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記事 16件
  • 【13万字・記事14本詰め合わせセット】斎藤裕、横山武司、臼田勝美、ケラモフ、計量失敗……

    2023-06-30 23:59  
    600pt
    非会員でも購入できる大好評インタビュー詰め合わせセット! part113大好評記事16本13万字で600円!!(税込み)
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    part113◎斎藤裕、石渡伸太郎が生き抜いた“冬の時代”のマネジメント術■遠藤正吾
    ◎超RIZIN2のあれこれ/K-1偽造コメント問題
    ◎JMOC講習会/武尊PPVの値段……
    ◎UFCアトム級新設? ケラモフとドーピング…
    ◎【vsクレベル】鈴木千裕インタビュー「相手が死んだときに攻めろ!!」
    ◎ヴガール・ケラモフ「憧れだったPRIDEの続きができて夢のようだよ」
    ◎【ゆるやかな狂気】横山武司「日本の柔術家で俺が最もMMAに向いている」
    ◎計量失敗のペナルティはどうあるべきか■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク
    ◎伝説のバー『ココナッツリゾート』はこんな店だった■齋藤彰俊
    ◎17歳の外国人女子高生レスラー、後楽園のメインに立つ
    ◎【バチバチ最終回】臼田勝美「ありがとうバトラーツ」
    ◎ALL TOGETHERに見えたリアルな関係 ■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」
    ◎RIZINとクレベルを救った鈴木千裕のマジメな暑苦しさ
    ◎那須川天心ボクシングデビュー前後の超雑談■現地観戦の鬼サーバル
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    斎藤裕、石渡伸太郎をマネジメントする遠藤正吾氏インタビュー。メジャーイベントなき冬の時代を生き抜いてきた裏側を22000字のボリュームでお届けします!(聞き手/ジャン斉藤)
    ――最近は海外マネジメント会社と契約するのが流行ってますけど、それはそれでメリットはあるとして、個人マネージャー的にきめ細かいサポートまでやってくれる遠藤さんたちのほうがやりやすいこともあるのにな……って常々思ってます!
    遠藤 ありがとうございます(笑)。海外の大手マネジメント会社さんは将来性を高く評価されている選手だったり、UFCやベラトール、PFLクラスにならないと、なかなか本腰を入れてサポートしてくれない部分が多いですし、日本でのスポンサー獲得の営業活動なんかも選手に任せっきりだったりしますからね。
    ――いま遠藤さんはどの選手をマネジメントされてるんですか?
    遠藤 有名どころで言いますと、斎藤裕選手、中村K太郎選手、アキラ選手、越智晴雄選手、DEEPフライ級GPで活躍した本田良介選手や宇田悠斗選手、パンクラスのバンタム級1位・井村塁選手、元ムエタイ三冠王の雅駿介選手や、引退しましたけど石渡(伸太郎)さんなどです。デビュー戦の選手から国内トップクラスの選手まで担当しています。自分のほうからスカウトすることはなくて、基本は選手や関係者からの紹介ですね。あとは選手から直接ご依頼をいただいたり。
    ――下世話な質問ですけど、ビジネスになるのはトップ選手になってからですよね。
    遠藤 まあ、そうなりますね(笑)。メジャー団体と契約している選手、もしくはDEEPさん、パンクラスさん、修斗さんの王者や元王者、王者クラスもいますけど、それでもビジネスになるとは正直、言い難いところはあります。将来を見据えてサポートさせていただいているところはありますね。
    ――そこは芸能人やタレントのマネジメントと同じなんですね。売れっ子になるまでは赤字前提で。
    遠藤 そうです。なので新人だからといって、手を抜いたりとかは一切ないです。
    ――遠藤さんがもともとこの仕事に入るきっかけは?
    遠藤 2006年にトライファイトという格闘技のアパレルやグッズを扱う会社を設立しまして。それまでは格闘技ファンでした。ファイターになりたいという気持ちはなかったんですけど、格闘技に携わる仕事をやりたいなと思ってまして、当時グッズを扱うところが少なかったんですよ。イサミさん、ブルテリアさん、公武堂さんが有名どころで。会社を設立して自分1人が食べていけるぐらいはできるかなと。当時はPRIDE人気がすごかったんですが、UFCのブレイクでこれからいよいよアメリカのマーケットが開拓される感じもあったので、アメリカンMMAブランドを仕入れようと。そこはあんまり扱ってるところは少なかったんですよね。
    ――ブルーオーシャンじゃないかと。
    遠藤 はい。そこのシェアをほぼ獲得できるだろうと。いま思えば若かったし、楽観的に考えてたんですけど、もう全然PRIDEさんやHERO’Sさん、その後のDREAMさん、戦極/SRCさんの人気が凄くて、みんなアメリカのMMAブランドに目が向かずに日本の団体で人気のある選手が着用されているブランドしか売れないという(笑)。ちょっと早すぎましたね。
    ――その流れで選手のサポートが始まったんですか?
    遠藤 最初は物品提供とか、ショーツのプリントなんかでサポートさせていただいて。石渡さんと共通の知り合いがいて、その方の紹介で石渡さんから始まりました。当時の石渡さんはガッツマンさん所属で、そこの先輩だった廣田(瑞人)さんや奥野(泰舗)さんを紹介していただいて。
    ――いまのCAVEを立ち上げる奥野さんですね。
    遠藤 はい。当時、廣田さんや奥野さん、石渡さんにはマネージャーさんがいらっしゃったんです。でも、それだけで家族を養っていくのはなかなか難しいので、他の仕事もされていまして、そっちのほうがかなり忙しくなってしまったことで「代わりにやってもらえませんか?」と。格闘技自体は好きでしたし、業界の内側の方にも興味はありましたので「うまくできるかわかりませんが、できるかぎり頑張ります」ということで。
    ――日本人選手専門のマネジメントって珍しいですよね。
    遠藤 ほぼいなかったんじゃないですかね。
    ――あの頃は日本に外国人選手を招聘する役割が主というか。日本人選手は団体がマネジメントも兼ねるみたいな感じだったんですよね。
    遠藤 そういう選手が多かったと思いますね。マネージャーみたいな方はいたけど、選手のさまざまな仕事を管理する方はいなくて、そこは所属ジムの代表の方がやられていたり、友達にやってもらったりとか。それはいまでもありますけどね。
    ――遠藤さんもきっかけは「知り合いだから」ですもんね。
    遠藤 そうなんですよね。それで最初の仕事がUFCとの交渉だったんですよ(笑)。
    ――いきなりハードルが高い!(笑)。
    遠藤 当時の廣田さんはDEEPさんのライト級チャンピオンだったんですけど、UFCが久しぶりに日本大会を開催して。UFC144だったかな。
    ――ベン・ヘンダーソンvsフランク・エドガーのタイトルマッチがあったナンバーシリーズ。
    遠藤 せっかくUFCが来るので廣田さんと石渡さんを誘って観戦しに行ったんです。当時はたしか日本のメジャーは戦極/SRCさんは休止というかたちだったんですかね。
    ――戦極はもうやってなかったですね。DREAMもその年の大晦日の1回やっただけで。
    遠藤 国内では先が見えない中で、UFCの盛り上がりを目の当たりにして「やっぱり、いまはここを目指さなくちゃいけないのでは?」となったんです。当時のUFCのライト級のマッチメイカーはジョー・シルバだったんですけど……。
    ――90年代からUFCを支えた名物マッチメイカーですね。いまはリタイアしちゃいましたけど。
    遠藤 問い合わせたら「UFCはいまはライト級の枠がないけど、ストライクフォースだったらすぐ組めると思う」と言われまして。当時はショーン・シェルビーがストライクフォースのマッチメイクもやってたんです。
    ――いまのUFCのマッチメイカー。ストライクフォースがUFC傘下に入った時代ですね。
    遠藤 はい。それでショーンに連絡したら、パット・ヒーリー選手と次期挑戦者決定戦を提示されたんです。アメリカのニュースサイトや関係者からの情報によると、いずれストライクフォースはUFCに完全に吸収されるだろうという憶測もあって、すぐにUFCと契約できないならまずはストライクフォースと契約したほうがいいんじゃないかっていうことで。
    ――実際にストライクフォースの契約ファイターはUFCへ移管することになって、廣田さんもUFCファイターとなりましたね。ストライクフォースに参戦するにあたって、佐伯さんともお話はされたんですよね?
    遠藤 もちろんです。当時DEEPチャンピオンでしたので、佐伯代表に相談することがマネジメントとして、いの一番の仕事でした。佐伯代表もUFC日本大会を見られたとのことで「あの大会の盛り上がりを見たら上を目指す選手としては、現状だとUFCを目指さなくちゃいけないよね」と快く応じてくださいました。佐伯代表は廣田さんのマネジメントが変わるとなったときに「やっぱりウチのチャンピオンだから、そう簡単に、はいそうですかでは終わらせられない」ということで、ジム代表の奥野さん、元マネージャーさん、私の3人でDEEPさんの事務所にご挨拶にうかがわせていただきました。で、実際に会ったら「えっ、新マネージャーの遠藤さんってウチのグッズも扱ってる遠藤さんなの? 早く言ってよ~。だったら大丈夫ですよ」と(笑)。
    ――まったくの外部の人間だと共通言語が成立しない場合があったり。
    遠藤 そうなんですよね。言い方が適切じゃないかもしれないですけど、各業界それぞれのルールみたいなものがあるじゃないですか。そこにどっぷり漬かってないといけないわけではなくて、それなりの筋を通して物事を進めていったほうがあとになって揉めないですし、そこらへんは理解していたつもりではいましたけど。佐伯代表は「こうした場合はこうやったほうがもっとスムーズに進むよ」とかいろいろと教えてくださいました。プロモーターとマネージャーってファイトマネーなんかの交渉もするので、ある意味、敵みたいな関係性だったりする場合もあるんですけど、それでもすごく親切に教えてくださいましたね。なので変な話ではありますが、ボクにマネジメントのイロハを教えてくださったのは佐伯代表です。
    ――佐伯さんってプロモーターサイドでありながら、選手目線で配慮することが多いですよね。
    遠藤 そこのバランス感覚はすごいですよね。なかなか話が進まない場合でもWin-Winになるような落としどころを見つけてくださって「ここまではやれるけど、ここから先はできないよ」と正直に言ってくださるし、そのあとのことも考えてくださる。そのご配慮やお気持ちは選手にも伝わりますので。
    ――いまはそうでもないけど、団体側ってマネジメントに対して固い時代ってあったじゃないですか。
    遠藤 いまは時代が変わって、自分の場合はお世話になっているどの団体さんともコミュニケーションが取れてるとは思っていますけど、やっぱり線を引くところは引いてますよね。たとえばRIZINさんはコロナ禍以降は選手の控室にマネージャーは入れない決まりになってるんです。選手とセコンドだけ。マネージャーはある程度のエリアまでは入れるんですけどね。マネージャーがセコンドに入る場合はセコンド扱いになるので入れますが。
    ――昔のメジャー団体って選手の知り合いなら誰でもバックステージに入れちゃったんですよね。選手入場のときにみんなゾロゾロ一緒だったりしたのはそのせいで(笑)。
    遠藤 その点、RIZINさんはちゃんとしてますよね。ホテルから会場に向かうバスにも通訳さんは別として、選手とセコンドしか乗れないですし。公開計量はOKなんですけど、本計量のほうは選手とセコンドだけしか部屋に入れないです。
    ――RIZINらしからぬマジメぶりですね(笑)。
    遠藤 セコンドとファイターのパスは顔写真付きです。ファイターは誰でもわかりますけど、セコンドって元選手だけではないですし、わからないじゃないですか。やっぱりバックステージをフリーにしちゃうとトラブルが起きかねないですから。
    ――話を戻すと、廣田さんがストライクフォースと契約したときは、ファイトマネーの交渉もされたんですか?
    遠藤 交渉というか、向こうから「この額でお願いします」と。たしか当時の相場はまだ〇千ドル+〇千ドルのスタートだったんです。ただ、戦極で王者になってましたし、DEEPの現役チャンピオンということで〇千ドル+〇千ドルのスタートにしていただいて。
    ――ファイトマネーの相場を知っていないと、めちゃくちゃな数字を要求しちゃってトラブルになるケースはありますよね。
    遠藤 性格的にやるんだったらきちんとやりたいなと思いまして、そこは前もって相場を調べたり、多くの関係者に情報収集をしていたので。あまりにも安かったらどうしようかと考えてプランABCを立ててました。なにより選手が納得できるかたちで進めていこうと。興味のある世界なのでやっぱり楽しかったですね。「こういう仕組みになっているんだ」「この選手はだからよく使われるんだ」とか。
    ――どういう選手が売れるか見極めがついてくるわけですね。
    遠藤 でも、やっぱり一番は強くて、試合が面白い選手が売れていきますね。そこはどの団体も変わりはないと思うんですけど。たとえば代役出場だったり、バーターとか何かしらのきっかけがあっても結果を残さないと長くはチャンスをもらえない。
    ――最近でいうとRIZINで萩原京平選手は白川陸斗選手の対戦相手としてピックアップされたけど、そのチャンスを最大限に活かして。
    遠藤 そこはもう萩原選手がアッパレですよね。あそこまで人気が出ましたし。それは萩原選手がチャンスをものにする力や魅力があったってことだと思います。
    ――具体的な数字は言えないと思うんですけど、最初のマネジメント料はどれくらいだったんですか?
    13万字・記事14本詰め合わせセットはまだまだ続く…… 
  • RIZINとクレベルを救った鈴木千裕のマジメな暑苦しさ

