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記事 16件
  • 『戦争とプロレス』上梓!! TAJIRIインタビュー「幽霊とプロレス」

    2022-12-27 15:18  
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    『戦争とプロレス』を上梓したTAJIRIインタビュー!! 全日本プリレスを離脱した理由が見える!?(ジャン斉藤)
    戦争とプロレス プロレス深夜特急「それぞれの闘いの場所で」【関連記事】・プロレスラーTAJIRIはなぜコラムを書き続けるのか――『戦争とプロレス』を読ませていただきました。
    TAJIRI ありがとうございます。
    ――コロナや戦争が下敷きにあって、プロレスラーの旅行記なのに重厚な社会派作品で。
    TAJIRI プロレスの本で社会派の本はあんまり受けないですよね(苦笑)。
    ――TAJIRIさんとしては社会派としてのゴールは考えていたんですか?
    TAJIRI 自分の目の前に現れた興味のあることを書いていったら、こういう社会派になった……っていうだけで。この本、どうやったらもっとプロレスファンに伝わるんでしょうね。まだ暴露本みたいなほうが売れる傾向ってあるんでしょうかね、プロレス本って。
    ――TAJIRIさんの本はプロレスファンじゃない層でも読める本ですよね。旅行記としても面白いし、それでいていまの世界の情勢が知れる。そこに住んでる人の息遣いが伝わってくるっていうか。率直に思ったのは、TAJIRIさんは世界中を旅できて羨ましいなって(笑)。
    TAJIRI ふと思ったんですけど、いまの若い子ってあんまり旅しないじゃないですか。旅自体に憧れてないのかなって。できたら外に出たくないっていう人のほうが多い。沢木耕太郎さんが『深夜特急』を書いたように、昔はみんな日本から出てみたかったじゃないですか。逆にいまは出たくない。
    ――ボクも2月ぐらいに取材を兼ねて東南アジア方面に行こうか調べたんですが、原油高騰のせいもあってサーチャージ代がめちゃくちゃ高くて断念したっていう。
    TAJIRI いくらぐらいだったんですか。
    ――家族で3人でちょっとしたホテルで5泊7日の旅費だけで60~70万だから、なんだかんだ100万円は使うんじゃないかって。
    TAJIRI 飛行機代は間違いなく上がってるんですよね。ホテルなんかはいくらでも安いところはあるんですけど……一昨日、シンガポールから帰ってきたばっかで。シンガポールでも物価がどんどん上がってるって言っていましたね。
    ――頻繁に海外に出ていることで、世界の情勢を感じたり考えたりすることも多くなりますよね。
    TAJIRI コロナが明けてから海外のオファーが異様にあって。たったいまもタイからあったんです。昨日はオーストラリア。どこの国でもコロナ明けたら、みんな待ってましたとばかりにプロレスにお客が押しかけてるんですよ。逆に東京のプロレスって世界で一番寂しい感じがしますね、本当に。
    ――そう感じちゃいますか。
    TAJIRI 後楽園に集客するのにあんなに苦戦してるのなんて、他の国から考えたらありえないですね。
    ――その理由って見えてますか?
    TAJIRI ……言うとね、嫌われるんで(笑)。
    ――じゃあソフトに言うことも難しいですかね(笑)。
    TAJIRI なんでしょうね……。ひとつは東京に住んでる人たちの特色も関係してるんじゃないかなって。なんか世界で一番ひねくれて見えるんですよねぇ。
    ――東京人はひねくれてる(笑)。ありとあらゆる娯楽が集中してるから、ちょっとやそっとでは喜ばなくなってるというか。
    TAJIRI なんだろうなあ。全日本プロレスにはもっと客が来てほしいとこなんですけど、他団体はどうなんですかね。
    ――コロナ以降はどこもなかなか厳しいと思いますよ。全日本のレスラーってヘビー級が揃っててガツンガツンやってるイメージですけど、集客にはなかなか苦戦してる感じなんですね。
    TAJIRI 一般論として、よくプロレスって、やたら身体がでかいことを売りにしてますけど、それって集客に関係あるんですかね。まったくないんじゃないかって気が最近してるんですけど。
    ――身体が大きくても迫力のないレスラーはいるってことですね。
    TAJIRI だって後楽園の南側の真ん中へんから見たら、大きいもちっちゃいもあんまり関係ない。なら新日本になんであんな客が入ってんの?って話じゃないですか。でかい人なんかそこまでいないのに。
    ――東京の活気といえば、歓声禁止があるのかもしれないです。
    TAJIRI ああ、それもありますよね。最近、後楽園ホールで試合するたび思うんですけど、あの後楽園ホールっていう空間自体がコロナもあって、くたびれ切ってる空気が漂ってる感じがするんですよ。
    ――それ、格闘技でも思うことがあります。客席を潰して入場ゲートを設置してたりして、後楽園ホールという会場の魅力が損なわれていて。後楽園である必要が……。
    TAJIRI これ、何かで読んだんですけど、どっか幽霊の名所に最近、幽霊が出なくなったんですって。それがなんでかっていうと幽霊にも賞味期限や寿命があって、300年か800年か忘れたんですけど、時間が経つと幽霊も消えるらしくて。世の中に存在するものってなんでもあるんじゃないですか、賞味期限が。
    ――要は「あそこに幽霊がいるんだぜ」っておびえる側も、何十年も噂になってみんなが足を踏み入れたりすれば神話ではなくなるし、飽きがくるってことですよね。
    TAJIRI そういうところがあるんじゃないですかね、もしかしたら。あとコロナ以降はどこの団体も苦戦してるじゃないですか。「今日も入んねえんだろうな」と思われるところって、やっぱりそうなっていくんじゃないですかね。だって人のつらい気持ちばっかりがたまっていくわけじゃないですか。
    ――運気ってやつですね。会場に行ったからには熱気があるものが見たいのがお客さんの心理ですから。行ってみて寂れてたら、また行こうかなっていうふうにはあんまり思わないですよね。
    TAJIRI だって90 年代の後楽園なんか、どの団体を見たって楽しかったじゃないですか。ユニバーサルやW☆INGにしても。
    ――後楽園に行けば何か面白いものが見られるというワクワク感があったという。
    TAJIRI ボクが博多の大学生だった頃、「後楽園ホール、いいなあ」って憧れがあったんですけど。いまも地方のファンにそう思われてるんですかね。
    ――年がら年中配信もあるし、プロレスに触れる機会が多いから幻想が……。コロナから徐々に回復していってるところもありますけど。
    TAJIRI そうなんですよ、世の中から幻想がどんどんなくなっちゃって。面白くないなって思ってて。
    ――幻想の話に通じますけど、この本で面白い表現だなと思ったのは、「イギリスには何もない」が「アメリカには何もなかった」と。アメリカには何か探ってみたい幻想があるということですよね。
    TAJIRI イギリスに何にもないのはもうわかりきってるんですよ。WWEの頃からイギリスはしんどいだけだったんです。アメリカとそんなに文化的に変わりはないし、何か建物の形がちょっと違うぐらいで、あんまり面白くない。
    ――建物の形がちょっと違うぐらい(笑)。
    TAJIRI しかもいつも雨が降ってて。だけど、この本でも触れましたが、今回のイギリスは面白かったです。WWEのときは会場とホテルに行くだけだから一緒なんですよ。今回はいろんなところに寄ることで、いろんな国の姿をあらためて知ってるような感覚もあるんですよね。
    ――旅慣れてるTAJIRIさんでも、そういうもんなんですね。
    TAJIRI WWEなんてパックツアーですから。空港に着いたらバスに乗ってください、ホテルに着きました、会場に着きました、ご飯もあります。自分で何もやらなくていいんですよ。
    ――この本の度は、自分勝手に自由に歩いてるから意外性があったということですね。
    TAJIRI みんないろんな名所に連れていこうとするけど、行きたくないんですよ。
    一昨日までいたシンガポールでもアンドリューってやつが人工物があるところにやたら連れていきたがって。「人工のすげえ滝があるんだけど」って、そんなもん見たくないわけですよ、こっちは(笑)。ゆっくりしていたいのに。
    ――WWEって海外だけが完全パックなんですね。
    TAJIRI そうです、海外に行くときはですね。国内は自分で移動するわけですけど。
    ――国内のときは大変じゃなかったですか。
    TAJIRI 大変だったと思うんですけど、当時は若かったんで。いまはもうとてもできないです。それこそロサンゼルスから6時間かけてニューヨークに着いて、車で2時間かけて会場行って試合して、終わったら自分で運転して帰るとか、そんなのばっかで。それを4日間連続でやったりするんですよ。
    --めちゃくちゃ大変ですねぇ。団体で管理しようと思わないんですかね。
    TAJIRI そこはアメリカの昔からの伝統なんでしょうね。バスでみんなで巡業するのは世界で日本だけですね、たぶん。それも相撲から来てるんですかね。一緒に行かないと来れない奴がいっぱいいそうですもんね(笑)。メキシコのCMLLなんかは、会場が辺ぴ過ぎてとても自力でたどり着けないようなときは会社がバスを出してましたね。
    ――この本でも4時間ぐらい車に押し込められて行かなきゃなんない辺境の地に着いたら、どこからともかくウルティモ・ドラゴン校長がひとりでさっそうと現れた描写がとにかくかっこよくて(笑)。
    TAJIRI 浅井(嘉浩)さんはエレガントじゃないといけないと思うんですね。
    ――すごくわかります(笑)。
    この続きと平本蓮と空手、西川大和契約問題、K-1離脱、鈴木千裕……などの12月更新記事が600円(税込み)でまとめて読める「14万字・記事14本」の詰め合わせセット」はコチラ
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  • 鈴木千裕「中原選手は強敵! 平本蓮は頭おかしい! 今年は地獄の1年!!」

