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記事 26件
  • 【記事詰め合わせ】金村キンタロー、平田淳嗣、川田利明、倉持隆夫、矢野啓太ほか……

    2015-05-31 23:59  
    540pt
    非会員でも購入できる大好評インタビュー詰め合わせセット! par16は大好評インタビュー9本、8万字オーバーで540円!!  試し読みも可能です!過去の記事詰め合わせセットはコチラを参照!http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar782153par16①理不尽小僧・金村キンタローがすべてをぶっちゃける!
    「インディで年収1500万……一銭も残ってないです!」
    ②「おまえ平田だろ!」平田淳嗣のスーパーストロングなプロレス人生
    「働いていた新聞配達店に山本小鉄さんから電話があったんです……」
    ③小佐野景浩のプロレス歴史発見……デンジャラスK・川田利明物語
    「三沢光晴を追いかけて――」
    ④元・日本テレビアナウンサー倉持隆夫インタビュー
    作られたスポーツを実況するということ――「古舘伊知郎はすべてを知ったうえでしゃべっていた。私は何が起こるかを知らず実況していたんです」
    ⑤タイトルマッチ惨敗! 堀口恭司はどうして攻略されてしまったのか? 大沢ケンジが解説!
    ⑥ピエロの狂気! 矢野啓太「胸いっぱいのプロフェッショナルレスリング論」矢野啓太
    ⑦マット界事情通Zの「プロレス点と線」トーク
    ・高橋奈苗退団から見えてくる世IV虎の今後
    ・諏訪魔vs藤田和之を実現させる方法
    ・高木大社長W-1CEO就任と静かなる帝国GENスポーツエンターテイメント
    パイオニア戦志、W☆ING、FMW、WEW、アパッチプロレス……身体を削り、血を流しながらインディマットを渡り歩いてきた金村キンタローインタビュー。FMWが倒産した日、大仁田厚との確執、冬木弘道の闘病生活、橋本真也の破壊王エピソードなど、豪傑が生きた時代を15000字で語ります!イラストレーター・アカツキ@buchosenさんによる昭和プロレスあるある4コマ漫画「味のプロレス」出張版付きでお届け!――金村さんは波瀾万丈なレスラー人生を送ってますよね。
    金村 相当波瀾万丈ですよ! セクハラ問題もありましたし……いまのプロレス界からすると、信じられないくらい稼ぎましたけど、一銭も残ってないですからね。最高で年収1500万円を超えましたけど、全部使っちゃいました。
    ――インディで年収1500万って凄いですねぇ!
    金村 年間200試合以上はやってましたから。30歳から1000万を超えて、30半ばの頃には1500万円いってました。相場は1試合5万円、安いところで3万ぐらいで。「金村さん、安いけど上がってくれませんか」とオファーがあっても、こっちからは金額は言わないんですよ。それで安かったら二度とそのリングには上がらないんですけど(笑)。
    ――もちろん5万以上のときもあったんですよね。
    金村 『ハッスル』なんて後楽園ホールで10万でしたからね。横浜アリーナとかビックマッチになったら20万30万の世界。新日本プロレスの東京ドームのときは試合が終わって帰ろうとしたら、上井(文彦)さんからギャラとは別に「車代」ということで何十万もらいましたし。
    ――暗黒・新日本時代にそんな車代は! それを全部使い切ったわけですね(笑)。
    金村 使っちゃいましたねぇ(笑)。やっぱりね、プロレスラーって“怪物”じゃないといけないんですよね。デビューしたときから先輩と割り勘で焼き肉とかが嫌で嫌で。先輩になったら後輩に全部おごってやろう、と。プロレスラーは無理してでも食べなきゃダメだし、飲まなきゃダメ。タニマチに「お酒、飲めますか?」と聞かれたら「飲みますよぉ。覚悟してくださいよ!」くらい脅かさないと。いまはタニマチとトンカツを食べに行ったら、コロモを剥がしてるヤツがいますからね。最初からポークソーテを頼めや!!って(笑)。 
    ――レスラーの気質も変わってるんですかね(笑)。
    金村 いまは1試合1万ももらえてないですしね。考え方も変わりますよね。それで1000万稼ごうとしたら1000試合やらなきゃいけないですよ。
    ――金村さんは使っちゃいましたけど、相棒の黒田(哲広)さんはしっかりと貯めこんで相当貯金があると聞きますね。プロレス界ナンバーワンの貯蓄家だとか。
    金村 黒田は凄いですよ。でも、一番は藤波(辰爾)さんですよ。
    ――あー、ドラゴンは奥さんがしっかりしてますよね。新日本の全盛期にムチャしないで貯めていたとすれば納得です(笑)。
    金村 プロレス界ってね、トップに立たなくても稼げたんですよ。便利屋でも稼げるんですよ。肝は「負けは怖がるな!」なんですよね。
    ――金村さんって物事をハッキリ言いますよね。
    金村 言いますね。あとブスとはしゃべらないです(キッパリ)。
    ――ハハハハハハ!
    金村 30代前半の頃はキャバクラでよく遊んでたんですけど、気に入らない女の子が座るじゃないですか。一言も喋らないです。
    ――一言も(笑)。
    金村 でも、他人と喋るときは敬語を使いますよ。昔はいつも偉そうにしてたんですけど、そこは高木三四郎を見て変わりましたね。昔DDTに上がってたんですけど、あの人は自分の団体の若い子と喋るときも敬語を使うんですよね。そこらへんから他人と喋るときは敬語になりましたね。
    ――高木社長はW−1のCEO就任で“時の人”ですね。
    金村 あの人は賢いです。そして真面目です。あそこまで上り詰めるのはわかりますよ。
    ――金村さんもデビュー当初は苦労されたんじゃないですか?
    金村 あの頃は1試合1万円ですよ。生活できないからバイトをやってたんですけど。引っ越しのバイト。で、W☆INGに入ってから1シリーズ10万円になって。
    ――1シリーズ10万ですか。
    金村 実質1ヵ月10万円。まあでもビクター・キョネスがご飯とか全部払ってくれたので、お金には全然困らなかったです。
    ――W☆INGの1シリーズ10万円って当時の相場だといい待遇なんですかね?
    金村 どうなんですかね? そのW☆INGでクーデターみたいなことがダメになって、IWAジャパンに移ったじゃないですか。荒谷(望誉)から「ジャイアンならIWAで給料25万はもらえるよ!」と言われたんです。
    ――「ジャイアン」とは金村さんのあだ名ですね(笑)。
    金村 でも、浅野(起州)社長に「アンタには出しても14万円よ!」とピシャリと言われて。そのあとにIWAでW☆ING人気が爆発して、ボクのグッズをメチャクチャ作りまくったんですけど、すぐにFMWに移籍しちゃいましたね(笑)。
    ――ハハハハハハ!
    金村 FMに移籍したことでIWAと裁判をずっとやってましたよ。IWAとは2年契約を結んでいたんですよ。
    ――契約書に判は押したんですか?
    金村 ガッチリ押しましたっ!
    ――だったら訴えられます(笑)。
    金村 あのときは大仁田さんのほうで「全部面倒見るから」と。移籍にするにあたり、いろいろとあって「まず自宅から出ろ」と。捕まったら危ないわけですよ。「移動はタクシー、電車にも乗るな」と。
    ――物騒な移籍騒動だったんですねぇ(笑)。
    金村 引っ越しの敷金礼金、引越し費用もFM持ち。契約金は100万。松永(光弘)と同じ金額なんですけど、「松永には50万と言ってくれ」と。
    ――そこにはメンツの問題があるわけですね。
    金村 給料は試合数によりますけど、月50〜60万。