    2023-06-26 11:00  
    150pt
    この記事はDropickニコ生配信されたRIZIN北海道大会の感想を編集したものです!(ジャン斉藤)【1記事から購入できるバックナンバー】
    ・斎藤裕、平本蓮戦を振り返る…「ボクのほうが負けられない状況でした」
    ・井上直樹vsアーチュレッタを絶対に見返したくなる話■セコンド水垣偉弥
    ・「自分に負けました」……平本蓮、斎藤裕戦を反省する
    ・RIZIN有明、超RIZIN!! 笹原圭一の「気分はインスタライブ」

    アリスター・オーフレイムやクマがやってきたり、メインイベントで計量オーバーで起きたり、いろんな意味でドキドキしたRIZIN北海道大会。無料配信ということもあって、みんながあれこれ騒ぎやすい大会になりましたね。
    やっぱりRIZINの地方大会って異様に盛り上がるんですよね。その理由を考えると、いまのRIZINって出場のハードルが高くなってますよね。とくにビッグマッチ化するたまアリは、Aサイドの対戦相手として呼ばれることはあるにせよ、よほどじゃないと出られない。となれば、こういう大会のチャンスは絶対にモノにしようとする瀬戸際の切り合いになるのかなと。それに地元の選手も会場の熱気に背中を押されますよ。関鉄矢選手と戦った地元の遠藤来生選手の頑張りからも、その思いが見えました。
    以前RIZIN静岡大会でやった遠藤大翼vs吉野光もよかったんですよ。遠藤選手は地元でジムを営んでいて2年ぶりの試合。若手の吉野選手に判定で負けちゃうんですけど、年齢的にも事実上の引退試合的なところもあったのかな……。大会規模の大小はあるけどRIZINという舞台で地元のみんなに試合を見てもらえる喜びはあったはず。いつフィニッシュされてもおかしくない試合を遠藤選手は最後まで凌ぎきったんです。
    日本のどんな場所にも格闘技の息吹があって、密かにドラマが転がっているということですよね。そこは新居すぐるvs飯田健夫の道民対決もそうでした。北海道から上京してMMAに取り組んできた熊谷麻理奈選手が栗山葵選手にKO負けしちゃった姿もせつない……。・怪物くんvs西谷のKOは試合順が生んだ?
    ・ヤッチくんは「お祭り男」なのか問題
    ・大島沙緒里 vsソルトってよく組んだよね
    ・RIZINとクレベルを救った鈴木千裕のマジメな暑苦しさ……まだまだ続く

    この続きと斎藤裕、横山武司、臼田勝美、ケラモフ、計量失敗…などの6月更新記事が600円(税込み)でまとめて読める「13万字・記事14本」の詰め合わせセットはコチラhttps://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2156132この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事150円から購入できます!


     
  • ALL TOGETHERに見えたリアルな関係 ■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」

    2023-06-26 10:30  
    150pt
    プロレスラーの壮絶な生き様を語るコラムが大好評! 元『週刊ゴング』編集長小佐野景浩の「プロレス歴史発見」――。今回はALL TOGETHER、清宮G1参戦などです!

    <1記事から¥100から購入できる連載記事! クリックすると試し読みできます!>【永田三冠議論百出】全日本プロレスは大丈夫
    清宮海斗の「顔面蹴り」と「平和ボケ」
    プロレス大賞の選考は毎年難しい
    岩谷麻優vsKAIRI IWGP女子王座の勝負論
    私が愛した“若獅子”アントニオ猪木プロレス界の歌ウマ王は誰だ?
    この旦那にしてこの妻あり!! 天龍源一郎を支えたまき代さん
    頑固一徹! 追悼・ターザン後藤さん
    【サイバーフェス】中嶋勝彦vs遠藤哲哉の張り手事件
    大谷晋二郎選手の試合中の事故について
    DDT25周年……「文化系」から文武両道プロレスへ
    『至高の三冠王者 三沢光晴』を書いた理由
    新日本プロレスvsノア対抗戦から見えた個人闘争の炎
    令和の横アリ大実験!新日本vsノア対抗戦
    東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞2021
    プロレスと結婚した風間ルミさん
    武田有弘☓小佐野景浩 「これまでのノアと、これからのノア」

    『ゴング』と東スポの元記者が語るプロレスマスコミ黄金時代/小佐野景浩☓寿浦恵一
    【14000字対談】小橋建太☓小佐野景浩「あの頃の全日本プロレスを語ろう」
    北尾はなぜ大成しなかったのか■柴田惣一☓小佐野景浩 マスコミ大御所第2弾柴田惣一☓小佐野景浩 プロレスマスコミ大御所対談「スクープ合戦はガチンコの闘いだった」全日本プロレスの「うっかり八兵衛」が明かす全日本秘話あの日の全日本プロレス、SWSを語ろう■北原光騎×小佐野景浩嗚呼、阿修羅・原……修羅ごときそのレスラー人生!!
    冬木弘道は「俺はやっぱり死ぬんだな」とニヤリと笑った…


