アメリカ・カリフォルニア州のチャップマン大学では、63,894人(ゲイ・レズビアン・バイ・ヘテロセクシャル)を対象に大規模なアンケート調査を実施。「自分のパートナーが誰かとからだの関係を持つ方がより傷つくか? それともこころの浮気の方が傷つくか? 」を問いかけました。
この調査では年齢層・所得の違い・浮気歴・マリッジステータス(結婚している・シングル家庭・別居中・婚約中などをあらわす)・交際歴などは特別に考慮していません。すると、ヘテロ男性以外の全てのグループにおいてこころの浮気、つまりからだの関係がなくとも、好きな人がほかの誰かに恋したとき、より傷つくと答えたのです。一方のヘテロ男性は自分の好きな女性がほかの男とからだの関係を持つことにより傷つくと答え(54%)自分のパートナーにはあくまで「貞操」を求める傾向が。
調査を行ったデイビット・フレデリック博士によると、男の浮気の主な目的は種の存続・保存にあり、性と愛とをあくまでも分けて考えているのだそう。相手には貞操を求めつつ、自分は好きなようにしたい。随分虫の良い話のような気もします。
「こころの浮気」15のサインを見抜く一方私たち女性の嫌う、こころの浮気。精神カウンセリングのフクス氏は次のような15のサインをあげています。
1.「男女間の友情は成立する」と力説する
2.特定の誰かのことばかり考えている
3.気が付くと、第三者に特定の誰かのことばかり話している
4.急にあたらしい趣味ができたり、何かあたらしいものに興味を示す
5.スマホを肌身離さず持ち歩く、会話を聞かれないようにする
6.いつもだったら何かを一番に知らせたい人が恋人から違う人(友達や会社の人)に変わる
7.心の奥深くにある「願い」とか「かけてほしい甘い言葉」などを、その特定の誰かとかわしたいと思うようになる
8.現在の恋人に対してぞんざいな扱いになる、特定の誰かと常に比べてしまう
9.現在の恋人に対して構わなくなる、ちょっとしたキスなどのボディタッチもしなくなる
10.特定の誰かに会える前になるとうれしくてうれしくてドキドキ
11.現在のパートナーよりも特定の誰かの方が、自分のことをもっと良くわかってくれると思ってしまう
12.特定の誰かのためにおしゃれをしたり、身なりをきちっとするようになる。着けるものの趣味が変化する
13.特定の誰かと一緒にいるところを見られたときに罪悪感を持つ
14.特定の誰かにプレゼントをしたくなる。現在のパートナーにはかけないようなやさしい言葉をかけたり、メッセージを添えたりする
15.特定の誰かに対する自分の恋する気持ちに気が付き、現在のパートナーを傷つけたくない思いから、自分の想いのやり場に悩むようになる
(「Praxis für inneres Erleben」より引用翻訳)
世の中に男と女がいる限り、素敵だなと思う人に出会うことは常。誰かのことがたまらなく気になったりすることって仕方のないことで否定はできません。あなたを愛する人を傷つけない前提であれば、うまくこの想いを昇華することで生活にもメリハリがつく、ということもあるかもしれませんね。
[Praxis für inneres Erleben,Springer Link]
photo by Thinkstock/Getty Images
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