    ――それはいい待遇ですねぇ。
    金村 あとFMって地方巡業のとき1日2000円のメシ代が出るんですよ。1〜3月は大会数が少なかったから、ボクだけ特別に10試合分のギャラの保証をしてくれて。その時期は何にもしなくても20〜30万円はもらってましたね。
    ――あの当時のインディでも充分稼げたんですね。
    金村 FMのときは最高で月80万円くらいですね。面白い話があって、電流爆破デスマッチで大火傷をして入院してたんですよ。デスマッチをやると荒井(昌一)社長から衣装代や車代をもらえるときがあるんですけど、入院したときは100万円もらったんですよね。
    ――100万のデスマッチボーナス!
    金村 もちろん田中(将斗)や黒田(哲広)たちももらってるだろうと思っていたら、何十年も経ってからですよ。「あんとき電流爆破やって金をもらってたやろ?」と言ったら、み〜〜んな不思議な顔をしてて。
    ――もらってなかった(笑)。
    金村 黒田は衣装代名目でたまにもらってたみたいですね。こないだ保坂(秀樹)とひさしぶりに会ったときも「ちゃんと話をしなきゃいけないことがある……電流爆破でいくらもらってたの!?」って迫られましたけど。
    ――人間関係をぶち壊す電流爆破(笑)。
    金村 まあ、大火傷で1ヵ月近く入院されていたから同情されてんですよね。そのあいだも給料は保証されていたからウハウハでしたけどね(笑)。でも、火傷で入院はもうしたくないです。アレはしんどいんですよ……。
    ――レスラーを前にしてこういうことを聞くのは失礼なんですが、昔ターザン山本さんが「電流爆破は痛くないですよぉぉぉ!」と吠えていたときがあるんですが、大火傷で入院するくらいのケガを生じるってことですよね。
    金村 いや、電流爆破が一番やりたくないです。デスマッチの中で一番痛いですねぇ。
    ――団体によって電流爆破の仕組みは違うもんですか?
    金村 違うは違いますね。藤原組長と電流爆破をやったときは火薬の量がもの凄くて、組長も火傷してましたからね。
    ――火傷しない電流爆破ってあるんですか?
    金村 ないと思いますね。自分、こないだ九州でひさしぶりに電流爆破をやったんですよ。奇跡ですよ、火傷しなかったのは。デスマッチの中で一番怖いですよね。試合前の独特の雰囲気、緊張感があるんですよ。あとファイヤーデスマッチも危ないですよ、あれは(笑)。
    ――ザ・シークが酸欠状態で死にかけましたね。
    金村 痛い凶器で言えば、『水曜日のダウンタウン』でも特集してましたよね。ものの見事にボクのところには話を聞きに来ませんでしたけど(笑)。一番痛い凶器というのは、ワイフビーターが持ってる芝刈り機。
    ――そりゃあ痛いですよ、芝刈り機(笑)。
    金村 あとババ・レイ・バッドリーのチーズスライサー。おでこを削るという。
    ――聞いてるだけで頭がフラフラしますね……。
    金村 でも、プロレスで何が一番痛いかといえば、長州力のラリアットであり、大谷晋二郎のドラゴンスープレックス、田中将斗のエルボー……凶器より生身の肉体から繰り出される必殺技のほうがキツイんですよ。
    作/アカツキ――デスマッチじゃなくてもレスラーは身を削ってるわけですよね。
    金村 「わりに合わないんじゃないか」と言われますけどね。いまなんか新日本以外は大変じゃないですか。デスマッチをやっても昔ほどはお金はもらえないですよ。後楽園で年間最高34試合やったことありますけど、1週間後楽園に出続けたことあります。そのときはドームホテルを1週間取りましたから。
    ――それくらい稼げたということですね。
    金村 そして全部使いました! 毎晩違う女と遊んでましね。FMのときは彼女と結婚したんですけど、速攻で離婚して。結婚生活が息苦しくなったんですよ。FMの巡業が終わって家に帰らないでFMWの道場に寝泊まりして。道場のチャンコはマズかったですけどね。田中将斗のモツ鍋はめっちゃマズイです。
    ――モツ鍋ってマズくなるんですかね?(笑)。
    金村 いやいや、ホントにマズイんですよ。一口食べたらクソマズくて。「だったら食べるな」と言われたから二度と口にしませんでしたね。ボクは料理が得意なんですけど、いまでも田中将斗や黒田から「豚キムチやわかめスープを食べたい」と言ってくれますね。 
    ――ところでFMWの居心地はよかったんですか?
    金村 あまり居心地はよくなかったですね。ただ、田中将斗、黒田、非道、ハヤブサとかの横の繋がりはよかったですね。FM自体にはなんの思い入れもないです。潰れたときには「……これからどうやって食べていこうかな」とは思いましたけど。じつは倒産直前の2〜3年のあいだは契約していないんですよ。DDTや大日本には勝手に上がっていたんですよ、あれ。
    ――勝手にですか?
    金村 冬木(弘道)さんには「いい加減にしないとクビになるぞ!」と怒られてたんですけど。
    ――何か理由があったんですか?
    金村 FMのエンタメ路線が嫌いだったんですよ。その前にボクたち、ブリーフブラザーズをやって賛否両論だったじゃないですか。やるとなったらやってましたけどね。
    ――冬木さんのエンタメ路線のブレーンとして杉作J太郎さんが参加されてましたよね。
    金村 最悪でしたよ。アイツと東芝EMIの人間がメチャクチャにしたんですよ。なんていうんですかね、やっぱり八百長前提の試合はしたくなかったんですよ。
    ――でも、冬木さんはやりたかったんですよね。
    金村 やりたかったみたいですね。冬木さんはアメリカンプロレスが好きだったんで、WWEみたいなことをやりたかったんでしょうね。
    ――日本では早すぎたんですかね?
    金村 早すぎたというよりは、やり方がダメでしたね。たとえば荒井社長に小便をかけたりしたじゃないですか。
    ――ありましたね(笑)。
    金村 そんなの水でいいじゃないですか。水にアンモニアを混ぜたやつをやったんですけど、匂いが臭くて試合ができないですよ。
    ――邪道・外道のコンプリート・プレイヤーズもFMWのエンタメ路線には反発してたんですよね。
    金村 あのエンタメのやり方を嫌った邪道さんたちはFMをやめちゃいましたけどね。ボクはエンタメは嫌いなんですけど、やれと言われればやります。DDTでもやりましたし、「蛇村キンタロー」も楽しかったですよ。
    ――FMWのときは選手とフロントの呼吸が合わなかったんですかねぇ。
    金村 急にリングネームを変えることになったり。邪道さんはボクのことを「金の字」と呼んでいて、シャーク土屋からが「キンタロー、キンタロー」と呼ばれてたんですよ。ボクは大木金太郎と同じ在日だから、そのあだ名が採用されて。でも、冬木さん、国際プロレスで大木さんの付き人をしていたから「顔じゃねえよ。カタカナだ」って。
    ――それで金太郎じゃなくて「キンタロー」に。
    金村 FMのエンタメ路線はホント嫌だったんですけど、「とにかくギャラをアップするから残れ」と。ボクは年収1000万を超えたかったんで、まあ残りましたけどね。
    ――FMW末期は経営的に厳しかったんですよね。
    金村 ですね。倒産した日のことも覚えてますよ。金融をやってる知り合いから連絡があったんですよ、「FMWが倒産したぞ!」って。その知り合いと一緒にFMの事務所会社に行こうとしたら、雁之助から電話があって。「いまから事務所に来れる?」「倒産したんやろ?不渡り出したんやろ?」「なんで知ってるの?」「秘密にせんと言えや!」なんてやりとりをして。途中で事務所の女の子から電話もあって。事務所にチンピラがいっぱい来てるらしくて「怖くして仕方ないです」と。 
  • 朝まで激論!リーボックショック……賛否割れるユニフォーム制度■MMA Unleashed

