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日本には四季があり、季節の移り変わりで実り豊かな旬の味を楽しむことができます。その微妙な変化に敏感な古(いにしえ)の人たちは、さらに細かく二十四にわけていました。
現代に生きる私たちは、秋分や立春、夏至などには馴染みがあっても、「処暑」「清明」「霜降」などと聞いてもどの時期かと明確に答えることはむずかしくなっています。
季節の素材のなかから選んだメニュー
日本橋三越の地下フロアに3月16日にオープンした「自遊庵 嗜み処」では、二十四節気をベースに、その時々から選んだ1つの素材をキーにしたメニューを開発。手まり寿司と創作和食の2つのプレートのメニューやメインにあわせた飲み物を楽しむことができます。
「桜風味の手まり寿司」(左下)、桜鯛の桜香るリゾット(右)、桜餅の雑煮(左上)
食で桜を愛でる
3月16日から4月5日までのテーマは「桜」。桜鯛や桜の塩漬けを使うなど、あらゆるかたちで桜を愛でることができます。
私のおすすめは、桜のモヒート。桜をトッピングに使い、桜のリキュールと桜の葉に見立てたシソの葉が味のアクセントにもなっている、たっぷりサイズのお酒です。キラキラと光るピンク色のドリンクは、まだ桜が咲いていないけれど桜をながめているような気分に。
早速写真をInstagramでシェアしたところ、友達からも飲んでみたい! と好評でした。
このほか、桜のロールケーキや桜あんが入ったおからドーナッツなどの甘味、著名な料理人によるお弁当、桜関連の既製品からセレクトした商品も販売され店内はまさに桜づくし。
これからどんな時節に何がテーマになった食に出会えるのか、楽しみにしています。
「自遊庵」
場所:日本橋三越本店 本館地下1階 東京都中央区日本橋室町1-4-1
時間:10:00~19:30(※4月より全館10:30〜19:30)
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2016/03/053283season.html