト・オーガナイゼーションより抜粋・翻訳引用)

    とにかくモノを購入するときに、再利用またはリサイクルできるものを選ぶというのはかんたんに実践できそう。ベランダガーデニングででる緑のゴミも、利用できるんですね! 意外と盲点でした。

    「ゴミ」が存在しない社会へ

    ハワイ島にはゴミの収集がないので、ゴミは自分でゴミ捨て場に持っていかなければなりません。そうなると、ゴミを減らすために自然に努力するようなります。いくらゴミ捨て場が各地にあるといっても、収集にくらべればはるかに面倒だからです。コンポストは必需品! ゴミバケツを置くくらいのスペースがあればt手軽にできるのでおすすめです。

    「ゴミを出さない」というと大変そうだけど、そもそも、古代ハワイにも江戸時代の日本にも「ゴミ」というものは存在しなかったのです。すべてのものは循環して、社会が成りたっていました。

    ハワイも日本も、今のような使い捨て社会時代の期間の方が、ずっと短いのです。ちなみに、日本では上勝町がゼロウェイスト宣言をしています。

    ハワイ・ゼロ・ウェイスト・オーガナイゼーション

    image via Shutterstock

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2016/03/052891hawaii.html
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