    2015-05-28 23:06  
    32pt
    Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム。今回は賛否割れるUFCのユニフォーム制度!!UFCがリーボックと6年間・7,000万ドルの独占契約を締結し、ユニフォーム制度の導入を発表したのは昨年12月のことだった。この7月から、すべてのUFCファイターはファイトウィークにはリーボック製のユニフォーム以外の着用が禁じられる。5月に入ってUFCでは、選手が受け取ることになるスポンサー料の具体的な金額を発表した。選手のズッファでの試合数に応じて、1~5試合の場合には2,500ドル、6~10試合の場合5,000ドル、11~15試合の場合10,000ドル、16~20試合の場合15,000ドル、21試合以上の場合20,000ドルとなっている。さらに、タイトルマッチに臨む挑戦者には3万ドル、チャンピオンには4万ドルが支給される。
    予想よりかなり少ない金額であったこともあって、この金額が報じられるやい
  • 高橋奈苗退団から見えてくる世IV虎の今後■「プロレス 点と線」

    2015-05-27 09:27  
    54pt
    プロレス事情通Zが業界のあらゆる情報を線に繋げて立体的に見せるこのコーナー「プロレス 点と線」。今回はスターダムから電撃退団が発表された「高橋奈苗」について! その裏側には世IV虎vs安川惡斗戦があった……!?

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    非会員でも購入できる大好評インタビュー詰め合わせセット! par15は大好評インタビュー8本、8万字オーバーで540円!!  試し読みも可能です! http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar781624①レイザーラモンRGが芸人として、プロレス者として激語り!「ラッスンゴレライから考えるスターダム不穏試合」②レスリング五輪銀メダリスト太田章が話題の映画を語る「レスラーたちが苦闘したフォックスキャッチャーの時代」――あるいはダンヘンやランディ・クートゥアたちの物語③「1976年のアントニオ猪木」著者・柳澤健のレスリング講座「アマチュア・レスリング まだらのルーツ」④衝撃秘話! ジャイアント馬場・全日本プロレスがよみがえった瞬間――あの日、キャピトル東急で更級四郎×ターザン山本 「馬場さんに全日本プロレスの再生計画の小冊子を渡したんです。1ページ目には◯◯が△△に■■することって書いてあって」⑤あの熱狂はなんだったのか? PRIDEとともに生きた時代雀鬼・桜井章一×笹原圭一「ヒクソンはね、自分が息子を殺してしまったんじゃないかという罪の意識に囚われてしまったんです」⑥小佐野景浩の好評連載「プロレス歴史発見」三沢光晴物語ー四天王プロレスの光と影「いまになってあのプロレスはいけませんと言うのは酷でしょ。ありがとう!でしょう、彼らにかける言葉は」⑦網膜剥離からの再起戦!川尻達也ロングインタビュー⑧小原道由のクレイジートーク「海外遠征とは何か?」「ドイツ遠征のとき試合前に会場に呼ばれたんです。どうも腕試しをしたいレスラーの相手をしてくれってことで……」