    ――小佐野さんは新日本、ノア、全日本の合同興行「ALL TOGETHER AGAIN」(以下AT)はどうご覧になりました?
    小佐野 やっぱり3団体が揃えば内容的には面白くはなりますよね。メインの棚橋弘至&宮原健斗&清宮海斗vsオカダ・カズチカ&青柳優馬&拳王にしても見ごたえあったんだけど……。ただ、プロレスファンが今回のATに思ったより食いつかなかったところが問題で。
    ――たしかに両国という大会場なのに余裕があるカード編成だったなと。
    小佐野 やっぱり交流戦より対抗戦のほうがいいんだろうね。敵対じゃなくて交流という感じになってしまったことで、ファンの食いつきがいまいちだったのかなって思うし。だったら三軍対抗戦をやればいいんですよ。かつて全日本プロレス、国際プロレス、韓国の三軍対抗戦が昭和の時代にあったけど(笑)。
    ――渋すぎる三軍対抗戦!(笑)。
    小佐野 変な話、純粋な新日本の興行だったらもっとお客さんは入っていたかもしれないね。今回の主催者はAT実行委員会となっていたけども、まあ新日本の興行ですよ。いまの新日本ファンは全日本やノアとの絡みにはそこまで興味がなくて、純粋な新日本のカードを組んでいたら、もっと反響は違っていたのかもしれないなっていうふうにも感じた。
    ――かといって新日本としても、ノアや全日本と交流しながら何かやっていきたい狙いもあるわけですよね。
    小佐野 いまの新日本は他団体に選手を派遣してるわけだしね。永田裕二は三冠王者だし、ATで永田、小島聡の2人は全日本の控室から入場。“全日本側”として出てるわけですよ。G1にはノアから清宮が初参戦してくる。
    ――小佐野さんは昭和の頃から新日本を見てらっしゃいますけど、最近の他団体との交流の仕方はどう思われます? 昔のプロレスの交流戦・対抗戦って、どちらが損している印象が強かったんですけども、最近はWin-Winで進めているなと
    小佐野 まず国内では新日本がもうダントツのプロレス団体ですよ。全日本にしてもノアにしても、新日本と絡むことによってどうやって自分たちのネームバリューを広げるか、発信力を得るか……的なところはあるよね。新日本は“業界の盟主”として、いろんな団体にメリットをもたらしつつ、自分たちもメリットを……みたいな印象を受ける。たとえばこのATにしても、11年前の前回はまだ団体間のバランスが取れてたと思う。いまはどう考えても新日本一強だけど、新日本自体もたぶん一強はマズイと思ってるはずで。やっぱり対立するものがなければ業界は盛り上がらないから。たぶん過去の歴史から学んでわかってるはずですよ。変な話、いまプロレス専門誌は『週刊プロレス』しかないけれども、『週刊プロレス』と『週刊ゴング』があったからお互いに切磋琢磨できたところはあった。向こうがこういう記事をやるなら、こっちは別のほうに振り切ろうとなるから。
    ――新日本の対抗馬はビジネス的にはWWEやAEWになるんでしょうけども、やっぱり海の向こうの団体だから対立概念として見るのは難しいですもんね。
    小佐野 これは女子プロレスにも言えることなんだけど、いま上を目指すとなったらやっぱりスターダムになっちゃう。男子のプロレスでさらなるステップアップを目指すとしたら、新日本かWWEでしょう。それがいまの現実なんだろうなって思いますよ。
    ――しかし、前回のATは11年前なんですね。時間が経つのが早い(笑)。
    小佐野 あの頃はノアも元気のある時代……っていうと、語弊があるけれども。
    ――ノアはあれからいくたびの体制変更がありましたからね。前回のATにはオカダ・カズチカは上がってないんです。凱旋帰国前後だったこともあって。
    小佐野 宮原健斗だって当時はノアに上がっていた健介オフィスの一員だった。バトルロイヤルでの出場だったからね。
    ――武藤さんや小橋建太さんタッグを組んだり、森嶋猛がいたりして時代を感じます……。
    小佐野 11年8月27日の第1回大会のときの全日本にはまだ武藤がいて、三冠は諏訪魔、ノアのGHC王者が潮崎豪、新日本は棚橋弘至。バランス的にはいい感じだったんですよ。
    ――それが10年経ったら……ってことですね。
    小佐野 ずいぶん勢力図は変わったところはあるね。今回のATでいえば、いちばんアピールできたのは全日本だと思うんだけど。ということは、裏返せば、それだけ全日本の選手が知られてなかったということだから。
    ――初めて見る新鮮さもあったと。
    小佐野 たとえば斉藤ブラザーズ。彼らはジェフ・コブよりデカかったりするわけよ。もともと相撲出身だから、荒っぽい試合になったら強いし、打たれ強いし、とにかく頑丈。「こんな選手が全日本にいたんだ!」って驚いたファンも多かったんじゃないかな。
    ――プロレスファンにディスプレイされたわけですね。
    小佐野 全日本でいえば、拳王とオカダに挟まれた青柳優馬もよかった。普通のプロレスファンなら「こんなメンツの中で青柳はどうすんの?」って思ったはずだけど、図太い神経と彼独特のセンスで溶け込んで、いい潤滑油になった。きっちりおいしいところを持っていったわけだから。――逆にいうと他団体ファンからすれば、全日本勢は埋もれてたところがあるってことですね。


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  • 斎藤裕、石渡伸太郎が生き抜いた“冬の時代”のマネジメント術■遠藤正吾【22000字】