    2022-12-26 12:50  
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    大晦日RIZIN出陣がやっと発表された鈴木千裕インタビュー!(聞き手/松下ミワ)【関連記事】・【悪口と本音の15000字】平本蓮インタビュー「朝倉未来には負ける気がしない」
    ――大晦日での中原由貴戦が決定しましたが、MMAキャリアの中で一番の強敵ですよね。
    鈴木 ですね。今年イチの相手だと思っています。
    ――この対戦の話が来たときは、どんな心境だったんですか?
    鈴木 うーん……どうでした?
    山口(元気・クロスポイント代表) いや、自分のことだろう!(笑)。
    鈴木 いや、ボクはもうやる気満々で!
    山口 まあチームとしても「やろう!」という感じですよ。セコンドの塩田(GOZO歩)さんも含めてね。たしかに、みんなで「強いですよね」という話をしていましたけど、フェザー級の選手はケガしている人も多いし、考えたら他に選手もいないじゃないですか。
    ――中原選手は超実力者ですよね。変な話、RIZINの中で名前がある相手をチョイスする手もあったり。
    鈴木 いや、そこはボクは違うんですよね。やっぱり、強い人に勝つというのが一番なんですよ。ボクがやっているのは格闘技で、格闘技は俳優や芸人になるための踏み台とは考えていないので。やっぱり、エンタメ枠の選手に勝ったところで、ボクの格闘技は何も進まないんですよね。だから、知名度とかは置いておいて、やっぱり強い人に勝つことを大事にしているので、むしろ光栄な対戦相手だなと思っています。まあでも、地味強というのが一番タチが悪いんですけどねえ(苦笑)。
    ――中原選手については、どんな選手だと分析しています?
    鈴木 柔道ベースのボクシングですよね。組み技ができるからこそ、自信を持って打撃を振れるスタイルなので、トータル的なバランスはいいと思います。
    ――そういうタイプと戦うのは初めてですかね?
    鈴木 いや、パンクラス時代にトータルファイター系の選手と戦ったことはありますけど、まあ久々です。キックのチャンピオンになって、MMAに帰ってきてからは初めてですかね。
    ――でも、そこに対抗しうる武器も充分あるという。
    鈴木 全然ありますよ。やっぱり、この世界は試合当日に頑張った人が勝つだけなので。どっちかが頑張るか、その頑張る量が大きいほうが勝つだけです。
    ――根性論でもある、と。
    鈴木 まあ、言っちゃえばそうですね。
    ――そういうトータルファイターだと、試合展開もけっこう難しいですよね。試合中の駆け引きが凄そうですし。
    鈴木 ただ、ボクは組みにくると思ってます。やっぱりONEとかでも外国人選手と戦っていて、外国人のパワーもわかっていると思うんですよ。だからこそ、リスクかけて打ち合うじゃなくて、確実に勝てる組みを選ぶだろうな、と。まあ、打撃でも問題ないですけど、ボクが中原選手ならそう考えますね。
    ――鈴木選手は打撃で来てくれたほうがいいんですかね。
    鈴木 正直、ボクはどちらでも対応できるので大丈夫ですけど、どちらかといえば打撃のほうが面白いでしょ。大晦日らしいですよね。
    ――会見でも「KOしたい」とおっしゃってましたもんね。
    鈴木 やっぱりみんなが見たいのもKOですし、ボク自身が求めることもそれなので。
    ――でも、この中原戦は大きいですよね。ここを超えたら本当に……。
    鈴木 (さえぎって)いやいやいや、ボク今年はずっと同じこと言われてますよ。「ここに勝ったら……」って。
    ――たしかにそうですけど、今年の鈴木選手はハイペースで今回で4試合目ですよね。最後にこのカードをよく受けたなという印象が強くて。
    鈴木 だって、チャンピオンになるということは誰よりも強くなくちゃいけないじゃないですか。誰かを避けてチャンピオンになったところで、「中原選手に勝てないけどチャンピオンです」ってダサいですよ。そういう偽物チャンピオンってどの団体にもいますけどね。
    ――どの団体にもいますか(笑)。
    鈴木 いるじゃないですか、なんちゃってチャンピオン。ボクも試合を決めるときに、ある程度は選ぶ基準というのもありますけど、誰とでも戦うというか。そういうなんちゃってチャンピオンはナメられますよね。それは、自分の中では許せないです。
    ――そのへん鈴木選手って真っ直ぐですよね。
    鈴木 やっぱり格闘技でお金を稼ぐにあたって、なんちゃってでもチャンピオンになればお金につながりますけど、ボクはそうじゃないんで。そこは納得できないし、カッコよくないんですよ。なんか不安です。震えながらチャンピオンでいるということが(笑)。
    ――震えながらチャンピオン(笑)。
    鈴木 めっちゃイヤじゃないですか、「次の相手、俺の勝てないあの人だ」と思ってるのって。だったら銀メダル、銅メダルのほうがいいですよ。でも、銀も銅もない世界なので、やっぱり胸を張ってチャンピオンになりたいというのがありますね。
    ――今年、萩原京平選手や平本蓮選手に勝って、ストライカー系MMAファイターから一歩突き抜けたような感じもありましたよね。
    鈴木 まあ、突破したとはいえ萩原選手も凄い強敵でしたし、平本選手もキックからMMAに転向したばかりだったのでね。
    ――当時の彼らの実力からすると、そこは突破して当然というか。
    鈴木 じゃなきゃ、チャンピオンになるなんて言えないです。たとえば、3連敗とかしてたら「チャンピオンになる」なんて言えないじゃないですか。やっぱり言う前に勝たなきゃいけないので。そこは筋を通さないとよくないですよね。
    ――今年は全勝ですし、今成正和選手との試合も含めて、今年は鈴木選手にとって飛躍の年だったのかなとも思います。
    鈴木 まー、いろいろありましたけどね……。
    ――ハハハハハ! いろいろありましたよねえ(笑)。
    鈴木 飛躍はしたんですけど、いろいろトラブルもありましたし。それ含めて格闘技の人生だなと感じましたけど。
    ――そんな中でも、この1年でよかったなと思う部分はどんなところですか?
    鈴木 やっぱり今年も1年、自分の大好きな格闘技をやり続けられたという、それが一番よかったことです。障害が残るようなケガもなく、健康で大晦日を迎えられるということが一番よかったことですね。それを考えたら、悪いことはほとんど気にならないですよ。
    ――MMAの中で成長を実感した部分もありました?
    鈴木 それは、やっぱりチーム力ですよね。前までは、ボク独自の考えと、ボク自身の作戦をセコンドに共有して終わっていましたけど、やっぱり山口会長を含め「今回の相手はこういう構えなので、こう闘いたいんですけど、どうですか?」「じゃあ、いまの千裕はこれが苦手だからこれを覚えよう」とか、そういうチームとしての戦いができるようになったので、それは大きな成長だったなと思います。
    ――以前は、そういう感じではなかったんですかね?
    鈴木 前は、もうボクの直感だけですね。「この人はここが弱いから倒れる」という感じだったんですけど、やっぱりMMAは手札が多いので、そうはうまくいかないというか。だからこそ、クロスポイント吉祥寺のチームで知恵を絞りながら、チームで戦うことができるようになったと思います。
    ――それって、気持ち的にも違いそうですね。
    鈴木 やっぱり安心しますよ。みんなで考えたからこそボクも遂行しようと思いますし。前まではボクの中での作戦なので、セコンドから「いま攻めるタイミングじゃないよ」と止められても、「うるせー、何がわかるんだ!」という感じで行っちゃってたというか。
    山口 ホントね、そこが千裕のダメなところだったんですよ(笑)。
    鈴木 すいません(笑)。でも、みんなで考えるからこそ、「作戦がこうだから、いまはダメだ」とちゃんと押さえらえるようになりましたし、そういうのは大事でした。
    ――格闘技に対する考え方なんかも変わったりしました?
    鈴木 ああ~、それはですね、真剣に競技に向き合っている人を蹴落としたい人ってたくさんいるんだなって……(しみじみと)。そこに気づいたことですっ!
    ――ハハハハハ! イヤな気づき!
    鈴木 やっぱ芸能人とかも含めて「出る杭は打たれる」と言いますけど、いまの日本は打ちすぎだなと思います。TikTokとかで、ちょっとでも一般の人が有名になるキッカケをつかんで出てきたら、みんなで総攻撃するじゃないですか。本当だったら、日本って世界で活躍できる選手はもっともっといると思うんですよ。そのほとんどは、やっぱメンタルで潰されると思うんですよね。実力はピカイチだけどメンタルが足りなくてダメになっていく選手っていると思うんです。だから、潰されている人はたくさんいると思いますよ。
    ――いまの話だと、鈴木選手のところにも、よっぽどそういう攻撃が届いているということですよね。
    鈴木 ですね。でも、ボクはなんとも思わないですけどねっ!
    ――いや、それが凄いですよ!
    鈴木 でも、そう思うようになりますよ。ボクの人生なので関係ないです。
    ――鈴木選手は潰されませんか。
    鈴木 潰される人を見てきてるから、逆にそうならないです。自分のまったく知らない赤の他人に、小さい頃から一生懸命やってきたことを簡単に奪われてたまるか、と。だから、活躍して全員を見下してやろうかなと思ってますよ。
    ――見下すというのは?
    鈴木 まあ、意地悪いですけど、悪口言ってきた人には、ボクがRIZINチャンピンになったときに全員に返信してやろうかなと思ってますね! 「はじめまして。チャンピオンになりました。残念だったね」って。
    ――ハハハハハハハハハ! 全員にリプ返ししますか(笑)。
    鈴木 まあでも、そのときになったら考え方は変わっていると思いますけど、いまの考え方はそうです。
    ――嫌味の一つでも言ってやらないと気がおさまらないと?
    鈴木 でも、そういう気持ちがなかったら格闘技は向いてないですよ。キレイな競技じゃないのでね。
    ――そんな鈴木選手がガンガン勝ち上がっている一方で、平本選手も弥益ドミネーター聡志戦で一気に巻きかえした感がありました。
    鈴木 ボクはその大会のセミで今成選手と試合をしたんですけど、やっぱり勝負なので結果はどうなるかわからないんですよ。それで勝ったのは本人の実力ですし、それは全然よかったんじゃないかなと思います。残酷な話、総合格闘技はとくにそうなんですけど、本当にみんな強いんですよ。それを下積みなしで戦っている点に関してはやっぱり凄いと思います。・でも、平本蓮はダサい!!
    ・今成正和戦の煽りV「それでもボクはやってない 」は納得がいかなかった
    ・朝倉未来は凄く頭がいい人
    ・同じKNOCK OUTのぱんちゃん璃奈の件は……11000字インタビューはまだまだ続く!!