    http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar781624

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    ――以前のこのコーナーでも触れましたが、消滅に終わりそうな諏訪魔戦について藤田和之が各媒体でコメントしています。
    Z 要約すると「やるなら第3のリング、立会人は猪木さん」と言っていますね。
    ――猪木さんが立会人の時点で第3のリングではないと思うんですけど……(笑)。
    Z 藤田選手の発言からも、諏訪魔戦は猪木さんがストップをかけていたことが明らかになりましたし、猪木さんの存在を無視してやることできないということですよね。
    ――これで藤田側からアクションを起こすことは考えられますか? 
    Z いやあ、難しいですよねぇ。今回の『週プロ』の表紙が諏訪魔戦を煽る藤田選手だったじゃないですか。発売日翌日は全日本の後楽園ホールで諏訪魔選手の試合は休憩前。私は「これは何か起きるんじゃないか……?」と思ったんです。メインの曙vs潮崎豪の三冠戦を邪魔せずに盛り上げるという点では絶好の位置ですよね。
    ――でも……。
    Z 何も起きない。なんだったんだ、『週プロ』の表紙は(笑)。
    ――まあ、『週プロ』の佐藤編集長はバラエティ番組なんかで「爪痕を残さなきゃっ!」って浮足立つグラビアアイドル的なところがありますから(笑)。不穏試合でもなんでもなかったスターダムの試合を扇情的に煽った件もそうですけど。
    Z 『週プロ』としても藤田を表紙にするってことは、諏訪魔戦に何かしら希望があると思っていたんでしょうけど。昨日の後楽園で何もないってことは、道のりは厳しいんだろうなって。藤田と諏訪魔のあいだに誰かが入って個人ベースで調整していくしかないんじゃないですかね。
    ――でも、結局は団体の意向は関わってくるんじゃないですか?
    Z そこは両団体の景気具合なんじゃないですかね。
    ――ボクはですね、IGF側は大晦日に実現できればいいくらい気長に考えてると思うんですよね。
    Z ちょっと待ってください。まだ5月ですよ? 梅雨入りすらしていないんですよ?(笑)。
    ――なんでかというと、IGFはいまのところ放送環境がないんですよね。ニコ生やCSで中継をやっていない。大晦日は例年地上波の深夜枠を買ってるから、スポンサー向けにもアピールできる場じゃないとやりたがらないんじゃないかな、と。
    Z なるほど、ノーテレビ興行ではやりたくないと。全日本の場合は至急テコ入れが求められてるんですけどね。今回三冠戦があった後楽園ホールは主催者発表で900人ですよ?
    ――三冠戦で後楽園ホールが満員にならないのはキツイですよね。
    Z いまの全日本の試合は文句なしに面白いんですけど……。バラエティに富んでいて迫力もある。いまのプロレス界ではトップクラスの満足度がありますよ。
    ――それでどうして客足が伸びないんですかね。
    Z うーん、営業が弱いんですかねぇ。たとえばドラゴンゲートはスタッフ営業以外に選手営業が強いですよね。
    ――新日本プロレスって選手営業はやってないですよね。
    Z 知り合いにチケットを頼まれることはあるんでしょうけど、基本的に一般売りが中心ですよね。全日本も新日本と同じ形態。DDTやドラゲーほど選手営業はしてないですね。諏訪魔や横綱(曙)なんかは後援会が強いんでしょうけど。
    ――昔ながらのタニマチ方式。IGFとリアルジャパンもそこがめっぽう強いですよね。
    Z あとIGFの澤田敦士は相当チケットを売るという話ですけどね。
    ――だから会場でも人気があるように見える(笑)。
    Z そうそう、澤田選手の知り合いが来てるから声援が多いんですよ。
    ――でもまあIGFは2〜3ヵ月に一興行だから、一点集中できるところはあるんでしょうけど。
    Z 全日本だと月1で後楽園ホール、地方巡業もあるじゃないですか。そうなると選手営業以外も重要になってきます。今回みたいに三冠戦をやっても寂しい客入りだと、諏訪魔が藤田戦に動いた気持ちは凄くわかりますよね。
    ――藤田vs諏訪魔の行方はしばらく見守りましょう。それで今日はスターダムの高橋奈苗退団の件について聞きたいんですけど。
    Z 高橋奈苗選手は表面上は円満退団ということですけど。退団会見の数日後にスターダムの後楽園ホール大会があったんですが、そこで奈苗選手がリング上から挨拶もしないというのは……。
    ――複雑な事情があるということですか。
    Z 若い選手ならともかく、団体の立ち上げから関わり、多くのスターダムの選手たちを育ててきた奈苗選手がリング上からファンに向かって挨拶もしない。これは退団会見をやることが限界だったということですよね。このインタビューの続きと、金村キンタロー、平田淳嗣、川田利明、倉持隆夫、矢野啓太など、8万字オーバーの記事9本が読める「詰め合わせセット」はコチラです 
  • 【フリー記事】コーミエ戴冠記念! ダニエル・コーミエのどん底からの教訓■MMA UNLEASHED