    2023-06-21 09:51  
    200pt
    斎藤裕、石渡伸太郎をマネジメントする遠藤正吾氏インタビュー。メジャーイベントなき冬の時代を生き抜いてきた裏側を22000字のボリュームでお届けします!(聞き手/ジャン斉藤)【1記事から購入できるバックナンバー】・斎藤裕、平本蓮戦を振り返る…「ボクのほうが負けられない状況でした」
    ・「自分に負けました」……平本蓮、斎藤裕戦を反省する
    ・【ミノタウロスの迷宮】RIZIN代々木を語ろう■笹原圭一
    ・RIZIN漢塾 塾長・石渡伸太郎“引退”1万字インタビュー
    ――最近は海外マネジメント会社と契約するのが流行ってますけど、それはそれでメリットはあるとして、個人マネージャー的にきめ細かいサポートまでやってくれる遠藤さんたちのほうがやりやすいこともあるのにな……って常々思ってます!
    遠藤 ありがとうございます(笑)。海外の大手マネジメント会社さんは将来性を高く評価されている選手だったり、UFCやベラトール、PFLクラスにならないと、なかなか本腰を入れてサポートしてくれない部分が多いですし、日本でのスポンサー獲得の営業活動なんかも選手に任せっきりだったりしますからね。
    ――いま遠藤さんはどの選手をマネジメントされてるんですか?
    遠藤 有名どころで言いますと、斎藤裕選手、中村K太郎選手、アキラ選手、越智晴雄選手、DEEPフライ級GPで活躍した本田良介選手や宇田悠斗選手、パンクラスのバンタム級1位・井村塁選手、元ムエタイ三冠王の雅駿介選手や、引退しましたけど石渡(伸太郎)さんなどです。デビュー戦の選手から国内トップクラスの選手まで担当しています。自分のほうからスカウトすることはなくて、基本は選手や関係者からの紹介ですね。あとは選手から直接ご依頼をいただいたり。
    ――下世話な質問ですけど、ビジネスになるのはトップ選手になってからですよね。
    遠藤 まあ、そうなりますね(笑)。メジャー団体と契約している選手、もしくはDEEPさん、パンクラスさん、修斗さんの王者や元王者、王者クラスもいますけど、それでもビジネスになるとは正直、言い難いところはあります。将来を見据えてサポートさせていただいているところはありますね。
    ――そこは芸能人やタレントのマネジメントと同じなんですね。売れっ子になるまでは赤字前提で。
    遠藤 そうです。なので新人だからといって、手を抜いたりとかは一切ないです。
    ――遠藤さんがもともとこの仕事に入るきっかけは?
    遠藤 2006年にトライファイトという格闘技のアパレルやグッズを扱う会社を設立しまして。それまでは格闘技ファンでした。ファイターになりたいという気持ちはなかったんですけど、格闘技に携わる仕事をやりたいなと思ってまして、当時グッズを扱うところが少なかったんですよ。イサミさん、ブルテリアさん、公武堂さんが有名どころで。会社を設立して自分1人が食べていけるぐらいはできるかなと。当時はPRIDE人気がすごかったんですが、UFCのブレイクでこれからいよいよアメリカのマーケットが開拓される感じもあったので、アメリカンMMAブランドを仕入れようと。そこはあんまり扱ってるところは少なかったんですよね。
    ――ブルーオーシャンじゃないかと。
    遠藤 はい。そこのシェアをほぼ獲得できるだろうと。いま思えば若かったし、楽観的に考えてたんですけど、もう全然PRIDEさんやHERO’Sさん、その後のDREAMさん、戦極/SRCさんの人気が凄くて、みんなアメリカのMMAブランドに目が向かずに日本の団体で人気のある選手が着用されているブランドしか売れないという(笑)。ちょっと早すぎましたね。
    ――その流れで選手のサポートが始まったんですか?
    遠藤 最初は物品提供とか、ショーツのプリントなんかでサポートさせていただいて。石渡さんと共通の知り合いがいて、その方の紹介で石渡さんから始まりました。当時の石渡さんはガッツマンさん所属で、そこの先輩だった廣田(瑞人)さんや奥野(泰舗)さんを紹介していただいて。
    ――いまのCAVEを立ち上げる奥野さんですね。
    遠藤 はい。当時、廣田さんや奥野さん、石渡さんにはマネージャーさんがいらっしゃったんです。でも、それだけで家族を養っていくのはなかなか難しいので、他の仕事もされていまして、そっちのほうがかなり忙しくなってしまったことで「代わりにやってもらえませんか?」と。格闘技自体は好きでしたし、業界の内側の方にも興味はありましたので「うまくできるかわかりませんが、できるかぎり頑張ります」ということで。
    ――日本人選手専門のマネジメントって珍しいですよね。
    遠藤 ほぼいなかったんじゃないですかね。
    ――あの頃は日本に外国人選手を招聘する役割が主というか。日本人選手は団体がマネジメントも兼ねるみたいな感じだったんですよね。
    遠藤 そういう選手が多かったと思いますね。マネージャーみたいな方はいたけど、選手のさまざまな仕事を管理する方はいなくて、そこは所属ジムの代表の方がやられていたり、友達にやってもらったりとか。それはいまでもありますけどね。
    ――遠藤さんもきっかけは「知り合いだから」ですもんね。
    遠藤 そうなんですよね。それで最初の仕事がUFCとの交渉だったんですよ(笑)。
    ――いきなりハードルが高い!(笑)。
    遠藤 当時の廣田さんはDEEPさんのライト級チャンピオンだったんですけど、UFCが久しぶりに日本大会を開催して。UFC144だったかな。
    ――ベン・ヘンダーソンvsフランク・エドガーのタイトルマッチがあったナンバーシリーズ。
    遠藤 せっかくUFCが来るので廣田さんと石渡さんを誘って観戦しに行ったんです。当時はたしか日本のメジャーは戦極/SRCさんは休止というかたちだったんですかね。
    ――戦極はもうやってなかったですね。DREAMもその年の大晦日の1回やっただけで。
    遠藤 国内では先が見えない中で、UFCの盛り上がりを目の当たりにして「やっぱり、いまはここを目指さなくちゃいけないのでは?」となったんです。当時のUFCのライト級のマッチメイカーはジョー・シルバだったんですけど……。
    ――90年代からUFCを支えた名物マッチメイカーですね。いまはリタイアしちゃいましたけど。
    遠藤 問い合わせたら「UFCはいまはライト級の枠がないけど、ストライクフォースだったらすぐ組めると思う」と言われまして。当時はショーン・シェルビーがストライクフォースのマッチメイクもやってたんです。
    ――いまのUFCのマッチメイカー。ストライクフォースがUFC傘下に入った時代ですね。
    遠藤 はい。それでショーンに連絡したら、パット・ヒーリー選手と次期挑戦者決定戦を提示されたんです。アメリカのニュースサイトや関係者からの情報によると、いずれストライクフォースはUFCに完全に吸収されるだろうという憶測もあって、すぐにUFCと契約できないならまずはストライクフォースと契約したほうがいいんじゃないかっていうことで。
    ――実際にストライクフォースの契約ファイターはUFCへ移管することになって、廣田さんもUFCファイターとなりましたね。ストライクフォースに参戦するにあたって、佐伯さんともお話はされたんですよね?
    遠藤 もちろんです。当時DEEPチャンピオンでしたので、佐伯代表に相談することがマネジメントとして、いの一番の仕事でした。佐伯代表もUFC日本大会を見られたとのことで「あの大会の盛り上がりを見たら上を目指す選手としては、現状だとUFCを目指さなくちゃいけないよね」と快く応じてくださいました。佐伯代表は廣田さんのマネジメントが変わるとなったときに「やっぱりウチのチャンピオンだから、そう簡単に、はいそうですかでは終わらせられない」ということで、ジム代表の奥野さん、元マネージャーさん、私の3人でDEEPさんの事務所にご挨拶にうかがわせていただきました。で、実際に会ったら「えっ、新マネージャーの遠藤さんってウチのグッズも扱ってる遠藤さんなの? 早く言ってよ~。だったら大丈夫ですよ」と(笑)。
    ――まったくの外部の人間だと共通言語が成立しない場合があったり。
    遠藤 そうなんですよね。言い方が適切じゃないかもしれないですけど、各業界それぞれのルールみたいなものがあるじゃないですか。そこにどっぷり漬かってないといけないわけではなくて、それなりの筋を通して物事を進めていったほうがあとになって揉めないですし、そこらへんは理解していたつもりではいましたけど。佐伯代表は「こうした場合はこうやったほうがもっとスムーズに進むよ」とかいろいろと教えてくださいました。プロモーターとマネージャーってファイトマネーなんかの交渉もするので、ある意味、敵みたいな関係性だったりする場合もあるんですけど、それでもすごく親切に教えてくださいましたね。なので変な話ではありますが、ボクにマネジメントのイロハを教えてくださったのは佐伯代表です。
    ――佐伯さんってプロモーターサイドでありながら、選手目線で配慮することが多いですよね。
    遠藤 そこのバランス感覚はすごいですよね。なかなか話が進まない場合でもWin-Winになるような落としどころを見つけてくださって「ここまではやれるけど、ここから先はできないよ」と正直に言ってくださるし、そのあとのことも考えてくださる。そのご配慮やお気持ちは選手にも伝わりますので。
    ――いまはそうでもないけど、団体側ってマネジメントに対して固い時代ってあったじゃないですか。
    遠藤 いまは時代が変わって、自分の場合はお世話になっているどの団体さんともコミュニケーションが取れてるとは思っていますけど、やっぱり線を引くところは引いてますよね。たとえばRIZINさんはコロナ禍以降は選手の控室にマネージャーは入れない決まりになってるんです。選手とセコンドだけ。マネージャーはある程度のエリアまでは入れるんですけどね。マネージャーがセコンドに入る場合はセコンド扱いになるので入れますが。
    ――昔のメジャー団体って選手の知り合いなら誰でもバックステージに入れちゃったんですよね。選手入場のときにみんなゾロゾロ一緒だったりしたのはそのせいで(笑)。
    遠藤 その点、RIZINさんはちゃんとしてますよね。ホテルから会場に向かうバスにも通訳さんは別として、選手とセコンドしか乗れないですし。公開計量はOKなんですけど、本計量のほうは選手とセコンドだけしか部屋に入れないです。
    ――RIZINらしからぬマジメぶりですね(笑)。
    遠藤 セコンドとファイターのパスは顔写真付きです。ファイターは誰でもわかりますけど、セコンドって元選手だけではないですし、わからないじゃないですか。やっぱりバックステージをフリーにしちゃうとトラブルが起きかねないですから。
    ――話を戻すと、廣田さんがストライクフォースと契約したときは、ファイトマネーの交渉もされたんですか?
    遠藤 交渉というか、向こうから「この額でお願いします」と。たしか当時の相場はまだ〇千ドル+〇千ドルのスタートだったんです。ただ、戦極で王者になってましたし、DEEPの現役チャンピオンということで〇千ドル+〇千ドルのスタートにしていただいて。
    ――ファイトマネーの相場を知っていないと、めちゃくちゃな数字を要求しちゃってトラブルになるケースはありますよね。
    遠藤 性格的にやるんだったらきちんとやりたいなと思いまして、そこは前もって相場を調べたり、多くの関係者に情報収集をしていたので。あまりにも安かったらどうしようかと考えてプランABCを立ててました。なにより選手が納得できるかたちで進めていこうと。興味のある世界なのでやっぱり楽しかったですね。「こういう仕組みになっているんだ」「この選手はだからよく使われるんだ」とか。
    ――どういう選手が売れるか見極めがついてくるわけですね。
    遠藤 でも、やっぱり一番は強くて、試合が面白い選手が売れていきますね。そこはどの団体も変わりはないと思うんですけど。たとえば代役出場だったり、バーターとか何かしらのきっかけがあっても結果を残さないと長くはチャンスをもらえない。
    ――最近でいうとRIZINで萩原京平選手は白川陸斗選手の対戦相手としてピックアップされたけど、そのチャンスを最大限に活かして。
    遠藤 そこはもう萩原選手がアッパレですよね。あそこまで人気が出ましたし。それは萩原選手がチャンスをものにする力や魅力があったってことだと思います。
    ――具体的な数字は言えないと思うんですけど、最初のマネジメント料はどれくらいだったんですか?

    ・リアリティーショー番組「Road to UFC: Japan」の裏側
    ・石渡伸太郎のRIZINとの交渉がもつれた理由
    ・ONE出場の流れだった斎藤裕
    ・「朝倉未来は完全に来る、選ぶならRIZIN」
    ・幻のキックルール「平本蓮vs斎藤裕」
    ・ケラモフを叩くなら、東京ドームしかなかった
    ・堀口恭司の元マネジメントの行動に感銘
    ・斎藤裕vsクレベル戦消滅の舞台裏……22000字インタビューはまだまだ続く!

    この続きと斎藤裕、横山武司、臼田勝美、ケラモフ、計量失敗…などの6月更新記事が600円(税込み)でまとめて読める「13万字・記事14本」の詰め合わせセットはコチラhttps://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2156132この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事150円から購入できます!