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  • 「気の弱い身体の小さな背が低いおっとりした女の子」中井りん&宇佐美館長とは何か

    2022-12-25 19:33  
    180pt

    この記事は中井りん&宇佐美館長を語ったDropkickニコ生配信を記事にしたものですが、原型を留めていないどころか、インタビュー形式となっています(語り:ジャン斉藤)

    【1記事¥110から購入できるバックナンバー】・手負いの平本蓮はRIZINに出るべきだったのか?■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク

    ・福岡、名古屋、対抗戦!! 笹原圭一のブレーキの壊れたRIZINトーク
    ・堀口恭司再生トーナメントが始まります■笹原圭一RIZIN広報
    ・朝倉未来vsクリスチャン・リーのスパー騒動を推理する




    ――RIZINの追加カードが発表されて全15カードが出揃いました。
    斉藤 UFCから離脱した「ネイト・ディアスは出ないんですね」という嘆きのリプが来て驚きました!
    ――どんなことでも可能性を捨てない地獄のプロモーター、榊原さんがネイト・ディアスにもなんか言ってましたっけ?(笑)。
    斉藤 まあもしネイトを使うならアメリカ大会ですよね。追加でやるような企画じゃなくて、もっと大々的にやりますよ!
    ――今回発表されたのは鈴木千裕 vs中原由貴、平本蓮 vs X、YUSHI vs中澤達也。平本蓮の相手は「X」の画像が山本アーセンの写真素材を塗りつぶしたものだったことからアーセン説が流れてますね。
    斉藤 ホントにアーセンさんがXだったら、わざわざ正体が丸わかりになることはしないはずなんですよ。そこはRIZINが話題を作りたくて、わざとやっている可能性もありますよね。
    ――では、平本蓮がSNSで否定した安保瑠輝也もなし?
    斉藤 そこはあえて否定した可能性もあったり。だって、いの一番に候補に挙がるのは安保瑠輝也。いったん打ち消して、どんでん返しを狙う……まあ、そんなことを言い出したら、きりがないんですけど。鈴木千裕 vs中原由貴はだいぶ前から内定していて、いつになったら発表するんだろうと不思議だったけど、他のカードと合わせたかったんでしょうね。今回は“お叱りカード”枠だから、その緩衝材の役割もあったというか。
    ――「直球カードもありますよ」と(笑)。カズ・ジュニアの出場はなし。皇治選手もいろんな案があったけど、結局今回は見送りで。
    斉藤 “お叱りカード”というか変化球枠はいろいろと大変だったみたいですね。ケガ人が出たり交渉がうまくいかなくて二転三転どころか十回転した感じで。冗談抜きで100案くらい検討されたとか。
    ――なぜそこまでして叱られたいのか!?(笑)。

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  • 哀しき殺人未遂犯、元UFCヘビー級王者ケイン・ヴェラスケス、リングに還る

    2022-12-25 17:13  
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    アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは元UFCヘビー級王者ケイン・ヴェラスケス、 リングに還るです!
    <1記事から買えるバックナンバー>・スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン率いるNWA、乱れる
    ・愛犬も巻き込まれた? CMパンクの乱その後
    ・AEWの噂と誹謗中傷……信者はアンチに豹変する
    ・【令和のSWS】AEWのバックステージで揉め事が止まらない!!