    2015-05-24 13:58  
    UFC187のライトヘビー級王座決定戦でアンソニー・ジョンソンを破り王座戴冠を果たしたダニエル・コーミエ。レスリングエリートながら、ここまでの道のりは苦難に満ちていた。2012年、ストライクフォースヘビー級GP決勝戦ジョシュ・バーネット戦(結果はコーミエ勝利)直前に更新したMMA UNLEASHEDから、コーミエの復活劇を味わってほしい。子どもの頃には、裏庭にマットを敷いてもらってプロレスごっこ三昧だったダニエル・コーミエは、高校に入ってレスリングで頭角を現し、15歳で州のチャンピオンになり、そのままナショナルチームに参加して国際大会で優勝と、まばゆいばかりのエリート街道をばく進した。影が差したのは、2004年アテネ五輪にむけた国内選考会直前。生後3ヶ月の娘ケーディーンを自動車事故で亡くしたのだった。母親と友人の乗っていた車に、トレーラートラックが突っ込んだ。コーミエは当時23歳。翌週に控
  • 理不尽小僧・金村キンタロー「インディで年収1500万……一銭も残ってないです!」

    2015-05-23 09:49  
    108pt
    パイオニア戦志、W☆ING、FMW、WEW、アパッチプロレス……身体を削り、血を流しながらインディマットを渡り歩いてきた金村キンタローインタビュー。FMWが倒産した日、大仁田厚との確執、冬木弘道の闘病生活、橋本真也の破壊王エピソードなど、豪傑が生きた時代を15000字で語ります!イラストレーター・アカツキ@buchosenさんによる昭和プロレスあるある4コマ漫画「味のプロレス」出張版付きでお届け!――金村さんは波瀾万丈なレスラー人生を送ってますよね。
    金村 相当波瀾万丈ですよ! セクハラ問題もありましたし……いまのプロレス界からすると、信じられないくらい稼ぎましたけど、一銭も残ってないですからね。最高で年収1500万円を超えましたけど、全部使っちゃいました。
    ――インディで年収1500万って凄いですねぇ!
    金村 年間200試合以上はやってましたから。30歳から1000万を超えて、30半ばの頃には1500万円いってました。相場は1試合5万円、安いところで3万ぐらいで。「金村さん、安いけど上がってくれませんか」とオファーがあっても、こっちからは金額は言わないんですよ。それで安かったら二度とそのリングには上がらないんですけど(笑)。
    ――もちろん5万以上のときもあったんですよね。
    金村 『ハッスル』なんて後楽園ホールで10万でしたからね。横浜アリーナとかビックマッチになったら20万30万の世界。新日本プロレスの東京ドームのときは試合が終わって帰ろうとしたら、上井(文彦)さんからギャラとは別に「車代」ということで何十万もらいましたし。
    ――暗黒・新日本時代にそんな車代は! それを全部使い切ったわけですね(笑)。
    金村 使っちゃいましたねぇ(笑)。やっぱりね、プロレスラーって“怪物”じゃないといけないんですよね。デビューしたときから先輩と割り勘で焼き肉とかが嫌で嫌で。先輩になったら後輩に全部おごってやろう、と。プロレスラーは無理してでも食べなきゃダメだし、飲まなきゃダメ。タニマチに「お酒、飲めますか?」と聞かれたら「飲みますよぉ。覚悟してくださいよ!」くらい脅かさないと。いまはタニマチとトンカツを食べに行ったら、コロモを剥がしてるヤツがいますからね。最初からポークソーテを頼めや!!って(笑)。 
    ――レスラーの気質も変わってるんですかね(笑)。
    金村 いまは1試合1万ももらえてないですしね。考え方も変わりますよね。それで1000万稼ごうとしたら1000試合やらなきゃいけないですよ。
    ――金村さんは使っちゃいましたけど、相棒の黒田(哲広)さんはしっかりと貯めこんで相当貯金があると聞きますね。プロレス界ナンバーワンの貯蓄家だとか。
    金村 黒田は凄いですよ。でも、一番は藤波(辰爾)さんですよ。
    ――あー、ドラゴンは奥さんがしっかりしてますよね。新日本の全盛期にムチャしないで貯めていたとすれば納得です(笑)。
    金村 プロレス界ってね、トップに立たなくても稼げたんですよ。便利屋でも稼げるんですよ。肝は「負けは怖がるな!」なんですよね。
    ――金村さんって物事をハッキリ言いますよね。
    金村 言いますね。あとブスとはしゃべらないです(キッパリ)。
    ――ハハハハハハ!
    金村 30代前半の頃はキャバクラでよく遊んでたんですけど、気に入らない女の子が座るじゃないですか。一言も喋らないです。
    ――一言も(笑)。
    金村 でも、他人と喋るときは敬語を使いますよ。昔はいつも偉そうにしてたんですけど、そこは高木三四郎を見て変わりましたね。昔DDTに上がってたんですけど、あの人は自分の団体の若い子と喋るときも敬語を使うんですよね。そこらへんから他人と喋るときは敬語になりましたね。
    ――高木社長はW−1のCEO就任で“時の人”ですね。
    金村 あの人は賢いです。そして真面目です。あそこまで上り詰めるのはわかりますよ。
    ――金村さんもデビュー当初は苦労されたんじゃないですか?
    金村 あの頃は1試合1万円ですよ。生活できないからバイトをやってたんですけど。引っ越しのバイト。で、W☆INGに入ってから1シリーズ10万円になって。
    ――1シリーズ10万ですか。
    金村 実質1ヵ月10万円。まあでもビクター・キョネスがご飯とか全部払ってくれたので、お金には全然困らなかったです。
    ――W☆INGの1シリーズ10万円って当時の相場だといい待遇なんですかね?
    金村 どうなんですかね? そのW☆INGでクーデターみたいなことがダメになって、IWAジャパンに移ったじゃないですか。荒谷(望誉)から「ジャイアンならIWAで給料25万はもらえるよ!」と言われたんです。
    ――「ジャイアン」とは金村さんのあだ名ですね(笑)。
    金村 でも、浅野(起州)社長に「アンタには出しても14万円よ!」とピシャリと言われて。そのあとにIWAでW☆ING人気が爆発して、ボクのグッズをメチャクチャ作りまくったんですけど、すぐにFMWに移籍しちゃいましたね(笑)。
    ――ハハハハハハ!
    金村 FMに移籍したことでIWAと裁判をずっとやってましたよ。IWAとは2年契約を結んでいたんですよ。
    ――契約書に判は押したんですか?
    金村 ガッチリ押しましたっ!
    ――だったら訴えられます(笑)。
    金村 あのときは大仁田さんのほうで「全部面倒見るから」と。移籍にするにあたり、いろいろとあって「まず自宅から出ろ」と。捕まったら危ないわけですよ。「移動はタクシー、電車にも乗るな」と。
    ――物騒な移籍騒動だったんですねぇ(笑)。
    金村 引っ越しの敷金礼金、引越し費用もFM持ち。契約金は100万。松永(光弘)と同じ金額なんですけど、「松永には50万と言ってくれ」と。
    ――そこにはメンツの問題があるわけですね。
    金村 給料は試合数によりますけど、月50〜60万。
    ――それはいい待遇ですねぇ。
    金村 あとFMって地方巡業のとき1日2000円のメシ代が出るんですよ。1〜3月は大会数が少なかったから、ボクだけ特別に10試合分のギャラの保証をしてくれて。その時期は何にもしなくても20〜30万円はもらってましたね。
    ――あの当時のインディでも充分稼げたんですね。