     
  • 【バチバチ最終回】臼田勝美「ありがとうバトラーツ」

    2023-06-16 10:22  
    180pt
    藤原組、バトラーツなどで活躍した臼田勝美インタビューシリーズ最終回です!(聞き手/ジャン斉藤)
    ①臼田田勝美「念願のデビュー前に藤原組をやめたのは……」
    ②正道会館と藤原組退団③【青春と金】格闘探偵団バトラーツの悲しき思い出……
     

    ④バトラーツはこうして潰れた

    ⑤ゼロワン、WJ、ビッグマウス・ラウドの浜辺
    ――表向きはビッグマウス・ラウド所属になった臼田さんですけど、その居心地はどうだったんですか?
    臼田 全然悪くはなかったですね。藤原(喜明)さんが俺のことを推薦してくれたこともあったし。あと前田(日明)さんが船木(誠勝)さんを連れてきたじゃないですか。
    ――スーパーバイザーだった前田さんが現役復帰前の船木さんは連れてきて。「スーパーUWF」構想がありましたよね。
    臼田 そこで11年ぶりくらいに船木さんと会えて。藤原組以来ですよね。そういうこともあったり、居心地的にはあんまり悪い気はしなかったです。
    ――ビッグマウス・ラウドを立ち上げた上井(文彦)さんはどういう方でした?
    臼田 上井さんは正直ながら、そんなに関わりは……ただ、上井さんはマッチメーカーとして自分みたいな選手がいたほうがやりやすいと思うから、気を使ってくれてましたよね。
    ――途中で前田さんが離脱したじゃないですか。何か影響がありました?
    臼田 うーん、どうなんですかね。
    ――離脱の原因は前回のインタビューで振り返りましたが、のちに前田さんと上井さんと金銭トラブルが発覚しました。そのへんはご存知でした?
    臼田 俺は全然知らないんですけど……この業界ではよくある話です。俺が島田(裕二)さんに対して感情的なものがあったように(笑)。
    ――ハハハハハハハハ!
    臼田 背広組とリングに上がる選手のすれ違いみたいなものですよね。前田さんはいちおうプロデューサーという立場だけども、選手を経験した側だから。自分たちに近いところがあると思うんですけど、上井さんは完全に背広組なので。前田さんは自分的にはスーパーヒーローだったし、その人と同じ団体でやれる嬉しさがあったから、いなくなるのはちょっと寂しいなという思いはありました。でも、そのあとを考えると、前田さんが抜けたことによって鈴木(みのる)さんが参戦しやすくなったり……。
    ――U系の人間関係がまだ殺伐としていたんですねぇ。
    臼田 やっぱりまだ血気盛んな時期だから。いまなら「あの頃はいろいろあったけど、あれはあれで面白かったよな」みたいな話もできるとは思うんですけど、まだそういう雰囲気じゃなかったってことですよね。
    ――船木さんに続いて鈴木さんと再会できたわけですけど、臼田さんがいったん藤原組をやめたのは鈴木さんのかわいがりが……。
    臼田 そうですね(笑)。鈴木さんと会うのも11年ぶりくらいですけど、俺的には正直あんまりいい印象はなくて。「あまり会いたくないな」と思いながら、自分の所属している団体のゲストなわけだし、大先輩だし。自分から挨拶にしないとなと思って鈴木さんの控室に行ったんですけど。そうしたら鈴木さんは昔と全然違ってて。「お久しぶりです」「雑誌とかではいろいろ拝見してるんで、よろしくお願いします」と堅い感じで挨拶されたんです。
    ――昔の悪ガキ感はなかったんですね。
    臼田 そのあとに試合前のリングでウォーミングアップしてるときに、鈴木さんのほうから「ウッシー、ちょっと軽くレスリングをやろう」と声をかけてもらって。軽いわりには1時間くらいやったんですけどね(笑)。終わったあとに握手をして「なんとなくウッシーっぽい感じは変わってないな。また今度一緒に練習しよう」と。昔の鈴木さんとは違いましたね。
    ――トラブルが多かったビッグマウス・ラウドで藤原組の過去が精算されたのはいい話です!
    臼田 そういう意味では、自分にとってはビッグマウス・ラウドは居心地のいいリングだったのかなって。
    ――新日本を離脱してビッグマウス・ラウドに参加した柴田勝頼さんはどんなレスラーでした?
    臼田 柴田くんは新日本のヤングライオンだった頃に話す機会があって。自分が2000年のスーパージュニアに参戦したとき、試合前の合同練習が終わったあとに柴田くんが「空手の蹴り・突きと、キックボクシングのパンチとキック、やっぱり間合いや距離感とか違うんですか?」って質問してきたんです。空手の突きは顔面はないし、キックのパンチとは間合いが違ってくるよね」なんて話をして。他の新日本の選手とは感性が違うなって印象がありますね。
    ――ビッグマウス・ラウドは1年半ちょっとで活動停止になりますが、きっかけは村上さんと上井さんのあいだのトラブル。そのへんはどういう風に聞いてるんですか?
    臼田 自分と原学(元バトラーツ)は何も聞いてなくて……村上さんや柴田くんはその経緯を当然、知っていると思うんですよね。「次の大会で終わりかな」ってわかってたと思うんですけど、俺はまったく知らなかったんです(笑)。最後の興行、2006年8月20日の後楽園ホールから終わった次の日ぐらいに当時のビッグマウス・ラウドの専務から電話だったのかな。「村上社長がスポーツ新聞ですべてを告白します」と。
    ――そうか、ビッグマウス・ラウドは上井さんが立ち上げたけど、社長は村上さんでしたね。
    臼田 村上社長が上井さんのことをスポーツ新聞でしゃべるからみたいな話を聞かされて。実際の記事を読んで「そういうことがあったんだ」という感じです。
    ――不協和音はまったく?
    臼田 よくわかってなかったですね。ただ、最後の大会に新日本の永田(裕志)さんが村上さんのパートナー「X」として出場したんですよね。相手は鈴木さんと高山(善廣)さんだったかな。試合が終わったら永田さんがマイクで「村上、このリングを潰すんじゃないぞ! 俺はいつでも上がってもいい」みたいにアピールして。このときの試合映像をDVDで見ると、永田さんのマイクのときの村上さん、目真っ赤なんですよ。そのあと控室で村上さんが男泣きしてる姿も見ちゃったんですよね……。
    ――村上さんのインタビューによると「ビッグマウス・ラウドに入るべきお金が入ってこない。要は上井がお金を入れない」「ボクは給料をもらわないでやってました」と。のちに民事裁判で上井さんを訴えて勝ったみたいですけど、ビッグマウス・ラウド末期は精神的に追い詰められていて。

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  • UFCアトム級新設? ケラモフとドーピング…■ジャン斉藤の雑談1週間

    2023-06-14 14:37  
    170pt
    この記事はDropickニコ生配信された「ジャン斉藤の雑談1週間」を編集したものです!【1記事から購入できるバックナンバー】・「自分に負けました」……平本蓮、斎藤裕戦を反省する
    ・RIZIN有明、超RIZIN!! 笹原圭一の「気分はインスタライブ」
    ・今成夢人のファンタスティックな話■松澤チョロの脱線プロレス
    ・萩原京平12000字インタビュー「平本蓮との再戦はお互いに勝ち上がってから」

    ☆UFCアトム級が新設?
    UFCアトム級新設のフェイクニュースが騒ぎになりました。RIZINスーパーアトム級王者・伊澤星花さんから重大発表が予告されたことから、「UFC参戦」が予想され、アトム級新設の現実味が帯びてきました。まあ伊澤さんの発表はジム設立だったし、その日、伊澤さんはCORO選手との結婚式が行なわれてて。RIZIN関係者も出席して祝ってもらったその翌日に「UFCに行きま~す」なんて発表をするわけがないんですよ(笑)。仮にUFCが決まっててもRIZINに配慮して発表をあとにズラしますよね。
    結局、アトム級開設のニュースはMMAニュースアカウントの「フェザー級廃止!だったらアトム級やっちゃおう!」みたいなノリツイートだったみたいです。ボクの「大砂嵐vsボブ・サップ再戦決定か!?」の煽りとあんまり変わんないんじゃないかなと(笑)。
    以前騒ぎになったONEのスタンプ・フェアテックスがUFCにトレードされる、という噂もそれに近いと思います。これも「スタンプはトレードするくらい価値がある格闘家」というノリツイートだったんじゃないかなと。
    アトム級の可能性がないわけではありません。☆ケラモフにドーピング疑惑
    ☆那須川天心の特例はズル?
    ☆クレイジージャーニー」立嶋篤史と松本人志
    ☆RIZIN北海道試合順
    ☆女性水着撮影会問題
    ☆KNOCKOUT谷川貞治の解説が不評
    ☆オールスター戦は時代遅れ?
    ☆G1クライマックスのリーグ戦の試合時間が30分から20分1本勝負に

    この続きと斎藤裕、横山武司、臼田勝美、ケラモフ、計量失敗…などの6月更新記事が600円(税込み)でまとめて読める「13万字・記事14本」の詰め合わせセットはコチラhttps://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2156132この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事150円から購入できます!