    「ありがとう! いまこうして皆の前に立つことができるなんて、夢のようだ」
    銃器発砲殺人未遂など10件にも及ぶ罪に問われ、刑務所生活を送っていた元UFCヘビー級王者ケイン・ヴェラスケスが、再びリングに帰ってきた。
    「キミたちがいつもボクを、そしてボクの家族を支えてくれたことに、本当に感謝している」
    11月8日に保釈が認められたヴェラスケスの復帰戦が12月2日、メキシコの団体AAAアメリカ遠征大会で行なわれた。会場はアリゾナ州立大学内のマレット・アリーナ。AAAはヴェラスケスの復帰の晴れ舞台として、セミファイナルの6人タッグマッチを用意した。小さい角が付いた黒い覆面を被ったヴェラスケス。パートナーは、ブルー・デーモンJr.&パガーノ。対戦相手はサム・アドニス、グリンゴ・ロコ&タウルス組だ。集まった3000人を超える観衆は、苦境を乗り越え、再起を果たしたヴェラスケスを大歓声で迎えた。
    8ヵ月にも及んだ獄中生活を終えたばかりながら、ロープ最上段から場外へのプランチャ・スイシーダも見せるなど八面六臂の活躍。最後はセカンドロープからの雪崩式パワーボムでアドニスを仕留め、復帰戦を勝利で飾った。
    マスクマンとして試合をしたヴェラスケスだったが、試合後には覆面を脱ぎ、自分を応援し続けてくれたファン達に向け感謝の意を伝える。
    「みんな本当にありがとう。こうしてあなたたちと一緒に、ここにいられることができて、心から幸せだ。これからもずっと戦い続けるから。ずっと前に進み続けるから。みんな本当にありがとう」
    殺人未遂罪など10件の容疑をかけられ起訴されたヴェラスケス。最低でも20年の服役、最悪の場合、終身刑になるのではと言われていたが、一転保釈を認められるまでに至ったこの事件とはなんだったのか。逮捕後の公判などで明らかになった事件の状況を振り返ってみたい。

    この続きと平本蓮と空手、西川大和契約問題、K-1離脱、鈴木千裕……などの12月更新記事が600円(税込み)でまとめて読める「14万字・記事14本」の詰め合わせセット」はコチラ
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  • 2010年代のK-1とは何だったのか■現地観戦の鬼サーバル

    2022-12-22 09:52  
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    2010年代のK-1とは何だったのか? キックボクシング観戦の鬼・サーバルさん@serval87に話を伺いました!キックぼんやり層、必読(聞き手/ジャン斉藤)

    ※Dropkickニコ生で配信されたものを再構成した記事です【1記事から購入できるバックナンバー】・格闘技界の契約トラブルとは何か■現地観戦の鬼・サーバル

    ・キックぼんやり層に贈る「RIZINジモキック問題」とは何か■現地観戦の鬼サーバル

    ・キング・ムエ会長・佐藤孝也「あんなにお客が入ったスタジアムは見たことなかったです」

    ・THE MATCH総合演出・佐藤大輔「天心も武尊もちゃんと送り出せる映像を作りたかった」
    ――今回は「現地観戦の鬼」サーバルさんをお呼びしまして、K-1および最近のキック界についてお話をお伺いしようと思います。サーバルさん、よろしくお願いいたします。
    サーバル こんばんは。よろしくお願いします。
    ――ここ最近K-1の主力ファイターたちが契約満了ということでK-1を離脱していますが、彼らが支えていた2010年代のK-1の勢いって、ものすごいものがありましたね。
    サーバル そうですね。私はK-1というよりも、その基盤となった一時期までのKrushが面白くて。要は全日本キックが潰れたあと、最初はイベント名だったKrushが団体名となり。あの時期は宮田(充)さんが中心にやってましたね。
    ――元新生K-1プロデューサーで、現KNOCK OUTのプロデューサーの宮田さんですね。
    サーバル 私的にはヒジなしのキックっていうことで、ナメていたとは言わないんですけど、ボクシングの亜流というか、「ぶんぶんパンチを振り回すキックはどうなの?」って思ってたんですけど。実際に選手もたくさん育ってきて、あの時期に後楽園ホールを毎回満員にしていたのはKrushだけだったんです。最終的には兜を脱ぐという言い方は変ですけど、新生K-1が始まるぐらいまでは、けっこうKrushファンだったんですよね。私の中でのKrushのピークは、山崎(秀晃)選手が木村“フィリップ”ミノルを迎えてのタイトルマッチです。あのときの後楽園の熱狂を含めて「これは普通のキック団体は勝てないな……」と思いました。そのあとKrushを基盤としてK-1が復活していく流れには、私なりにいろいろ考えることもあったんですけど……キックファンとして「Krushすごい!!」と諸手を挙げる時期は確実にありましたね。
    ――Krushが熱狂的な空間を生んだ理由として、どこが従来の立ち技と違ったんですか?
    サーバル 先ほど言った2010年代半ばぐらいのKrushというのは、間違いなく“団体ファン”がいたんですよ。
    ――格闘技って選手個人のファンは多いけど、“団体ファン”は少ないんですよね。
    サーバル はい。いわゆる昔の亀田兄弟フィーバーのときの亀ギャルなんかもいましたけど(笑)。Krushには“団体ファン”がいたんですね。他のキック団体と比べたときに、いわゆるヤンママというか、ギャル風のお母さんがすごくおしゃれをして子供を連れて応援に来たり。月に1回ぐらいのペースでみんな会場に来るわけなんで、いろんなところで顔見知りができて、声を掛け合ったりして。会話に耳を傾けると、いまはもうベテランになりましたけど、あの当時はまだ若かった大沢文也選手を「文也くん」って呼び、デビューしたての武居由樹を「由樹くん」と呼ぶ。他のキック団体は、その人の親御さんを含めた関係者がチケットを買って来てるだけだったんで。Krushの中に広がってるコミュニティーを見たときは、恐れをなすって言ったら変ですけど「これは他の団体、勝てないわ」と。
    ――RIZINクラスの万人興行だったら“団体ファン”がいないと成立しないんですが、後楽園クラスでその世界観はホントに勢いがあった証ですね。
    サーバル みんなメインまで見て楽しむ。あの当時は年間シートは販売してなかったんですけど、そういう人たちが毎回のように会場に集ってたんです。あれはすごいなと思いました。その当時は武尊選手がどんどん上がってくる頃でKrushにいる選手はちょっとやんちゃでかわいいし、かっこ良かったんじゃないですかね。
    ――K-1 MAXが世間に受けた要素を受け継いだところがあったわけですね。
    サーバル いま思えば、Krushの選手たちが育って、K-1につながる役者がそろった時期があったわけですね。
    ――当時はいまほどSNSが発達していたわけでもなく、ABEMAで配信があったわけでもないのに強力な磁場があったわけですよね。当時の日本ではメジャーイベントが不在の中、Krushが後楽園を中心に異常な熱を帯びて、そして新生K-1に昇華するとなれば、ファンとしては応援のしがいがあったんでしょうね。
    サーバル そうですね。それはこのあと出てくる話かもしれないんですけど、RIZINがある時期から伸びてくることで、徐々にMMAなりRIZINのほうにみんなの視点が移った、というのが私の大まかな感想ではあるんですけど。
    ――RIZINも「メジャー復権」の物語ですもんね。それでいえば新日本プロレスの復権も、00年代に暗黒時代に堕ちて、テン年代にカムバックしていくストーリーに乗れたファンが多いと思うんです。他のキックには、団体自体を応援していくような流れは……。
    サーバル そこがちょっとなかったんですよね。それはもう選手個人の応援団がチケットを買って見に行く世界。Krushには若いお母さんなり、ちびっ子なり、若い層なんかがKrushを応援するために集まってましたから。当時のRISEもそういう雰囲気ではなかったです。それは宮田さんの功績なのかなって。潰れた全日本キックにも、全日本キックという場が好きなファンがいたんですよ。もしかすると、全日本キックやKrush、新生K-1に宮田さんがいるのは、偶然じゃない可能性があるかなと。
    ――そこは宮田さんがプロレス団体からこの業界に入ったところがポイントかもしれないですね。場としての格闘技が自然とできる。
    サーバル いまRISEの代表の伊藤隆さんが現役のときに、MAキックでジョン・ウェイン・パーという世界のトップ級と試合をしたんですけど。ホントにびっくりするくらい会場はガラガラだったんですよ。この試合だけじゃないですよ。一流タイ人を呼んでもお客は入らない。
    ――それは伊藤隆vsジョン・ウェイン・パーに魅力がないというより、キックという興行の構造的な問題だったんでしょうね。
    サーバル ただ、そのとき全日本キックはヤングファイトから育ってきた3回戦、5回戦の日本人中心のマッチメークでも、ちゃんとお客は入ってるんですよね。こんなことを言うのは、当時のMAキックの関係者の方には申し訳ないですけど、全日本キックはしっかり団体を売り出すことを考えている。でも、MAキックはたくさん試合が並んでるだけで、応援団は来るけど目当ての試合が終われば帰る。メインに向けて乗ってかないって感じがありましたよね。
    ――そんなKrushが昇華するかたちで新生K-1となり、KrushはK-1の登竜門的イベントとしてリスタートするわけですけど。サーバルさんのテンションは下がってくっていうことですよね。
    サーバル 下がりはしてないです(笑)。
    ――あ、失礼しました(笑)。
    サーバル ただ難しいのは、これはあくまで個人的な感覚だと思うんですけど、新生K-1になった頃も15試合くらい組まれていたと思うんですけど。とはいえ、いまほど長さを感じなかったのはきら星のごとくスターがそろっていたからです。次から次へとスターが試合をしていた。それこそ武居由樹が前座のほうにいて、うしろには野杁正明や卜部兄弟なんかがいて、さらに武尊や木村ミノルが控えている。試合数の多さに納得感があったと思うんですね。
    ――メイン主義じゃなくて「オールスター興行」だったわけですよね。

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  • フィリォ、グラウベの極真除名は前田日明vsゴルドーから始まっていた!?

