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1年間を振り返ってみましょう。どれだけのうれしいこと、よろこびを体験したでしょうか?
今年体験した、うれしかったこと、たのしかったこと、喜びを感じたことを、ノートに書き出してみます。10項目くらい挙げてみましょう。そして、それらのことを体験できたこと、自分にその体験をさせた自分自身を褒め称えます。自分に表彰状を渡すつもりで、自分が自分に対してどんな功績を残したのかを書き記してみます。自分の人生をお祝いする方法のひとつです。
そして、お祝いと同じかそれ以上に大切なのは、実は「嘆くこと」です。自分がどれほどつらかったか、どれほど大変だったか。1年を振り返れば、いろいろあることでしょう。上司に理不尽に怒られて怒りがわいた、とか、パートナーにこんなことを言われて悲しかった、とか、なんでも、どんなことでも書き出してみます。こちらも10項目くらい挙げてみましょう。
そして、そのときの自分がどれだけつらかったのか、大変だったのかを認識します。感情がわきおこってきたら、それをそのままに受け止めましょう。それは自分への無条件の愛です。そうしてはじめて、それらの出来事は清算されます。
自分が自分の親友になったつもりで、自分と対話しましょう。うれしかったことも、つらかったことも、そのままに受け止め、ともに喜び、お祝いをし、悲しみ、怒り、嘆きます。
祝福することと、嘆くこと。どちらも、同じように尊い体験です。右がなければ左がないように、上がなければ下がないように、嘆きがなければ、祝福もないでしょう。1年の締めくくりとしてだけでなく、日々の祝福と嘆きを書き出してみるのもおすすめです。
今日の1枚:郵便局へ向かう道で、きれいに色づいた葉っぱに光がさんさんとあたっているところに出くわしました。わあ、きれい。そんなふうに思える光景に出会えたこと、そう思えたこと、それも私にとってはお祝いです。
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