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記事 17件
  • 日本MMAと世界の差を考える■大沢ケンジの日本格闘技化計画

    2013-01-31 12:53  
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    ここ何年かのUFCやベラトール、ストライクフォースの結果や、今年の大晦日のDREAMの日本人選手の結果などを見ていると、世界と日本人選手の力の差を強く感じる。
    アウェイやリングとケージの違い、MMAの競技人口、選手のファイトマネー額の差等ハード面での違いは良く言われることであるし、もちろん原因としては要素は大きいのだが、決してこれだけではないと思う。ここにあげたハード面での要因というのは、選手やジム等のレベルではなく日本MMA界全体のことになるので、今回は選手の取り組み方の違いを、選手として選手を育てるジムの代表として自分なりに書いていきたい。
     
  • パッキャオ登場のNHKスペシャルと“あなたの知らない世界”■橋本宗洋

    2013-01-28 13:30  
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     27日の夜に放送されたNHKスペシャル『“世界最強”伝説 ラスベガス 世紀の一戦』が話題になっている。ボクシングで世界6階級制覇を達成したスーパースター、マニー・パッキャオの闘いを追ったドキュメンタリーだ。
     番組はプロモーターであるボブ・アラムの独白から始まり、パッキャオが達成した偉業と最新の試合のマッチメイクの過程、パッキャオの貧しい生い立ちと闘う理由、そして試合の模様とその後をコンパクトにまとめていた。フィリピンのミンダナオ島で生まれ育ち、今もそこに住むパッキャオ。いつ引退してもいいと思いながらも貧困にあえぐ故郷を支援するために闘い続け、ボクシングを闘鶏にたとえる。
     一方でカメラはラスベガスのボクシング・ビジネス、つまりPPV時代の莫大な金が動く現状を簡潔に説明しつつ、ヒスパニックが重要な観客層になったアメリカの社会背景を見せてもいる。
     50分の短い番組だから、不満がないわけじ
  • 『100分de名著』■てれびのスキマの「戦うテレビ」

    2013-01-26 13:55  
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    「今、私の困った顔がオンエアされました?」
    解説VTRが終わり、カメラがスタジオに移ると、伊集院光のまさに“困った顔”がどアップで映しだされた。
    「わっからないですね!」
    その解説VTRは、『般若心経』の言葉の意味を解説するミニドラマのようなものだったが、伊集院や仏教に疎い視聴者にとってそれは禅問答のようなものだった。

    『100分de名著』(Eテレ)が2013年1月期に選んだ作品が『般若心経』。
    この番組は「一度は読みたいと思いながらも、手に取ることをためらってしまったり、途中で挫折してしまった古今東西の“名著”。そんな難解な1冊の名著を、25分×4回、つまり100分で読み解いていく」というコンセプト。
    その案内役が「悩みと煩悩の数においては自信がある」という伊集院光である。
    「この番組は極端ですね」
    と伊集院が笑うように、『源氏物語』のような膨大な文量の作品を取り上げたかと思えば、『
  • MMA2大メジャー時代へ「ベラトール on スパイク」好発進■北米通信『MMAUNLEASHED』

    2013-01-25 00:26  
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    2005年、スパイクTVは「ジ・アルティメット・ファイター」リアリティショーを、人気番組「WWE Monday Night Raw」の直後に放送することに決めた。どのメディアもUFCには触れようともしなかった時代のことである。やがてRaw視聴者の多くが、UFC合宿所での出来事に興味を持つようになり、チャック・リデルやランディ・クートゥアの知名度がアップし、追ってグリフィン、ボナー、レーベン、コスチェックといった選手が注目を浴びるようになっていった。UFCの業績は急上昇した。5万件程度だったPPVの売上が突然25万件になり、さらに翌年には40万件に急伸した。
    スパイクはこの成長物語をベラトールで再現しようとしている。
     
  • 結局、“狂拳騒動”とは何だったのか?■橋本宗洋の格闘技酔拳批評

    2013-01-23 11:47  
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    これまで、後楽園ホールを中心に着実にファンからの支持を獲得してきた立ち技イベントKrushが、思わぬ形で話題になってしまった。1月14日の代々木第二体育館大会。旗揚げ以来初めてのビッグマッチである。いい試合も多かったし、期待外れになった試合もあった。で、こういうとき、どうしても目立ってしまうのは“悪いほう”だ。“Krushがついにビッグマッチ!”という期待感が高い分、これまで高めてきた熱がある分、ダメだったことのほうが記憶に残りやすい。とりわけ波紋を読んだのが“狂拳騒動”だ。“狂拳”竹内裕二とDEEPで活躍する総合ファイター・宮川博孝との対戦。どちらもパンチを得意とする選手だけに、激しい打ち合いとKO決着が期待された。ところが、1ラウンドに狂拳が放ったインローが金的にヒット。宮川のダメージは重く、1試合挟んで回復を確認することになったが、結局続行不可能でノーコンテストに。そこまでなら、まあ
  • ときめきの最前線♡■二階堂綾乃のプロレスお絵描き探訪

    2013-01-21 12:29  
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    私は観戦をする時後楽園ホールならバルコニー、東京ドームなら2階スタンドB席と、だいたい後ろの方で観ることが多いのですが、1月16日東京愚連隊自主興行は最前も最前、柵無しリングのすぐ傍で観戦しました。観る場所が違ければ観えるものも違う。今回はそんなときめきの最前線についてです。

    Q:遠くから見るとそんなに気にならないけど、近くで見ると気になるもの、なーんだ!
     