    2022-12-18 09:50  
    180pt
    フランシスコ・フィリォ、グラウベ・フェイトーザの極真除名を語ります!【1記事から購入できるバックナンバー】・「怒りとプロレス」……中邑真輔、アントニオ猪木を語る
    ・格闘技界の契約トラブルとは何か■現地観戦の鬼・サーバル
    ・ボクは最初からあのレベルの平本蓮を見ていたんです■石渡伸太郎
    ・辻結花、星野育蒔…みんながスマックガールに夢見た時代■篠泰樹☓松澤チョロ
    ジャン斉藤 極真会館・松井派がブラジル支部の支部長を務めていたフランシスコ・フィリォ、同支部に所属していたグラウベ・フェイトーザの2人を除名処分にしたことが発表されました。今日はボクが仕事で薄いつながりがあって、空手方面に明るい関係者Kさんに来てもらいました。
    関係者K ジャン斉藤と仕事で薄いつながりがあるKです。結論から先に言いますけど、今回の件はよくわからないです!
    斉藤 もうちょっともったいぶってくださいよ! 無料ゾーンまでは意味ありげに言うとか。 
    K まあフィリォやグラウベに聞くのがいちばんだけど、本人の口からも言いづらい件だよねぇ。 フランシスコ・フィリォ、グラウベ・フェイトーザの除名についてhttp://www.kyokushinkaikan.org/ja/news/2022/12/10/fg1208/
    斉藤 2人とも90年代の極真およびK-1でも活躍していたから、今回の件はえらく反響がありますよね。90年代の格闘技ファンって極真空手は必修科目みたいなところがあって。数見肇が99年の第7回世界大会決勝戦でフィリオに試し割り判定で敗れて、初の外国人王者が誕生したときは、まだマスコミになる前のボクもとにかくショックで……。極真ぼんやり層なのに、なぜか麻雀仲間と下北沢の焼肉屋で残念会を開いた記憶がありますよ。
    K 極真ファンでもない人間にそこまでさせるくらいのブランドだったからねぇ(笑)。
    斉藤 今回の件も各方面に話を聞いてみたんですが……まず言えることは国内に極真を名乗る団体、もしくは関係団体が多すぎて、もうわけがわからない!!
    K そこでまず挫折するよね(笑)。大山倍達総裁が亡くなってから極真は分裂を重ねた。支部長協議会派と遺族が大山派として合流して、松井派と対抗する……までは把握できた人は多いけど、遺族派と旧遺族派もあったりして。
    斉藤 遺族派と旧遺族派ってどういうことなんですかね……。フィリォとグラウベの除名と聞いて「どこの極真だっけ?」って一瞬考えちゃった人もいるかもしれない。
    K これはもう関係者もすべてを把握できてないんじゃないかな。だから最初に「よくわからない」と言ったのも、こういった複雑な関係性も含んだうえでのことなんだよ。ぼんやり語るとすると今回のフィリォ&グラウベの除名に関していえば、KWU(極真世界連合)に参加した件が問題視されたんだろうね。先にフィリォたちから退会届が出されていたという話もあるんだけど。<会員ページへ続く>
     
  • 【こんな格闘家を応援したい!!】東陽子「子供と格闘技のために悪いこと以外はなんでもやった!」

    2022-12-14 17:03  
    200pt
    DEEP JEWELSフェザー級王者・東陽子の人生劇場インタビュー! こんな格闘家を応援したい!!(聞き手/ジャン斉藤)【1記事から購入できるバックナンバー】・サトシ、クレベル…ボンサイ柔術の大恩人・坂本健インタビュー
    ・大晦日に公開プロポーズされた女性はどんな気分なのか■オギちゃんの彼女さん
    ・【こじらせU系】関根“シュレック”秀樹「Uインターが新日本に負けるとは思わなかった」
    ・THE MATCH総合演出・佐藤大輔「天心も武尊もちゃんと送り出せる映像を作りたかった」
    ――ここ最近は格闘家の海外修行ブームですけど、東選手の話がたくましすぎていちばん好きなんですよ!
    東 えっ、そうなんですか(笑)。
    ――他の格闘家はサポートが手厚すぎるのに、失礼かもしれませんが東選手の場合は自力感がすごくて。旅費を浮かせるためにロスでレンタカーを借りて、小学生のお子さんを乗せてラスベガスまで爆走したとか。
    東 だってロスからラスベガスまで飛行機で行くと2倍もお金が違うんですよ……レンタカーだとラスベガスまで6時間もかかりましたけど!(笑)。
    ――ハハハハハハ! 最高です!
    東 あ、でも、今回のアメリカは、武蔵村山さいとうクリニックの齊藤先生にも支援をしていただいてます。「やるなら応援するよ」と交通費を援助していただいて本当に助かりました。
    ――浜崎朱加選手もお世話になっている齊藤先生ですね。
    東 あとは自分で貯めたお金を使って。どうせラスベガスでも車が必要ならと、ロスからレンタカーで行こうと。ロス行きの飛行機の中でも寝れなかったから運転中も眠くて眠くて。途中で路肩に止めて、ちょっと寝ました。息子はずっと寝てましたけど(笑)。
    ――ラスベガスの宿泊先はどうされたんですか?
    東 村田夏南子ちゃんの紹介でアルジャメイン・スターリングの家に。
    ――おお、UFCバンタム級世界王者のシェアハウス。
    東 アルジョの大きなシェアハウスです。当初の計画では村田夏南子ちゃんにUFC PIにも連れて行ってもらうかなって思ったんですが、いま夏南子ちゃんは日本やタイで練習してるじゃないですか。
    ――ビザの関係もあるみたいですね。
    東 で、アルジョや夏南子ちゃんどころか、家には誰にもいなくて(笑)。
    ――それはなかなか気まずいですね(笑)。
    東 アルジョの家の鍵番号を教えてもらって部屋に入りました。そのあとシュウ・ヒラタさんや本野(美樹)さんが来たんですけど。
    ――UFC PIに行けなかったとはいえ、向こうの練習スケジュールはどんな感じだったんですか?
    東 基本は毎日3部練習でものすごく充実してました……ただ、帰国してからお金のほうが心配になりましたけど。ドルで買い物するから、日本円で見返すと、ぞっとしちゃって(笑)。
    ――円安だし、やっぱり向こうは物価が高いですよねぇ。
    東 なるべく自炊しました。サトウのごはんと味噌汁、ふりかけみたいな生活で。それでもスーパーで買うものは出てくるし、息子は「ジュース飲みたい」と言うので買ってあげたりして。いちばん最悪だったのはレンタカーなんですよ。
    ――旅費を浮かすためのレンタカーが最悪?
    東 タイヤがパンクしちゃって、5万円近くよけいにかかっちゃって。
    ――うわー! せっかく長時間運転してお金を浮かせたのに!
    東 ホントにもう出ていくお金が多すぎて……でも、お金を貯めて行ってよかったです(しみじみと)。
    ――観光らしきことはされたんですか?
    東 いや、それはほとんどしてないです。1日だけでも何もない日があって。息子がアベンジャーズ好きなんで、それのステーションがちょっと安くなってたんで、そこに行ったくらいですね。
    ――東選手が練習しているあいだ息子さんはどうやって過ごされてたんですか?
    東 もうひたすらゲームしてました(笑)。
    ――ラスベガスでやるゲームはひと味違うのかも(笑)。
    東 あとはDVDを見たりとか。シュウさんに「ジムのキッズクラスに無料で入れるよ」って誘われたんですが、「言葉がわかんないからイヤだ」って頑なにやらなかった(笑)。
    ――お子さんは格闘技にはあんまり興味がない感じなんですかね。
    東 でも、アメリカから帰ってきてから、いま自分が教えてる柔道クラスに行ってるんですけど、やる気になって。いま柔道に頑張ってます。
    ――息子さんもアメリカで何か得るものがあったってことなんですかね。
    東 以前にも、あり金を集めてアメリカ行ったり、あとタイにも連れて行ったりとかして。それは息子にも人生経験させるって意味もあったんです。コロナ前なのでまだ小さかったので忘れてると思いますけど(笑)。
    ――なにより東選手が海外で練習したい気持ちは強いんですよね。
    東 自分の階級(フェザー級)だと外国人と戦っていくしかないので、やっぱり海外での経験って大切だなって思いますし。所属しているリバーサルジム新宿Me,Weにも強い人は集まってるんですけど、海外の選手を肌で感じたいですね。欲をいえば、1年に1回は海外で練習したいです。そのためにお金を貯めて……週6で働いて頑張ってます!(笑)。
    ――いまはどんなお仕事をされてるんですか?
    東 幼児体操(https://nakahashi-method.com/)や行徳のユナイテッドジムで柔道を教えています。あとはパーソナルの仕事ですね。でも、いまはこういった格闘技に関係のある仕事があるだけで感謝してて。息子と一緒に神戸から東京に出てきたときは、そのときは一文なしに近い状態だったし、雨風をしのげる部屋があるだけで。お金がないから工場で日雇いのバイトをやってたんです。ホントにお金がないから、すぐにもらえる仕事をするしかなくて……。寒い中、ずっと立ったままの工場の仕事とか。何をやったのかな。もういろいろやりすぎて、忘れちゃいました。
    ――ちょっと込み入った話になっちゃいますが、東さんはどういう理由でシングルマザーになったんですか?
    東 旦那に借金があることがわかったんです。子供に背負わせたりとなったら大変だな……と思って、それで。離婚したのは息子が1歳のときです。
    ――育児がめちゃくちゃ大変な時期じゃないですか!
    東 離婚は自分で決めたことだけど、「この先、どうしよう……」って。あの当時を夜になると鬱みたいな感じにはなってたんですけど……いまはもうこんな感じなんで(笑)、どうにかなるのかなと。いまは仕事自体、溢れてるじゃないですか。悪いことじゃなければ「なんでもいいや!」と始めました。そんときは格闘技やろうとはあんまり思ってなかったんですね。
    ――1歳の幼児をひとり見ながら格闘技は厳しいですよね……。
    東 離婚した直後は、自分がやってきたことを活かせればいいなってことで、トレーニングジムで働いたり。でも、しばらく離れていたぶん、階段を上るだけでもしんどくなってきたし、体力がめっちゃ落ちてて。身体を動かしがてら、格闘技をやろっかなみたいな。
    ――当初は身体を動かすことが目的だったんですね。
    東 大学卒業するとき警視庁に行くか、格闘技をやるか、教員になるかで悩んで。警視庁にも行ったし、教員にもなったから、格闘技をやってみようかなと。やるからには試合にも出たいなっていう気持ちはあったんで。
    ――さすが柔道で全日本クラスだっただけありますね。そしてDEEPJEWELSフェザー級のベルトを獲って。

