あんなこといいな 出来たらいいな
©2017 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co.,Ltd.All Rights Reserved. ©Fujiko-Pro
現在、六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーで開催されている「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」は、日本の現代美術を牽引するアーティスト28組が参加。「あなたのドラえもんをつくってください」というオーダーに応えたのは村上隆さんや奈良美智さん、蜷川実花さんといった現代美術のトップランナーに加えて将来を期待させる若き作家たち。その参加作家たちのミックス具合もおもしろいですし、ジャンルも様々。国民的キャラクタードラえもんを通じて、現代アートの"いま"を知ることができます。
さらにユニークなのが、以前、2002年に開催された「THEドラえもん展」に参加した5人の作家さんは、前作と新作を同時に展示している点。
ドラちゃん1日デートの巻 2017 ©mika ninagawa ©Fujiko-Pro
たとえば、蜷川実花さんは、前回と同様に「ドラちゃん1日デートの巻2017」と題し、"もしドラちゃんが彼だったら"をテーマに作品を制作。コンセプトは同じなのに、今回の作品は、SNSで発信することの時代感を意識して作られ、会期中には、写真の展示並行して、作品に登場する"デート相手"のInstagram専用アカウントから、作品写真を日々発信していきます。
グッズもコラボメニューも見逃せない!トートバッグ- 全5種-(各1,404円税込 ) ©Fujiko-Pro
ロルバーン(リングノート)- 全5種-(各734円 税込) ©Fujiko-Pro
実際に訪れて驚いたのが、グッズの充実っぷり。大人が使いたいアイテムがたくさんあって、物販コーナーでも足を止めて、じっくり。展覧会のオリジナルデザインなので、大人買い間違いないです。
どこでもドアパフェ ©Fujiko-Pro
アンキパン de クロックムッシュ(12月4日(月)~2018年1月8日(月・祝)の期間限定) ©Fujiko-Pro
さらに、お楽しみはまだあって、会場に隣接するカフェ「THE SUN」ではここでしか食べることの出来ないアーティスティックなドラえもんとのコラボメニューがオーダーできます。
みんな大好き照り焼きバーガーの上に、 パイ生地の大きなタケコプターをのせた「タケコプターバーガー」、ドラえもんの四次元ポケットから「どこでもドア」が登場! フルーツ、パンナコッタなど四次元ポケットの様に詰め込んだ「どこでもドアパフェ」、チーズとホワイトソースたっぷりのクロックムッシュをアンキパン風にした「アンキパン de クロックムッシュ」などなどどれも食べるのがもったいないメニューばかり! 昔から憧れていたドラえもんのひみつ道具と大人になってこんな形で出会うとは思いませんでした。
子どもの頃を思い出したり、大人になってから、その魅力がさらにわかったりといつでも私たちを魅了する「ドラえもん」。そんな「ドラえもん」と現代アートの出会いをぜひ目撃してみてください。
開催期間 : 2017年11月1日(水)〜2018年1月8日(月・祝) 会期中無休
会場 : 六本木ヒルズ 森アーツセンターギャラリー (東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)