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レーザー脱毛からワックス脱毛まで。ムダ毛処理の安全な方法6つ
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レーザー脱毛からワックス脱毛まで。ムダ毛処理の安全な方法6つ

2018-08-21 20:30
    毎年1回ビキニラインを整えている人でも、常にムダ毛に気を配っている人でも、体毛の生え方が変化することに気づいているかもしれません。それは思春期や妊娠中などホルモンが変動するときには、体毛や顔のうぶ毛が目立つようになるせい。それから閉経のころにエストロゲンが減ると、テストステロンが優勢になって、ホワホワしていた顔のうぶ毛が濃くなることもあります。ある種の薬を使っていると、よけいに生えてくる場合も。

    「注意したい点として、濃い色の粗い毛が胸か背中に、あるいは顔にいつもより多く、突然まとまって発生したら(明らかな原因もなしに)、血液検査を受けてホルモンの量を調べましょう」とボストンにあるマサチューセッツ総合病院の内分泌科医、キャスリン・A・マーティンさんは助言。テストステロンなどの男性ホルモンが増えすぎると、女性のおよそ5〜10%で「多毛症」(体毛が異常に多い状態)が起きる可能性があります。

    多毛症のいちばん多い原因は「多嚢胞性(たのうほうせい)卵巣症候群(PCOS)」ですが、「クッシング症候群」(長い間コルチゾールが多すぎた結果)、副腎の障害、卵巣の腫瘍も原因になります。ホルモンのアンパランスを示すほかのサインは、生理不順、声が低音になる、頭部の抜け毛、ニキビの悪化、体重増加など。アンバランスを正せば、たいていは「顔のムダ毛が劇的に減ります」と、ニューヨークの皮膚科医、エスティー・ウィリアムズさん。

    理由は何であれ、ムダ毛を処理したい人のために、6つの安全な方法それぞれの特長を見てみましょう。

    レーザー脱毛

    レーザー脱毛は、毛包(皮膚の中で毛と毛根を包んでいる袋)の中の色のついた部分にレーザー光を当てて壊し、毛が生えてこないようにします。「毛を花と考えると、レーザー光は茎から球根の部分に達し、そこで毛を作る細胞を破壊します」と、形成外科を中心とする医院「ニュージャージー・プラスティック・サージェリー」の院長で形成外科医のバリー・ディバーナードさん。でも、ある時点で活発に成長しているのは体毛の10〜30%だけですから、活発な成長段階にある毛包をすべて処理するには、何回か処置しなければなりません

    向いている部分:上唇、あご、もみあげ、脇の下、ビキニライン、脚、腕 よい点:ほとんどの人が4〜7回の治療で永久に生えなくなります。 悪い点:高価です。アメリカであれば1回当たり150〜500ドル(処置する部分、広さ、医師によってさまざま)+年1回のフォローアップ。対象は濃い色の毛だけですから、白髪やグレー、ブロンド、赤毛には使えません。体毛の色と皮膚の色の違いがはっきりしている必要があるため、肌の色が濃い(ダークスキンの)女性も若干、難しいところがあります。「肌の色がとても明るく、毛の色が濃い場合はまったく問題ありません。肌の色が濃いと、皮膚の色素と毛の色素が似ているせいで、誤って小さな白い点ができてしまうことがあります」と、ディバーナードさん。

    それでも、長めの波長のレーザーなら、肌の色が濃くても安全ですが、肌の色が明るい場合ほどの効果は望めないかもしれません。できるだけ結果をよくするためには、太陽の光(紫外線)を避けること、そして処置前4週間はワックス脱毛や毛抜きをしないで、レーザー光を当てる毛根を保存するようにします。

    電気分解法(ニードル脱毛)

    極細の針で毛包の中に電流を送り、いちばん奥の発毛組織を破壊してから、毛抜きで毛を取り除きます。電気分解法は永久脱毛法として唯一、FDAが承認している方法ですが、アメリカ皮膚外科学会(ASDS)によると、レーザー脱毛に比べて、痛みを伴い時間がかかるので、それほど普及していないそう。