     
  • 17歳の外国人女子高生レスラー、後楽園のメインに立つ

    2023-06-14 14:11  
    150pt

    アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは17歳の外国人女子高生レスラー、後楽園のメインに立つです!
    <1記事から買えるバックナンバー>・遺されたエディ・ゲレロファミリーの告発と確執
    ・WWEが人種差別的なストーリー? シナリオライターの告発

    ・堕ちたデスマッチファイターは、わずかな希望にバンプを取り続ける
    ・ジェイ・ブリスコよ、安らかに眠れ…追悼番組を巡るAEWの献身と戦い

    アメリカ・ケンタッキー州からやってきた17歳の現役女子高生レスラーが、初来日ながら、後楽園ホールのメインイベントで王座挑戦の大役を任せられた。
    2022年11月27日、東京女子プロレスの後楽園ホール大会で坂崎ユカの持つプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦したのは、初来日の現役女子高生レスラー、ビリー・スタークス。来日当時は17歳11ヵ月で、これは後楽園ホールにおける来日外人レスラーのメインイベント出場史上最年少記録でもあった。

    現役女子高生でありながら、アメリカではAEW、ROH、MLW、GCWなどの各団体に出場するビリーは、今年3月には4本のベルトを巻く4冠王にもなった。初来日での王座挑戦、メインイベント出場はなんら問題のない実績を持つトップクラスの女子レスラーだ。
    平日は学業に勤しみ、成績はオールA(GPA4.0)の秀才。週末にはプロレスで各地を飛び回り活躍する、文字通り文武両道の才媛女子高生レスラー、ビリー・スタークス。うら若き18歳のビリー・スタークスがいま、さらに羽ばたこうとしている。
    オハイオ川が流れるインディアナ州ニューオールバニで生まれたビリー・スタークスは、プロレス好きな父親の影響で、幼い頃からプロレスが大好きだった。

    この続きと斎藤裕、横山武司、臼田勝美、ケラモフ、計量失敗…などの6月更新記事が600円(税込み)でまとめて読める「13万字・記事14本」の詰め合わせセットはコチラhttps://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2156132この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事150円から購入できます!

     
  • 那須川天心ボクシングデビュー前後の超雑談■現地観戦の鬼サーバル

    2023-06-12 10:53  
    200pt
    皆さんは2月と6月に配信したサーバルさんゲスト配信の回をおぼえているだろうか……? キックや那須川天心のボクシング転向話を「立ち技現地観戦の鬼」が解説したものだが、外注以外の仕事の遅さに定評があるワタクシ、ジャン斉藤の体たらくぶりと、ボクシングやキックの話題の流れの速さについていけず、掲載のタイミングを逃してしまい、お蔵入り状態。しかし、あえていま放出することで味わい深いものになるのではないか――つまり、これからお読みいただくテキストは、よく寝かされたワインなのである!!(怠けぶりを棚に上げて)。合計7万字強のおこしを14000字にまとめました!
    まずは2月配信のテキストです。時はK-1vsRISE対抗戦が発表された直後、那須川天心のボクシングデビュー戦正式発表前のつもりで読みましょう! タイムスリップ!!
    【1記事から購入できるバックナンバー】・キックぼんやり層に贈る「RIZINジモキック問題」とは何か■現地観戦の鬼サーバル
    ・THE MATCH総合演出・佐藤大輔「天心も武尊もちゃんと送り出せる映像を作りたかった」
    ――最近のキックの話でいえば、K-1とRISEの対抗戦ですが、どちらかというと交流戦に近いですね。
    サーバル そうですね。それぞれの団体内のカードで大箱が埋まっちゃえばいいんでしょうけど、現実としてなかなかそれは難しい。THE MATCHはお互いが団体の威信を懸けて……という面があったと思うんですけども。負けたらどちらかが傷が付くぐらいの勝負よりは、いまはお互いに刺激を与えていこうと。いままで見られなかったカードが実現することはもちろん素晴らしいことなんですけど、やっぱりTHE MATCHのときのインパクトよりは弱いのかなって感じはしました。
    ――まあ、THE MATCHは超レアケースですよね。
    サーバル そこはファンも感覚が麻痺しちゃったのかなっていう。自分もそうなんですけど(笑)。交流は交流ですごいことなんですけど、本当に心の底から「えっ!!」という驚きまではなく。いままでは団体同士が本気でいがみ合ってきたぶん、THE MATCHのような熱のあるイベントが生まれたわけですけど、それをずっと続けていくと今度はみんながひとつの団体みたいになってしまう。私なんかはまたTHE MATCHをやるなら数年は空けてほしいなってずっと思ってたんですけど。
    ――いまやっても「あのときのTHE MATCH」が成立しないのは、那須川天心と武尊の2人の教祖がそれぞれ抜けたことで、K-1もRISEも宗教的じゃなくなったからだと思うんですね。あのときは那須川天心と武尊のお互いのファンも人生を懸けるくらいの熱で応援していたというか。またTHE MATCHをやるには宗教をイチからつくり直すしかないですけど、いまは新たな教祖を作り上げる作業をしていると。
    サーバル いまのジャンさんの話にすごく納得します。逆に宗教的な要素が抜けて競技になったときに、もちろん注目されるカードはあるにしても、はたしてキックはあれだけの頻度で大箱興行をやって体力が本当にもつのかなって。だからこそK-1もRISEも提携してるんだと思うんですけど。私なんかは熱がなくなっちゃう中で大箱興行をやるなら、後楽園を毎回パンパンの満員にしてみんなの熱を集中させてほしいんです。いわば昔のKrushみたいな場をつくってほしいなと思うんですけど。でも、企業として考えたときに、なかなか簡単には後戻りできないんだろうし、ABEMAのバックアップもあるわけでしょうし。ファンのエゴとしては後楽園に戻って密度を集中させてやるのもありなんじゃないのかなと。
    ――RIZINとベラトールもそうですし、プロレスも「ゆるやかな連帯」を形成してるんですね。いまのキックはそこに近い感じはありますね。
    サーバル 私自身はTHE MATCHがあってもキック界は変わらないのかなと思ったんですけど、こうして交流が始まったことで天心vs武尊が本当にパンドラの箱を開けたんだなって思いました。
    ――武尊選手の今後はまだ未定ですが、那須川天心はボクシングに転向しますね。
    サーバル Dropkickチャンネルの配信を聞いてる人の中にはそんなにいないと思うんですけど、那須川天心の熱狂的ファンの存在が、ボクシングファンを不快感にさせてしまってる現状があるんですよね。たとえば「天心は井上尚弥を倒せる」みたいなことを平気で言っちゃうとか(苦笑)。
    ――平気で言っちゃうのはさすがに怒られますよ(笑)。
    サーバル 中には純粋に本気でそう思ってるファンもいるんですよね。でも、それは仕方ないというか、ファンにも季節があるわけじゃないですか。私みたく春夏秋冬の季節でいえば冬の終わりで枯れていくファンもいれば、ちょうどYouTubeなんかをきっかけにRIZINを見始めて、格闘技ファンになりたての人もいるわけだから。そういう新しいファンが「天心は井上尚弥に追いつけるのかワクワクする」みたいなことを書くだけで、20年30年見てるボクシングファンは「オマエは井上尚弥のここまでの道のりをわかってるのか?」ってカリカリするわけです。
    ――以前は届かなかった層の見方も、SNSで可視化されちゃいますからね。
    サーバル それにいまはSNSで選手本人に直接、過激なことを言えちゃうじゃないですか。私もトラブルを避けるためにスクリーンショットで引用する場合もありますけど(笑)。いまってあの那須川天心に対して見ず知らずの人が「おまえは通用しない」とかクソミソに言えちゃう時代なんで、選手も大変ですよね。
    ――朝倉未来がツイッターをやめるのもわかりますよね。ツイートするなら「天心vs井上尚弥、見たいなー。ただし、お互いキャリアが違うことを充分承知したうえで、もし実現したなら見たいな程度のレベルです」っていう注釈も付けないとダメってことですね(笑)。
    サーバル ボクシングファン側は昔から他の格闘技に対するアレルギーが強いんですよね。逆に年配のファンがいまだにいるってことかもしれないんですけど。その手のことを書いたら私自身がボクシングアンチみたいに捉えられて、ボクシングファンから攻撃を受けたりしてまして(笑)。
    ――ボクシングファンからお叱りの声が。
    サーバル K-1ファンからもアンチだと思われ、ボクシングファンからもお叱りを受けてます(笑)。どっちもチケットを買って会場に行ってるんですけどね。実際ボクシングファンって50代以上が多いと思うんですよね。私もそうなんですけど。
    ――そこに若い世代が雪崩込んできたときの衝突ですね。おそらく那須川天心ってボクシング史上、類にも見ないほどのフォロワーを外から引き連れてボクシングにくると思うんですね。となると、ボクシングというジャンルのしきたりを知らないファンが入り込んでくるわけですよね。
    サーバル 那須川天心にアレルギーがあるボクシングファンはやっぱりいます。私がたまたま見たツイートは、天心のデビュー戦は寺地拳四朗の世界戦と一緒だけど、天心のほうが試合順はあとなんじゃないか……という憶測があって。そうしたら「もし天心の試合があとだったら、自分は試合を見ないで帰る」と。
    ――カ、カテエ!
    サーバル それはその人の心情だから、べつにいいんですよ。ただ、ここまで期待されている天心が、どんなボクシングするのか見ないで帰るというのは、それこそボクシングに対する信仰心が……。
    ――まさしく宗教ですよね。
    サーバル そうなんです。K-1ファンの中にはなくなってしまった強い信仰心がボクシングファンにはあるんだって気付いたので、そういうふうに書いたら、よく思わないボクシングファンからいろいろとリプライをもらったりもして(笑)。それはべつにボクシングファンを不快にさせたいってことじゃなくて、そういう現象があるって言いたいだけなんですけども。私はキックファンでもあり、ボクシングファンでもあるんですが、天心のボクシング転向ってある意味でキック界からボクシング界へのプレゼントだと思ってるんですよ。
    ――いちばんおいしいときにボクシングに出荷したというか。
    サーバル これだけのプレゼントなんだから見るぐらいはしてもいいのに「自分は断固として見ない」「一生見ない」的なことまで書く人がいたりするんです。
    ――そこは世界戦なのに、超目玉の那須川天心と抱き合わせにしなきゃいけない興行的状況を憂うべきだと思うんですけどね……。
    サーバル ボクシングはやっぱり清く正しく美しく、貧しくてもちゃんと筋道を立てて選手は上っていくことが大事だと捉えているので。「なんで世界チャンピオンのあとに天心が出てくるんだ」「納得いかない」っていう人たちはキックファンよりは多い。ボクシングの歴史がそうなっちゃってるんで仕方ないんですけど。ただ、天心がボクシングに行くことによって得してるのはボクシング界なんですよっていうことをすごく言いたいんです。でも、そういうことをちょっと書くと過敏に反応する人がいて(苦笑)。
    ――「プレゼントなんかじゃない!」と。これはボクが昔から唱えている「ボクシング兄さん、弟のキックやプロレスに冷たすぎ」問題なんですけど。ボクシング兄貴は、自由気ままにやってる弟のプロレスやキック、末っ子のMMAに対して「俺はオマエらとは違ってな……」と小言が多いんですよ(笑)。なんでこんなに厳しいかといえば、自分たちにも後ろめたいものがあるのかなと。やっぱりボクシング兄貴を見習ってきてるから悪いところも受け継いでいる。だからこそ「俺はオマエたちと違うって」って言いたいんだろうなって。
    サーバル そこはプライドはありますし、信者化するってことは熱狂的なファンがいる反面、過激なファンを生むということですよね。
    ――ボクシングはいまだに巨大な宗教というか。質問がきてます。『天心選手のデビュー戦はどれくらいのレベルの選手がいいと思いますか』。
    サーバル デビュー戦なので普通に6回戦になりますが、すぐ8回戦に行くような勢いのある日本人、新人王上がりと組んでもらうのがいいとは思うんですけど、デビュー戦でそこまでは求められないのかなと思うので。
    ――様子見できるレベルの相手ですよね。
    編集部注☆デビュー戦の相手は日本バンタム級2位の与那覇勇気でした。
    サーバル 私は「何戦目かで世界チャンピオン」に拘るのはやめたほうがいいと思ってるんで、徐々にキャリアを積ませてほしい。帝拳ジムだからムチャなことはさせないのかなと思いつつも、天心は厳しい目にさらされてるんで、どの相手と組んでも「なんだよ」ってボクシングファンから絶対に文句を言われると思うんですよ。ただ、よく考えてください。私はアマチュア上がりの6回戦デビューをよく見てますけど、「相手のタイ人の実力を見ましたか?」ってすごい言いたいんです。
    ――チェーンナップファイトで育てていくわけですね。
    サーバル そういう試合をちゃんと見てる人は、天心のデビュー戦の相手がもし勢いのある日本人なら「このレベルとやるんだ!」って評価してくれるんですけど……。天心にただ文句を言いたい、ボクシングに乗っかって文句を言うだけの層だと「天心、こんな弱い日本人とやりやがって」「天心を勝たせようとしている!」って絶対に言われるんですよ(苦笑)。