    金村 FMのときは最高で月80万円くらいですね。面白い話があって、電流爆破デスマッチで大火傷をして入院してたんですよ。デスマッチをやると荒井(昌一)社長から衣装代や車代をもらえるときがあるんですけど、入院したときは100万円もらったんですよね。
    ――100万のデスマッチボーナス!
    金村 もちろん田中(将斗)や黒田(哲広)たちももらってるだろうと思っていたら、何十年も経ってからですよ。「あんとき電流爆破やって金をもらってたやろ?」と言ったら、み〜〜んな不思議な顔をしてて。
    ――もらってなかった(笑)。
    金村 黒田は衣装代名目でたまにもらってたみたいですね。こないだ保坂(秀樹)とひさしぶりに会ったときも「ちゃんと話をしなきゃいけないことがある……電流爆破でいくらもらってたの!?」って迫られましたけど。
    ――人間関係をぶち壊す電流爆破(笑)。
    金村 まあ、大火傷で1ヵ月近く入院されていたから同情されてんですよね。そのあいだも給料は保証されていたからウハウハでしたけどね(笑)。でも、火傷で入院はもうしたくないです。アレはしんどいんですよ……。
    ――レスラーを前にしてこういうことを聞くのは失礼なんですが、昔ターザン山本さんが「電流爆破は痛くないですよぉぉぉ!」と吠えていたときがあるんですが、大火傷で入院するくらいのケガを生じるってことですよね。
    金村 いや、電流爆破が一番やりたくないです。デスマッチの中で一番痛いですねぇ。
    ――団体によって電流爆破の仕組みは違うもんですか?
    金村 違うは違いますね。藤原組長と電流爆破をやったときは火薬の量がもの凄くて、組長も火傷してましたからね。
    ――火傷しない電流爆破ってあるんですか?
    金村 ないと思いますね。自分、こないだ九州でひさしぶりに電流爆破をやったんですよ。奇跡ですよ、火傷しなかったのは。デスマッチの中で一番怖いですよね。試合前の独特の雰囲気、緊張感があるんですよ。あとファイヤーデスマッチも危ないですよ、あれは(笑)。
    ――ザ・シークが酸欠状態で死にかけましたね。
    金村 痛い凶器で言えば、『水曜日のダウンタウン』でも特集してましたよね。ものの見事にボクのところには話を聞きに来ませんでしたけど(笑)。一番痛い凶器というのは、ワイフビーターが持ってる芝刈り機。
    ――そりゃあ痛いですよ、芝刈り機(笑)。
    金村 あとババ・レイ・バッドリーのチーズスライサー。おでこを削るという。
    ――聞いてるだけで頭がフラフラしますね……。
    金村 でも、プロレスで何が一番痛いかといえば、長州力のラリアットであり、大谷晋二郎のドラゴンスープレックス、田中将斗のエルボー……凶器より生身の肉体から繰り出される必殺技のほうがキツイんですよ。
    作/アカツキ――デスマッチじゃなくてもレスラーは身を削ってるわけですよね。
    金村 「わりに合わないんじゃないか」と言われますけどね。いまなんか新日本以外は大変じゃないですか。デスマッチをやっても昔ほどはお金はもらえないですよ。後楽園で年間最高34試合やったことありますけど、1週間後楽園に出続けたことあります。そのときはドームホテルを1週間取りましたから。
    ――それくらい稼げたということですね。
    金村 そして全部使いました! 毎晩違う女と遊んでましね。FMのときは彼女と結婚したんですけど、速攻で離婚して。結婚生活が息苦しくなったんですよ。FMの巡業が終わって家に帰らないでFMWの道場に寝泊まりして。道場のチャンコはマズかったですけどね。田中将斗のモツ鍋はめっちゃマズイです。
    ――モツ鍋ってマズくなるんですかね?(笑)。
    金村 いやいや、ホントにマズイんですよ。一口食べたらクソマズくて。「だったら食べるな」と言われたから二度と口にしませんでしたね。ボクは料理が得意なんですけど、いまでも田中将斗や黒田から「豚キムチやわかめスープを食べたい」と言ってくれますね。 
    ――ところでFMWの居心地はよかったんですか?
    金村 あまり居心地はよくなかったですね。ただ、田中将斗、黒田、非道、ハヤブサとかの横の繋がりはよかったですね。FM自体にはなんの思い入れもないです。潰れたときには「……これからどうやって食べていこうかな」とは思いましたけど。じつは倒産直前の2〜3年のあいだは契約していないんですよ。DDTや大日本には勝手に上がっていたんですよ、あれ。
    ――勝手にですか?
    金村 冬木(弘道)さんには「いい加減にしないとクビになるぞ!」と怒られてたんですけど。
    ――何か理由があったんですか?
    金村 FMのエンタメ路線が嫌いだったんですよ。その前にボクたち、ブリーフブラザーズをやって賛否両論だったじゃないですか。やるとなったらやってましたけどね。
    ――冬木さんのエンタメ路線のブレーンとして杉作J太郎さんが参加されてましたよね。
    金村 最悪でしたよ。アイツと東芝EMIの人間がメチャクチャにしたんですよ。なんていうんですかね、やっぱり八百長前提の試合はしたくなかったんですよ。
    ――でも、冬木さんはやりたかったんですよね。
    金村 やりたかったみたいですね。冬木さんはアメリカンプロレスが好きだったんで、WWEみたいなことをやりたかったんでしょうね。
    ――日本では早すぎたんですかね?
    金村 早すぎたというよりは、やり方がダメでしたね。たとえば荒井社長に小便をかけたりしたじゃないですか。
    ――ありましたね(笑)。
    金村 そんなの水でいいじゃないですか。水にアンモニアを混ぜたやつをやったんですけど、匂いが臭くて試合ができないですよ。
    ――邪道・外道のコンプリート・プレイヤーズもFMWのエンタメ路線には反発してたんですよね。
    金村 あのエンタメのやり方を嫌った邪道さんたちはFMをやめちゃいましたけどね。ボクはエンタメは嫌いなんですけど、やれと言われればやります。DDTでもやりましたし、「蛇村キンタロー」も楽しかったですよ。
    ――FMWのときは選手とフロントの呼吸が合わなかったんですかねぇ。
    金村 急にリングネームを変えることになったり。邪道さんはボクのことを「金の字」と呼んでいて、シャーク土屋からが「キンタロー、キンタロー」と呼ばれてたんですよ。ボクは大木金太郎と同じ在日だから、そのあだ名が採用されて。でも、冬木さん、国際プロレスで大木さんの付き人をしていたから「顔じゃねえよ。カタカナだ」って。
    ――それで金太郎じゃなくて「キンタロー」に。
    金村 FMのエンタメ路線はホント嫌だったんですけど、「とにかくギャラをアップするから残れ」と。ボクは年収1000万を超えたかったんで、まあ残りましたけどね。
    ――FMW末期は経営的に厳しかったんですよね。
    金村 ですね。倒産した日のことも覚えてますよ。金融をやってる知り合いから連絡があったんですよ、「FMWが倒産したぞ!」って。その知り合いと一緒にFMの事務所会社に行こうとしたら、雁之助から電話があって。「いまから事務所に来れる?」「倒産したんやろ?不渡り出したんやろ?」「なんで知ってるの?」「秘密にせんと言えや!」なんてやりとりをして。途中で事務所の女の子から電話もあって。事務所にチンピラがいっぱい来てるらしくて「怖くして仕方ないです」と。このインタビューの続きと、平田淳嗣、川田利明、倉持隆夫、矢野啓太など、8万字オーバーの記事9本が読める「詰め合わせセット」はコチラです 
  • ロンダ・ラウジー喫茶店トーク■MMA Unleashed