  • 「64(ロクヨン)/横山秀夫」■笹原圭一の「グレート書評インターナショナル」(GSI)

    2013-01-19 17:30  
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    新年あけましてお久しぶりの更新でおめでとうございます。

    というわけで、新春のご挨拶のなかに、久しぶりに更新することをスルッと潜り込ませ、さぼっていたことを糊塗しようとしたのですが、もはや謹賀新年ではなく寒中見舞いの時期であり、さらには全く書評を放ったらかしにしていたことを無かったかのように進めるのは、金的を蹴って開き直っていることにも似ているようなとか書いているとワケがわからなくなってくるので、イチ、ニー、サン、ダーッ!!
    と、強引に締めてみました。非常に便利です。


    では、改めまして。
    いつ以来の更新なのか、すっかり忘却の彼方なのですが、大晦日に向けて非常に慌ただしかったことだけはクッキリと覚えています。普段は冷たいジャンさんから「無理に更新しなくてもいいですよ」という優しく甘い言葉をかけられ、優しい斎藤さんを今後はジャン蜜さんと呼ぼうかと思ったほど。しかしそのジャン蜜さんも遂に痺れを切らしたようで「笹原さん、いい加減に書評を更新してください!」という怒りのお電話を頂戴しました。その電話に対して「なんだ、これ。なぁ、なにこれ。どうせ絵書いてるの、サイトーだろ、これ? なんだ、あれ。ひとつも書評できねぇじゃねぇかよ、おまえ。やる気なんかねぇじゃん。下らねぇ。いつまで下らねぇことやってんだよ。書評だ、書評だぬかしてよ。アッチにもコッチにも火つけてよ、正月早々書評だって? 都合よくねぇか。一番の遅延の原因はサイトー、アンタじゃねぇか。ふざけんじゃねぇよって!(涙を流しながら)人、バカにしやがって。知るか書評なんて。くだらねぇ、こんなことやって。だから成長もねぇんだよ。悔しくて涙出てくるわ。下らねぇ、何が書評だ、バカ!このヤロー!」とやり返しても良かったのですが、その言葉をぐっと飲み込んで「すいません。すぐに更新します」と伝えたのです。
    今度こそ本当に、改めまして。

    1/16(水)に直木賞&芥川賞が発表されました。 
  • 全階級解説!2013年UFCタイトル戦線総まくり■北米通信『MMAUNLEASHED』

    2013-01-18 00:17  
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    ストライクフォースが幕を閉じ、今週末にはUFCがブラジル大会で今年のスタートを切る。そこで今回は、UFC各階級のタイトル戦線の2013年の動向を、最新情報をまじえつつまとめてみたい。
    【ヘビー級】新チャンピオンのケイン・ベラスケスの最初の挑戦者はアリスター・オーフレイムが濃厚である。アリスターはまず、アントニオ・シウバ戦で勝つことが条件となる。ここでアリスターが負けた場合、ジュニオール・ドスサントスとのリマッチが行なわれる公算が強まるものとみられている。
    流動的なのがジョシュ・バーネットの行方である。バーネットの今後については情報が出てきていないが、もともとファイトマネーが高い上に、勝ち続ければギャラアップをはっきりと要求するタイプであるため、UFCとしては、あえてベラトールに引き取らせようという考え方もあるようだが、どうなるか。そのほか、日本大会でもしステファン・ストルーブがマーク・ハントに勝てば、また、6月のブラジル大会でファブリシオ・ヴェウドゥムがアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラに勝てば、それぞれタイトル挑戦に近づくことになりそうだ。
    【ライトヘビー級】次のタイトル戦は4月27日の「ジョン・ジョーンズ vs. チェール・ソネン」となっている。
     
  • 優先すべきは面白い試合か、負けないことか?■大沢ケンジの『オーケンの日本格闘技化計画』

    2013-01-15 22:13  
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    スポーツはもちろんのこと、勝ち負けの付くものに関してはほとんどの人が、勝負の始まる前に少なからず戦略をたてるはずだ。スポーツやゲームのルールだけを意識して何も考えずに始める人は少ないはずで、自分なりの勝てるイメージのやり方に沿って戦うし、簡単な戦略はたてている。また、持っている武器が同じであれば、勝負を決める要因は戦略・戦術で、これらがより良いチーム、良い人が勝てると思う。そして勝つ為の戦略・戦術というのは、勝負事であれば基本は一緒なのではないか……。
    勝つための戦略で自分が一番大事にしていることは、まず自分が負ける要素をできるだけなくす。それから勝つためにどう攻めるかを考える。
    サッカーでもディフェンス力の強いチームが勝っている。いまサッカー界で無敵を誇り、その戦い方を世界中が真似し始めているバルセロナも、相手にボールを渡さず自分たちがボールを持っている時間が長ければ点は取られないという考えから、いまのボールポゼッション率の高いサッカーをしていると聞いた。
     
  • 小川直也vs藤田和之「なんちゃって事変」を振り返る■「Mahjong Martial Arts」

    2013-01-15 12:21  
    2003年以来の大晦日開催となった『イノキボンバイエ』が再びやってくれました。
    9年前のあのときは、大会前日にようやく対戦相手がヒョードルだと知らされる「Nの悲劇ゼァ」が起きたり、ゴングを用意し忘れて鍋を叩くプランが真剣に検討されたり、アリスター・オーフレイムの対戦相手に橋本(友彦)違いでライターの橋本宗洋さんへ問い合わせが入ったり、あげく最後は観客がリングに雪崩れ込み暴動化。ズンドコイベントの最高峰をおおいに堪能させていただきました。
    そして今回、いったいどーすればこーなるのかと理解不能な試合となったのは、メインイベントの藤田和之vs小川直也です。我々ズンドコファンのあいだで大きな話題になった、この日本人大物対決。試合内容は各方面で報道されているので割愛しますが、ひじょうに妄想が膨らみ、見立てがいのあるものに。戦前から藤田選手が不穏な発言を繰り返していたこともあって、試合中の両選手の一挙