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  • WWEもAEWも協力する武藤敬司引退ロード■「斎藤文彦INTERVIEWS」

    2022-12-12 18:34  
    150pt

    80年代からコラムやインタビューなどを通して、アメリカのプロレスの風景を伝えてきてくれたフミ・サイトーことコラムニスト斎藤文彦氏の連載「斎藤文彦INTERVIEWS」。マット界が誇るスーパースターや名勝負、事件の背景を探ることで、プロレスの見方を深めていきます! 今回のテーマは武藤敬司引退ロードです!

     

    Dropkick「斎藤文彦INTERVIEWS」バックナンバー■猪木を語ることは自己の人生を語る行為である

    ■IWGP女子王座の違和感の正体

    ■WWE総帥ビンス・マクマホン引退


    ■新日本プロレスが丸ごと直輸入された『FORBIDDEN DOOR』
    ■新日本プロレスvsAEW「禁断の扉」の行方

    ■さらばストーンコールド、トリプルH、テイカー!! レッスルマニア38


    ■追悼“レイザー・ラモン”スコット・ホール
    ■【お家騒動】シェイン・マクマホンがWWEをクビに?


    ■対抗戦?交流戦?新日本vsNOAHから見えてくる2022年
    ■アメリカで英語化されたPURORESUプロレス
    ■AEWはWWEのライバルになりえるのか


    ■コロナに散った『ワールドプロレスリング』海谷ディレクターを偲ぶ
    ■前田日明の「噛ませ犬」だけではないポール・オーンドーフの功績
    ■WWE☓新日本プロレス業務提携の噂、その出元
    ■ドラマが現実化するプロレス版・星野源&新垣結衣は?■NWAの最期を看取った男ジム・クロケット・ジュニア
    ■ビンスの黒衣、猪木の親友パット・パターソン

    ■晩年のロード・ウォリアーズ
    ■ロード・ウォリアーズの衝撃

    ■追悼! 佐山タイガー最大の難敵・初代ブラックタイガー

    ■全女消滅後の女子プロレス新世界

    ■木村花さんはドウェイン・ジョンソンのようなスーパースターになるはずだった

    ■女子プロレスの景色を変えた女帝・ブル中野■マッハ文朱が女子プロレスというジャンルを変えた

    ■新日本プロレスの“ケニー・オメガ入国妨害事件”という陰謀論■WWEvsAEW「水曜日テレビ戦争」の見方■WWEペイジの伝記的映画『ファイティング・ファミリー』■AEWチャンピオンベルト盗難事件■「ミスター・プロレス」ハーリー・レイスの偉大さを知ろう■ウルティモ・ドラゴンの偉大なる功績を再検証する■都市伝説的試合映像ブレット・ハートvsトム・マギー、ついに発掘される ■【追悼・爆弾小僧】すべてはダイナマイト・キッドから始まった
    ■プロレス史上最大の裏切り「モントリオール事件」



    ■なぜ、どうして――? クリス・ベンワーの栄光と最期

    ■“怪物脳”に覚醒したケニー・オメガ■怪物デイブ・メルツァーと『レスリング・オブザーバー』■新日本プロレスのMSG侵攻は「WWE一強独裁」に何をもたらすのか■怪物ブロック・レスナーを通して見えてくる「プロレスの作り方」■追悼・マサ斎藤さん……献杯はカクテル「SAITO」で■皇帝戦士ビッグバン・ベイダーよ、永遠に■ジャイアント馬場夫人と親友サンマルチノ、2人の死――■ベルトに届かず…されど「世界に届いた中邑真輔」のレッスルマニアを語ろう ■ステファニー・マクマホン、幻想と現実の境界線がない生活■ロンダ旋風、中邑&ASUKAダブル優勝!! ロイヤルランブル1万字総括■アメリカンドリーム、ゴールダスト、コーディ……ローデス親子それぞれの物語■ジェリコvsケニー実現で考える「アメリカから見たプロレスの国ニッポン」■みんなが愛した美人マネージャー、エリザベス!■職業は世界チャンピオン! リック・フレアー!!■怪死、自殺、大事故……呪われた鉄の爪エリック一家の悲劇■ミスターTからメイウェザーまで! WWEをメジャー化させたセレブリティマッチ
    ■WWEの最高傑作ジ・アンダーテイカー、リングを去る■『1984年のUWF』はサイテーの本!
    ■プロレス史上最大の裏切り「モントリオール事件」


    ■オペラ座の怪人スティング、「プロレスの歴史」に舞い戻る



    ■超獣ブルーザー・ブロディ

    ■「プロレスの神様」カール・ゴッチの生涯……
    ■『週刊プロレス』と第1次UWF〜ジャーナリズム精神の誕生〜




    ■伝説のプロレス番組『ギブUPまで待てない!!』 
    ■SWSの興亡と全日本再生、キャピトル東急『オリガミ』の集い
    ■ジェイク“ザ・スネーク”ロバーツ…ヘビに人生を飲み込まれなかった男■追悼ジミー・スヌーカ……スーパーフライの栄光と殺人疑惑