    2015-05-22 08:56  
    54pt
    Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム。今回はロンダ・ラウジーかく語りき!

    ロンダ・ラウジーがオクタゴン場外でも大活躍中だ。最新号のスポーツイラストレイテッド誌の表紙を飾ったことは、米国で最も保守層のスポーツファンからもセレブリティアスリートと認められた証だとされる。同誌がボクシング以外の格闘技の選手を表紙にすることは珍しく、ロンダはMMAファイターとしては史上2人目、柔道家としては初のカバーアスリートとなった。プロレスラーでは1985年のハルク・ホーガンが唯一、アマレスでは1957年のダニー・ホッジが唯一、女性格闘家としては1996年に表紙を取った女性ボクサー、クリスティ・マーティン以来のことだという。

    ロンダの自伝「My Fight, Your Fight」も発売になり、さっそくニューヨークタイムスのベストセラーリスト入り。出演映画「ワイルドスピード SKY MISSION」は世界的な大ヒット、この夏には次の出演作の「Entrouge」が米国で公開予定、そして現在はピーター・バーグ監督作品「Mile 22」の撮影中だというから、まさにやりたい放題だ。

    プロモーションやら何やらでここ数週間、米メディアでのロンダの露出はすさまじく増えていたが、今回はそのなかから、女性アスリートのニュースに特化した「ESPN-W」サイトに掲載された、まるで女子会の会話のようなインタビュー記事を中心に、最近のロンダの発言を追いかけてみたい。
     