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  • JMOC講習会/武尊PPVの値段……■ジャン斉藤の雑談1週間

    2023-06-08 11:39  
    170pt
    この記事はDropickニコ生配信された「ジャン斉藤の雑談1週間」を編集したものです!【1記事から購入できるバックナンバー】・西川大和のサステイン契約問題■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク
    ・ぱんちゃん璃奈論〜前向きに注文を打ち間違える彼女〜
    ・【MMAミステリー】牛久絢太郎はなぜ引き込んだのか? ■セコンド横田一則
    ・【配信時代を語る】DEEPはなぜU-NEXTに入ったのか■佐伯繁
    ここ最近のニュースを解説するコーナー。前回は超RIZINや北海道大会、K-1偽造コメント問題に元プロレスラーが木村響子さんに噛み付いた件に触れましたが(一部活字化せず)、見立てはそれほど間違ってなかったかなと。今回もガンガン解説していきます!
    ☆武尊と井岡一翔のABEMA PPVがセット販売
    同日にABEMAで配信される武尊と井岡一翔のPPV。それぞれ6000円前後なんですけど、合計12000円がセット売りで9000円になると。そもそもの価格が高いと話題になっていますね。まず言えるのは武尊選手も井岡選手もPPVは未知数なんですよね。井岡選手は地上派を中心にやってきたボクサーだからPPVに馴染みがない。武尊選手はTHEMATCHがバカ売れしたけど、あれはかなり特殊なケース。今回どういう数字が出るのか気になります。6000円前後という値段設定は、いまのファイトスポーツの中で最高値のRIZINに被せに来たのかなと。ここまでならギリギリ出せる金額というか。なにしろABEMAは武尊選手と1試合1億円のPPV報酬を支払いますし。
    これ、半額の3000円にしたからって売れる試合でもないと思うんですよね。3000円でも買わない奴は買わないし、ニッチなジャンルだから購入層は限定される。ボクは井岡選手のボクシング世界戦には興味がないから500円でも買わないです。金額の問題ではなくて、だったら別のことに時間を費やすってことですよね。
    「アメリカで起きてることは日本でも起きる理論」でいえば、何かをきっかけにPPV1万円の世界はそんなに遠くないんじゃないかと見てます。実際に武尊が6000円の壁を越えようとしてますからね。メンツ的に相当お金がかかる「超RIZIN2」で価格破壊が起きるかもしれない。北海道大会無料配信はその前振りかもしれないと脅しておきます(笑)。☆RIZIN北海道完売
    ☆ノア清宮G1参戦
    ☆神龍誠は対戦相手にふさわしいか
    ☆ブレイキングダウン公式BOOKの謎☆「推しの子」騒動
    ☆総合格闘家が窃盗
    ☆JMOCのジャッジトレーニング
    ☆RIZINがキックにこだわるのは…などなど1週間のニュースを振り返っています

    この続きと斎藤裕、横山武司、臼田勝美、ケラモフ、計量失敗…などの6月更新記事が600円(税込み)でまとめて読める「13万字・記事14本」の詰め合わせセットはコチラhttps://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2156132この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!1記事150円から購入できます!