     
    ――きょうは「武藤敬司引退ロード」というテーマでお願いします。日本とアメリカを股に掛けて活躍した武藤敬司が2月に東京ドームで引退します。
    フミ 今回の引退ロードは武藤敬司だから実現していることがいくつもあるんです。まず先日発表されたノア1月1日の中邑真輔戦。WWE所属の中邑真輔がワンマッチ限定で参戦します。このカードは10月のノア有明アリーナ大会のなかで映像で発表されましたが、日本人対決では思いつくかぎりの夢のカードです。これまた用意周到というか、武藤敬司の引退ロードはこの武道館のあとには1月22日の横浜アリーナもあって、そこにはAEWからスティングとその子分のダービー・アレンがやって来て、グレート・ムタとトリオを組む。
    ――ムタのライバルだったスティングとの物語に終止符が打たれるわけですね。
    フミ 2月22日東京ドームはリングサイド最前列が50万円ですよね。しかも、席数限定のチケットはすでに完売。引退試合の対戦相手はまだ発表されていませんが、おそらく1・1の武道館あるいは1・22の横アリにおいてまたしても衝撃映像で発表されるでしょう。とんでもないカードが出てくるということでしょうね。
    ――中邑真輔戦を超えるカードですか!!
    フミ 武藤敬司いわく「誰とやったかみんなが覚えていないような引退試合はイヤなんだ」と。たとえばアントニオ猪木さんの引退試合は、その相手を決めるトーナメントをやりましたよね。
    ――ドン・フライ、ブライアン・ジョンストン、小川直也、イゴール・メインダートの1DAYトーナメントでドン・フライが勝ち上がって。
    フミ そのせいでかえって猪木さんの引退試合の意味合いというか味が薄まっちゃったというか。長州力の最初の引退試合も新日本正規軍5人掛け(藤田和之、吉江豊、高岩竜一、飯塚高史、獣神サンダーライガー)でした。そこには長州さんが新日本に何かを残していくというテーマがあったけれど、武藤敬司っていう人はどちらかというとチームプレーヤーというよりは“個”の人。だから、みんながあっと驚くとんでもない隠し玉が用意されている。最後の最後に東京ドームという巨大な空間ですから、ここは世界じゅうがびっくりするようなシングルのカードということになるのでしょう。
    ――なるほど、ハードルを上げますね(笑)。
    フミ ハードルは上がってきます。今回のグレート・ムタvs中邑真輔でいえば、マニア層のファンほど妙な深読みをして、プロレスリング・ノアとWWEがビジネスをするようになったの?というふうに勘繰りがちなんだけど、これはもう本当にノアとWWEが業務提携するといった話ではなくて、団体の境界線も、それこそ国や文化や言語のカベを超えた武藤敬司というスーパースター、つまりスーパースター・マターだからこそ、あのWWEが協力を惜しまずという姿勢を見せたということですね。
    ――武藤敬司の顔があるからですね。
    フミ ビンス・マクマホンからトリプルHへの政権交代があったことで、他団体との交渉に関しては、ビンス御大よりもトリプルHのほうがはるかに柔軟ということはあると思うんですね。ちなみに武藤敬司はこの12月23日の誕生日が来るとついに60歳です。あのスタイルとつねにヒザに爆弾を抱えた状態で、還暦までプロレスをつづけることができるとは思っていなかったでしょう。いまアメリカのレスリング・ビジネスで決定権を持つようになった、たとえばトリプルH世代のエグゼクティブにとってムタは大スターなんです。
    ――現在のトップレスラーや関係者のプロレスファン時代のスターってことですね。
    フミ 横浜アリーナに来るスティングにしても現在64歳ですか。いちど現役から遠ざかって、また復帰して、いまはおそらくシングルマッチができる体調ではないんだけれど、スティングはスティングであり続けるという部分で、そこはグレート・ムタと共通するところがあるのでしょう。グレート・ムタがそこにいるのであるならば、AEWは喜んでスティングを送り出しますよ、ということですね。そこはWWEもAEWも対応は同じですね。グレート・ムタ、武藤敬司の現在の所属団体はプロレスリング・ノアなんだけれど、武藤がそこにいるからこそ実現するビジネスという領域があることを証明しちゃったわけです。
    ――同時期にWWEとAEWが協力するってすごいですよね。
    フミ 団体の枠を超えた、というフレーズそのものは簡単に言えるけれど、実際にそれをやっちゃうところに武藤敬司のすごさをあらためて思い知らされるわけです。新日本にしても、先日の新日本とスターダムのコラボのイベントにしても、そこにやっぱりグレート・ムタをレイアウトしますよね。いつでも出てほしい。また出てほしい。武藤敬司っていう人は日本の現役レスラーのなかで最も単価(ファイトマネー)が高い選手ですよね。だけど、出てほしい。引退ロードが始まったことで、なおさら出てほしいわけです。アメリカのAEWのTVマッチにいきなり予告なしに登場しましたが、ムタが引退することが明らかになったらアメリカのいろんな団体から「一度出てくれませんか」というリクエストがすごかったんです。ボクのところにまで調査の連絡がありましたから。

    この続きと平本蓮と空手、西川大和契約問題、K-1離脱、鈴木千裕……などの12月更新記事が600円(税込み)でまとめて読める「14万字・記事14本」の詰め合わせセット」はコチラ
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  • 平本蓮次の相手/神龍誠とUFC/平田樹と計量失敗 ■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク

    2022-12-12 18:08  
    150pt

    多くのMMAファイターをマネジメントするシュウ・ヒラタ氏が北米MMAシーンを縦横無尽に語りまくるコーナー。今回は平本蓮次の相手/神龍誠とUFC/平田樹と計量失敗などを15000字(この記事は12月1日にニコ生配信されたものを編集したものです)