  • 格闘技ぶらり途中下車〜REAL発 船橋経由『一騎討』行き〜

    2015-05-22 08:11  
    54pt
    格闘技ブログ「MMA THE ORANGE」の管理人オレンジがディープなエピソードをお届けする「MMAオレンジ色の手帖」! 今回のテーマは……今年もゴールデンウイークがあっという間に終幕。巷では五月病なんて言葉がチラホラ囁かれ始めていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。万年五月病の私は相変わらずのネガティヴモード。今年は特に堀口恭司のUFCタイトル挑戦も終わって燃え尽きた感満載。ロト7が当たったら即退職スペシャルと自分に言い聞かせて毎朝どうにか通勤しています。そんな気だるい日々ですが、やっぱり止められないのが格闘技観戦。ゴールデンウイークから5月半ばにかけて、Dropkickさんの読者が好きそうなズンドコ劇が数多く繰り広げられたではありませんか。これぞ私の生きる道。なんだか生きる気力がわいてきました。そこで今回のMMAオレンジ色の手帖は5月に行われた格闘技大会をプレイバック。いつものように試合内容はそこそこに脇の部分にスポットを当てて脱力系の観戦記をお届けしたいと思います。題して「格闘技ぶらり途中下車~REAL発 船橋経由 『一騎討』行~」。今宵も電波と充電の続く限りよろしくお願いします。最初に取り上げるのはゴールデンウイーク真っ只中の5月2日に横浜文化体育館で開催された「ZONE×REAL 第二章」。小林聡がゼネラルマネージャーを務めるキックボクシングイベントZONEと昨年末の旗揚げ戦で一夜にして「伝説」を作ったMMAイベントREALが奇跡のコラボ。THE虎舞竜を彷彿とさせる大会名からして何かが起こりそうな予感はしていましたが、観戦者は案の定「二度とは戻れない夜」を過ごす事になりました。大会は第一部がZONE、第二部にREALが行われる二部構成。私は二部のREALを観戦するために会場に向かいましたが、試合開始1時間前にも関わらず今だにケージが設置されていない異常事態。どうやら第一部の進行が押したためにそのしわ寄せがREALに来たそうな。まさかケージ設営の一部始終を見せられる事になるとは夢にも思いませんでした。これはゴールデンウィーク仕様のボーナストラック!?そんなバカな。結局イベントがスタートしたのは1時間遅れの19時。。。翌日が休みじゃなければ発狂するところですよ。さらにイベント中盤の休憩明けに「間もなく試合を開始しますのでお早めにお戻りください」というお茶目な場内アナウンスが流れた時には、会場の誰もが「お前が言うな」と突っ込んだのは言うまでもないでしょう。さらにREALの代名詞(?)と言えば文字通り「REAL」な集客。旗揚げ大会ではガランガランの有明コロシアムで観客の度肝を抜いてくれましたが、今回も勝るとも劣らない閑散ぶり。前回と同様に野鳥の会であれば正確にカウント出来るであろう観客数でした。昭和な方には藤井寺球場の外野スタンド状態と言えば伝わりやすいでしょうか。脳内でみのもんたのナレーションが聞こえてきたのは私だけではないはずです。そりゃ近くの席の観客同士の恋愛相談もよく聞こえるわけだ。試合そっちのけで「それはあなたの思い過ごし」と一喝したくてウズウズしてしまいました。そして、2大会連続でこの惨劇にも関わらず、次回大会は12月にまたしても横浜文化体育館で行うと聞いて驚愕。この強気な姿勢は一体どこから来るのやら。旗揚げ戦ではスクリーンに大写しになっていたスポンサー「G-SHOCK」の名前もなかったし、他所の台所事情を気にするには野暮ですが、一体どうやって採算を合わせているのか興味深いところです。そんなこんなで全試合が終了したのは21時半過ぎ。会場からは「帰れなくなっちゃうよー」と野次も飛んでいましたが、イベントの中身自体は決して悪くなかったかなと。MMA初挑戦のプロレスラー矢野啓太(プロフェッショナルレスリングワラビー)が漢気満点の試合運びで轟沈すれば、女子ボクシング世界王者のライカが脅威のパンチ力で失神KO勝利、ラスト3試合は未知なる外国人選手が3連続勝と今後のストーリーが楽しみになる試合結果となりました。それだけに次回大会まで半年以上間が空くのが本当にもったいない。矢野のMMA挑戦ロードやライカの成り上がりは定点観察していけば間違いなく面白くなるんですけどね。他のイベントにみすみす美味しいところを持っていかれるのが何とも恨めしい話です。反転攻勢のきっかけになるかは微妙ですが、大会の模様は関東ローカルながらもTOKYO MX2で6月6日にオンエアされるとの事。さすがにケージ設営までは放送されないと思いますが、会場に行けなかった好事家はぜひともチェックしてみてください。 
  • プロレス界の父の真実に迫る!? 韓国映画『力道山』

    2015-05-22 08:05  
    32pt
    映画ライターで北米MMA事情通の高橋ターヤンがプロレス格闘技関連の映画を紹介するコーナー。今回は韓国映画『力道山』です!
    日本におけるプロレス勃興の立役者となり、若くして凶刃に倒れた力道山。1953年の『薔薇と拳銃』で映画デビューを飾り、本人が本人役を演じる伝記映画に多く出演するだけでなく、当時娯楽の王様であった映画において実際の試合映像をふんだんに使って、映画館を熱狂の渦に巻き込んでいた。 
  • 高木大社長W-1CEO就任と静かなる帝国GENスポーツエンターテイメント

    2015-05-18 08:39  
    54pt
    業界事情通Zがマット界の動向をお届けする不定期連載。前回の「幻の諏訪魔vs藤田和之」に続いて今回は「DDT高木三四郎大社長のW-1CEO就任」です!――今回はDDTの高木三四郎大社長がW−1のCEOに就任したというビッグニュースについてお聞きします。
    Z いやあ、これはおもいもよらなかった組み合わせですよね(笑)。
    ――そもそも他団体のトップに下駄を預けることにビックリです(笑)。
    Z 今回のCEO就任の件って、新日本プロレス独走の影響が強いと思うんですよね。
    ――ほほう。このインタビューの続きと、金村キンタロー、平田淳嗣、川田利明、倉持隆夫、矢野啓太など、8万字オーバーの記事9本が読める「詰め合わせセット」はコチラです 
  • 名前の覚え方■二階堂綾乃のオールラウンダーAYANO

    2015-05-18 08:11  
    32pt
    新日本プロレスの選手イラストを描いてキャッキャしていたプオタ女子・二階堂綾乃がいつのまにかMMAジムに通いだし、試合出場を目論む模様をイラストレポートすることになった当コーナー。今回は格闘技から離れたテーマとなってます…。私は人の顔と名前を覚えるのが苦手です。小学生の頃「飯島直子と飯島愛の区別がまったくつかない」と言ったら父に「失礼だろ!!」と激怒され、それ以降人の顔がわからないことを誰にも言わないようにしていました。
    学生の頃は仲のいい子さえ覚えれば生活に支障がなかったのですが、大人になってからが大変でした。とある衣料品店で働いたときはお客さんに商品の在庫があるか聞かれ、確認のためにちょっとお客さんから離れると、もう誰に質問をされたのかわからなくなってしまうということが何度もありました。