     
  • 【ゆるやかな狂気】横山武司「日本の柔術家で俺が最もMMAに向いている」

    2023-06-08 11:06  
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    RIZINフェザー級にニューカマー! 脅威の極め力を持つ横山武司14000字インタビューです!(聞き手/ジャン斉藤)【1記事から購入できるバックナンバー】・RIZIN有明、超RIZIN!! 笹原圭一の「気分はインスタライブ」
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    ――RIZINデビュー戦は見事な一本勝ちで飾った横山さんにいろいろと伺います!Fighting NEXUSフェザー級王者として初のメジャー登場ですけど、いつもと違うところってありました?
    横山 今回はけっこう減量がキツかったんですよね。1ヵ月で10キロはやるもんじゃないなって。
    ――いつもはどれくらい落としてたんですか?
    横山 いつもは5~6キロ。それくらいだったら2~3週間前から軽くやっていれば落ちるんですけど、今回は筋トレやったり、肉体作りをやったので10キロも落とすことになりましたね。
    ――それで相手の計量オーバーを聞いたときはどう思われました?
    横山 計量オーバーはないなーと思うけど、気持ちもそのぶんわかりますね。マジつらかったんだろうなって。なので思ったよりイラッとしなかったですね。
    ――やっちゃいけないことだけども、減量の過酷さはわかると。
    横山 つらさわかるわー、マジきつかったんだなーみたいな。
    ――キャッチウエイトで試合をやることになりましたけど、試合をやらない選択はなかったんですよね。
    横山 試合をやらないことは頭になかったですね。1・6キロオーバーですよね。5キロオーバーとか言われたら「うん?」ってなるけど、それでもたぶんやっただろうなって思います。
    ――5キロオーバーでも!
    横山 やっぱり見に来てくれたり、期待してくれる仲間たちがいるんでやるしかないし、相手が体重オーバーしてる中で、問答無用で勝てばカッコいいじゃないですか。
    ――なるほど(笑)。
    横山 マジ、俺チャンスだなーって。「相手が計量オーバーしちゃいました」って連絡があった瞬間、今回の勝負もらったなって思いましたね。
    ――ポジティブですね!
    横山 俺、マジでポジティブかもしれないです。めっちゃポジティブですね。流れが全部自分に向いたというか、だって他の試合に比べて注目度が上がるわけじゃないですか。マジで俺に風が吹いてる、勝ったなー……って思いましたね。
    ――実際に1ラウンドで一本勝ちしたわけですもんね。横山さんはMMA5戦全勝ですが、MMAに対して「ガッツリやるぞ!」って感じじゃないスタンスが面白いですね。
    横山 みんなにそう言われます(笑)。ゆるくやってるじゃないけど。 
    ――自分はあくまでも柔術家であるというか。
    横山 そうそう、そこが大きな理由の一つ。総合格闘家として生きてるわけじゃなくて、総合格闘技で勝っていかなきゃ食っていけないっていうわけじゃないし。最初はモテたりとか、チヤホヤされたくて総合をやろうと。皇治選手みたいになりたかったんですけど(笑)。
    ――「武司(たけじ)」と「皇治(こうじ)」で韻は踏んでますけど(笑)。
    横山 もうホントに皇治選手を見習って「モテてしゃーない」を言いたかったんですけど(笑)。総合を始めてすぐいまの嫁と出会って結婚しちゃったんで。
    ――モテる必要はないと。
    横山 総合をやる必要がなくなっちゃったんじゃないかって。勝ちたい理由って、あんまりないから楽しく取り組むだけやりたいようにやって、やめたくなったらやめればいいなって。練習はめっちゃハードにつらいことやってるけど。
    ――MMAをナメてるわけではないんですね。
    横山 練習が好きだから、自分を追い込むために試合にエントリーしてる感じ。試合という目標がないと、どうしても怠けちゃうから、自分を追い込むいいきっかけになるなっていうくらいで。総合で勝たなきゃいけない理由がないから楽しくやれてますね(笑)。個人的にいえば、ぶっちゃけ早く負けたい気持ちが強くて。
    ――えっ!?
    横山 総合で負けたらどういう感情になるのかを知りたいし、ボコボコにぶん殴られる経験もちょっとしてみたいし、早くボクのことを倒してくれる奴が現れないかとは思ってます。
    ――柔術とMMAの負けは違う感じはありますか? まだMMAで負けてないからわからないかもですが……。
    横山 まだ負けてないからわからないけど、あんな大衆の前で負けるのは相当つらい気持ちになるんじゃないかな。やっぱりブラジリアン柔術はアマチュア競技だし、業界の人たちしか注目してないけど、やっぱりRIZINになってくると、マジで道を歩いてると声かけられたりするんで。勝ったり負けたりしたら生活がガラッと変わる環境で負けたらどういう感情になるんだろうな?みたいな。「もういいや」って柔術に戻るかもしれないけど、ツイッターとか見ると負けても続けてほしいみたいな投稿があるから「俺が期待される世界があるんだな」って。
    ――MMAは知名度や金銭面のプラスが大きいですかね。
    横山 お金はたしかにRIZINでどっと稼げるとは思うんですけど、やっぱりその先がないというか。RIZINで年間1000万稼いだらすごいいい暮らしができるとは思うけど、総合をやめたらなかなか稼げないお金ですよね。早いうちに柔術のジムで安定した収入があるほうが将来的には自分が送りたい生活を送れる。でも、いまは目先のお金がほしくて総合をやってるっていうところはあるけど(笑)。
    ――総合のギャラは「目先のお金」(笑)。
    横山 でも、早くジムなんかでしっかり稼げるようになったほうがいいから、目先のお金を追っちゃいけないなとは思ってますけど。
    ――たとえばMMAで名前をあがれば、ジム経営やセミナーで潤ったりしないんですか?
    横山 いや、そうでもないですよ。知名度が上がれば柔術にいいことがあるかっていえば、べつにそんなことないんですよね。柔術ってそういうもんだと思います。総合で有名になってボクについてくる人は、ボクがあんまり求めてる人じゃない。隣のジムがもっと有名になれば移籍しちゃう人だし。
    ――流行りを追ってる人たちに過ぎないってことですね。
    横山 そうですね。ボクの柔術に興味を持ってくれればいいけど、あんまりRIZINと柔術は直結しないんで。とりあえず目先のお金にしかならない。
    ――でも、目先のお金を取りに行ってるわけですよね?(笑)。
    横山 そうです(笑)。もうこの際、稼げるだけ稼ぎたいなとは思ってますね。どこまで長く続けるかわかんないから。モテが必要なくなったから、金ってことですね。
    ――ちなみに奥さんとどこで知り合ったんですか?
    横山 奥さんは中・高の同級生ですね。ボクの初恋の相手で。
    ――なんですか、そのマンガ展開は(笑)。
    横山 中学生のときは両思いみたいな感じで、お互い初恋だったんですけど。同じ高校に行ってボクがチャラチャラし始めたら「格闘技をマジメにやってる横山が好きだったから、高校で調子に乗ってる横山は全然いいと思わない」みたいに言われて仲良くなくなって。総合デビューしたときに「この試合、見に行く」って7~8年ぶりに連絡があって。そこで久しぶりに会ったらマジでかわいかったんですよ。
    ――キラキラしすぎて、これ以上、聞きたくないです(笑)。
    横山 ホント筋の通ったいい女なんですよ。格闘技を真面目にやり始めることで、結婚するきっかけができて、ボクの人生がすごくいい方に向いたんですね。
    ――「目先の金」以外もついてきたと。
    横山 いまは嫁のために総合で金を稼ぐぞ!みたいな。稼いで高いもの買ってやることがモチベーションになってますね(笑)。
    ――柔術方面のお金事情は詳しくないですけど、横山さんぐらい育ったら柔術で食っていけたりしないんですか?
    横山 一応家族でやってるジムもあるし、柔術でもそれなりに結果は残してきてるんだけど、お金の稼ぎやすさ、稼げる額は総合とはもう桁違いですね。選手として柔術で稼げるお金って、ボクぐらいの選手だと年間50万もない。日本での話ですけど。
    ――横山さんクラスでも。
    横山 それはファイトマネーがないから。たまに賞金マッチというか、優勝したら20~30万もらえるトーナメントが年間2回ぐらいあって、2つとも優勝すれば50万稼げるけど、優勝できなきゃゼロ円なので。
    ――柔術のジムというシステム自体は、総合よりもビジネス的に生み出せるけど、競技者としては違うと。
    横山 それは間違いないですね。総合格闘技って一般人はほとんどやらないわけで。やる人もいるとは思うけど続かないし、それで会員100人は集まらない。
    ――ジム通いはフィットネスとしての目的が大半ですよね。
    横山 柔術は習い事として続けられる人がけっこう多いので、柔術のジムで会員100人以上を目指すってのがいちばんいい生き方な気がしますね。安定的な収入があれば楽しく毎日すごせるけど、総合とかケガしたら終わりだし、長くはできないですから。
    ――ただ、柔術ジムを大きくするって競技者としてのモチベーションとはまたべつですよね。
    横山 そうですね。そうだけど、ボクが柔術を好きなのは老若男女のみんなで楽しめるスポーツだからで。チームで練習して、たまにある試合にみんなで一緒に出て、誰が勝てるか?って楽しむ。総合って完全にいち選手じゃないですか。みんなで一緒に練習するみたいなこともないし、柔術はいろんなひとたちとスポーツを通じて仲良くなれることが魅力だから。柔術ジムを大きくすることはすごくやりがいのあることだと思ってますね。柔術は競技としても楽しいし、素晴らしいスポーツ。死ぬまでずっとやり続けたいと思ってます。総合はもうハードだし、死ぬまでやりたいなんて全然思わないです(笑)。
    ――ハハハハハハハ。ハードな作業に見合う対価があるからやってる感じですね。
    横山 そうですね。
    ――まったくUFCを考えてないのが清々しいです。
    横山 まったく考えてないです(笑)。
    ――UFCも稼げますよ!(笑)。
    横山 あー、でも、RIZINのほうがいい気がする。ボクは周りの人間のために総合をやってるところもあって。地元の友達はボクがRIZINに出ることを死ぬほど喜んでるんですよ。死ぬほど盛り上がってる。UFCに出るというより、RIZINに出たっていうほうが日本にいる人たちはやっぱりわかりやすくて。
    ――やっぱりUFCは海の向こうの出来事だったりしますからね。
    横山 たとえばお母さんの職場の人たちも「RIZINに出る」って聞くと、すごい反応があるんですよ。やっぱり日本だったらRIZINが絶対いちばん有名だと思うんで、日本で生きて日本で総合やるんだったら、RIZINがいちばん周りの人にも応援されやすい。周りの人間たちも盛り上がるんで、そこはもうRIZINですね。UFCの試合を見ればホントにすげえって思うけど、べつに好きな選手は1人もいないし、選手のこともよく知らない。マクレガーとかは知ってるけど、興味もあんまない。
    ――でも、もともと総合をやりたかったんですよね。
    横山 小学校5~6年生のときはDREAMを見に行って「うわ、もうマジで青木真也カッコいい!!」みたいな感じでした。もうヨアキム・ハンセンも大好きだったし。
    ――ヨアキム・ハンセン! もしかしてそのタトゥーはヨアキムリスペクトなんですか?
    横山 そうです! ヨアキム・ハンセンのように左腕から入れて。ヨアキムはビジュアルとか完璧ですね。あのときのDREAMには川尻(達也)選手やエディ・アルバレスもいて、ライト級はもう最高でしたねぇ。・クレベルの活躍を見て俺もできるなと
    ・日本の柔術家でボクがいちばんMMAに向いている
    ・コーチ佐藤将光の存在
    ・牛久先輩の引き込みに燃えた
    ・平本蓮はおいしい相手とやりすぎ
    ・RIZINの寝技は見応えがない……14000字インタビューはまだまだ続く

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