    【1記事150円から購入できる過去記事】・朝倉兄弟とYouTube論■菊地成孔

    ・「すべらせろ!」と叫んだセコンド山田武士が明かす「桜庭和志vs秋山成勲の真相」

    ・自由すぎる投神・倉本一真「RIZINに出るまでは週3の練習だったのを奥さんが……」

    ・マァ⭐ティン(星野育蒔)に逢いたい■松澤チョロの女子格闘技・脱線トーク
    ――先日公開された記事がもの凄い反響で。西川大和のサステイン契約問題■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク
    https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2129670
    シュウ ああ、西川大和選手の契約のお話ですね。
    ――マシンガントークではなく、ロケット弾トークの勢いです。今回も破壊力満載でよろしくお願いします!
    シュウ はい、よろしくお願いします。
    ――まずは平本蓮勝利のお話してなかったので、そこから振り返りたいなと。試合後の感想としてはいかがでしたか?
    シュウ まあ、平本選手はケガもあったので、やっぱりカウンター待ちの戦い方になったんですけど、結局カウンター待ちの選手に対してスタンドで仕掛けていくというのは、かなり技術がないと難しい部分があるじゃないですか。どう入っていくか、だけでなく、カウンター待ちの相手を逆にどう前に出させるか、というのはスタンディングでの技術が必要になってくる。そうなると、そこにはやっぱりかなりの差があったので、弥益ドミネーター聡志選手はその術中にハマっちゃったのかなという感じでしたね。
    ――あのパターンになったら平本選手を崩すのは難しいということですよね。
    シュウ というより、ドミネーター選手の得意な展開ではないということですよ。
    ――シュウさんからすると、ケガの中での出場だったのでかなり不安はあったわけですよね?
    シュウ まあ、ボクはマネジメントですから、勝ったあとはもちろんですけど、やっぱり負けたあとのことも考えちゃいますからねえ。カムバックロードをつくるというのは、マネジャーにとって重要な仕事のひとつで、とても難しいことでもあるんで。
    ――選手のことは信じているけど、負けることも想定しながら動くという。
    シュウ 信じているというよりも、勝負事は時の運、みたいな部分もあるじゃないですか。だから心配になっちゃうんですよね(笑)。でも、そんな心配を吹き飛ばしてくれるような試合をしてくれました。ただ、一番はじめの数分で何発かいいのを食らってドミネーター選手がダウンしていたじゃないですか。あの時点で、あそこからドミネーター選手が戦法を変えないんだったら、もうこれは大丈夫だなという安心感はありましたね。
    ――キャリア4戦目でこの安定感。作戦がハマったことも大きいんでしょうけど、凄いです。
    シュウ あれだけのキャリアの選手にこんな試合ができるわけですからね。だから、ある意味で平本選手が持っているポテンシャルがあらためて表に出た試合でした。ただ、水を差すのもボクの仕事ですから言いますけど(笑)、しっかりと左右に動く、つまり横に動けてタックルに入ってくるようなアマレス出身の選手を切れるのかというと、また話は違ってくると思うので。そこは、また頑張りましょう!ということです。
    ――来年の話だと思いますが、RIZINとは今後の試合の話は進めているんですか?
    シュウ まあ、ポイントはRIZINとしてはすぐにでも平本選手を使いたいと思うんですけど、やっぱり足のケガがあって、ドミネーター戦でもケガしているじゃないですか。そこから考えますと、そんなに早くは試合はできないので、たぶん早くても来年4月ぐらいかなと思います。そうなると、その前に時間があるので2~3ヵ月アメリカに行くことを計画しています。平本選手は「ロレックスの次はフェラーリを買いたい」と言ってるんですけど、彼は運転免許をまだ持ってないという話なので(笑)、それを取らなきゃということなんですが、アメリカに到着したらレンタカーでジムを数ヵ所を回るのもいいなと。それを企画として追いかけてもらえたらいいなという話はしてますね。
    ――でも、来年は平本選手は忙しくなりそうですよね。1年を通してどういうクライマックスに持っていくか。
    シュウ 当然ですけど、ここから朝倉未来選手との戦いに向けて盛り上げようと思っています。そうすると、一番簡単なのは朝倉選手に勝っている選手と試合させたいということですよね。
    ――……というと、朝倉選手に勝っている選手はもう限られてますけどね(笑)。
    シュウ だから、そういうことです! でも、簡単に試合を受けてくれると思わないので、それに近いところ、それにつながるような選手と試合をしたいと思っていますね。
    ――余談ですが、いまSNSでは平本選手が萩原京平選手とやり合ってるから「実現するんじゃないか?」と言われていますけど……

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  • 【修斗王者の地獄と天国】 新井丈 9連敗からの8連勝はジョン・シナから始まった

    2022-12-08 10:16  
    150pt
    9連敗からの7連勝で修斗ストロー級王座を獲得した奇跡の男・新井丈インタビュー! いろいろと壮絶すぎます!(聞き手/ジャン斉藤)【1記事から購入できるバックナンバー】・【悪口と本音の15000字】平本蓮インタビュー「朝倉未来には負ける気がしない」
    ・朝倉未来vsクリスチャン・リーのスパー騒動を推理する
    ・RIZINに外国人を取り戻す■RIZIN海外事業部・チャーリー柏木信吾
    ・RIZINを実況したくてフジテレビをやめた男・鈴木芳彦アナウンサー
    ――9連敗後に7連勝で修斗ストロー級王座を奪取して、今度は1階級上のフライ級でも勝利して8連勝。新井選手はおかしなことことやってますね。
    新井 ありがとうございます。9連敗していたときも、なぜか自信あったんですよ(笑)。
    ――9連敗してるのに?(笑)。
    新井 こないだ大沢(ケンジ)さんに「その自信は昔からだから、アテにはなんない」って言われましたけど(笑)。勝ってるときも負けてるときも根拠のない自信があります。
    ――新井選手はキングダム立川で格闘技をはじめて、いまは和術慧舟會HEARTSとのダブル所属なんですよね。9連敗ファイターを聞いたことないのは、そこまで負けがこむとやめちゃうからだと思うんです。新井選手は格闘技をやめようと思いませんでした?
    新井 いや、やめようとも思わなかったっすね。もう試合をやりたくなくなる、みたいなことあったっすけど。やっぱりここまで負けると恥ずかしいじゃないですか。いまからすると「それは勝てないよな」という生活をしてたんです。練習はそんなに好きじゃなかったですし。
    ――9連敗しても仕方なかったと。
    新井 そうっすね。格闘技に懸けてないなって。いまの自分からすると、いちばん嫌いな人間ですね(苦笑)。
    ――でも、試合はやり続けてたんですね。
    新井 そうっすね。修斗がオファーをくれるんで。それもまた奇跡ですよ。あんなに負ける奴にオファーくれるのもすごいと思いました。
    ――正直、安牌みたいに思われていたり……。
    新井 ハハハハハ。対戦相手はどんどん弱くなってくというか、たぶん俺に勝ってほしいんだろうなっていうマッチメイクをしてくれてて。それでもことごとく裏切って。ファイトマネー○万円まで下りました。
    ――それは下がりましたねぇ!
    新井 「そりゃそうだよな」って話ですけど。
    ――「もう勝てないんじゃないか……」って後ろ向きになりませんでした?
    新井 それを言ったら、プロ1~2戦目はやっぱりナメてたから。アマチュアでは勝ててたんですけど「……相手が相当練習してんな」みたいなことがわかって。どんだけ俺が練習しなきゃいけないかってことも、プロで何回か戦えばわかるんすよ。でも、もっと練習したりとか行動しなかったんで。まあ「やってりゃ、そのうちいけるだろ」という感じですかね。
    ――でも9連敗までかかってしまった、と。当時はどういう練習スケジュールだったんですか?
    新井 高校を卒業したあとは、普通にバイトしながら夜は練習っていう感じでやってたっすけど。試合前
    は週5でしっかり練習してたんですけど、試合が終わると2ヵ月練習しないとか。
    ――いったい何をやってたんですか!(笑)。
    新井 いやまあ、友達と遊ぶぐらいで。変な悪さをしてないんですけど。格闘技の映像を見るのは好きなんですけどね。イメトレみたいなものがうまい方。
    ――それ、単なる思い込みじゃないですか!(笑)。
    新井 ハハハハハハ。実際に久々に練習すると調子よかったりするんすよね。なんか意外と思ったより身体が動くじゃん!みたいな。心臓がちっちゃくなってるから超大変なんですけど。
    ――試合はやりたいけど、練習は嫌いというスタンスだったんですね。
    新井 当時はですね。あと練習ってそんなに楽しくもなかったんで。試合で勝って輝いてる姿という、いちばんおいしいところしか想像してなくて。日常の練習は、まあつらいじゃないですか。つらいことのほうが9割ぐらいのはずなんですけど、残り1割の輝いてるところしか見えてなかったんで。格闘技に対して愛を注げてなかった。いま思うとそんな感じですね。いまはどれだけ自分がキツイことができるのか、そういうつらさも好きになったので。
    ――いまは練習が好きになったんですね。
    新井 前と比べると、そこが変わったとこですね。でも、あの9連敗があったから唯一無二になったし。そんな奴は絶対いないじゃないですか(笑)。ある意味、肩書きができたんで「まあいい仕事したな、昔の俺」と思ってます。
    ――9連敗中のときって周囲はどういう反応だったんですか?
    新井 見られる目が痛すぎて、そこがきつかったんですよ。
    ――応援してしてくれる人もなんて声をかけていいものか。
    新井 絶対そうっすよね。困るっすよ(笑)。
    ――たとえばチケットを手売りするにしても、お願いの仕方が難しいですよね。
    新井 ああ、もうなんの言葉も出なくなってくるんすよね、最後のほうは。
    ――セールストークが難しい。「連敗記録更新を見に来てください」というわけにもいかないですし。
    新井 それぐらい言えれば、逆に来てくれたかもしんないですね(笑)。セコンドの人に毎回時間を使って来てもらうわけじゃないですか。それでも負けて周りに呆れられて……。
    ――呆れ具合が伝わってきます?
    新井 負けても負けても自分は自信持ってるわけじゃないですか。うざいでしょ?(笑)。
    ――たしかに(笑)。
    新井 そんなん周りからしたら毎回負けるのに「なんでこいつはこんなに余裕なんだ?」って思うわけですよ。「UFCを目指す」とか言ってましたからね(笑)。
    ――UFCを目指す9連敗ファイターはたしかに困りますね(笑)。

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