    向いている部分:眉毛、もみあげ、あご、乳首 よい点:電気分解脱毛は永久的で、どんな色の毛でも肌でもOK。乳首のような小さな部分に最適です。「ワックス脱毛や毛剃りは、敏感で起伏のある乳首に優しい方法ではありません」と、オレゴンの皮膚科医、ローレル・ジェラティさん。 悪い点:コストがかさむかも。アメリカであれば15分でおよそ25ドルですから、処置する部分がどれくらい大きいかによって最終的な費用が変わります。それに何回も処置が必要。1〜2週の間をあけて、薄い口ひげで6〜10回、ビキニラインなら30回以上。

    スレッディング脱毛(糸脱毛)

    ねじった糸を小さな投げ縄のように巧みに操って、ムダ毛の部分に沿って引っ張り、毛根から抜いてゆきます。「顔のムダ毛を取り除くには、最も効率的で精密、衛生的な方法です」と、「ショバ脱毛」サロンを経営するショバ・タマラさん。

    向いている部分:顔ならどこでも よい点:速くて、安価(1回10〜30ドル)、2〜4週間もちます。精密ですし、ワックスや化学物質を使わないので、ニキビなどの治療にイソトレチノインや外用レチノイドを使っている人でも安全。「スレッディングはワックス脱毛とは違って、皮膚との接触が最小限です」(タマラさん) 悪い点:一時的に赤みが出ることがあり、またニキビが出やすい人は大発生の原因になるかもしれません。

    ワックス脱毛とシュガーリング脱毛

    冷却または加熱したワックスか冷たいシュガーリングジェルを身体に塗り、その上に布を貼り付けてから一気にはがして、毛を根こそぎにします。

    向いている部分:ビキニライン、脚、脇の下 よい点:あまり費用がかからず(アメリカであれば、脚のワックス脱毛60〜75ドル、脇の下のシュガーリング脱毛26ドル)、2〜4週間もちます。時間が経つにつれて、毛根から引き抜かれたために毛球(毛根のいちばん下の部分で、毛を成長させる細胞がある)が損傷して、また生えてくる毛は細く、少なくなります、とジェラティさん。シュガーリングはワックス脱毛より皮膚に優しく、加熱していないのでやけどの危険もありません。 悪い点:痛いかもしれません。皮膚が敏感な人は特に。イソトレチノインや外用レチノイドを使っている人は、皮膚が敏感になっていて傷つきやすいので、避ける方が良さそう。ワックス脱毛をしたら、必ずコルチゾンクリームを薄く塗って、内生毛(皮膚の中で成長してしまった体毛)や毛包炎を予防します。

    ダーマプレイニング(顔剃り)

    外科用のメスを使って、死んだ皮膚細胞と体毛をそっと「剃る」方法。体毛がもっと濃くなるという心配はありません。「剃った後は、体毛が鋭い角度で切れていますから、でこぼこざらざらして感じることもあります」と、ジェラティさん。

    向いている部分:よい点:痛みもなく、誰にでも安全。 悪い点:75〜150ドルかかり、もつのは1日〜1週間。

    家庭用の脱毛器具を使う

    FDAの認可を受けた脱毛用製品がいくつか市販されています。「パルス光(細かい時間間隔で点滅する光)エネルギー」を使うものや皮膚科医が使うものと同様の「ダイオードレーザー(半導体を利用したレーザー)」を使うものがあり、いずれも毛包を毛根から破壊します。「医院で使うレーザーほど強力ではありませんが、効果はあります」と、ジェラティさん。

    向いている部分:ほぼどこでも よい点:買ってしまえば(アメリカで普通はおよそ200〜450ドル)、いつでも使えます。処置はたいてい痛くありませんし、6〜8週間で効果。 悪い点:レーザー脱毛と同じで、体毛の色と皮膚の色がはっきり違っているほど効果がありますから、いちばん向いているのは肌の色が明るくて毛の色が濃い人。安全にできてはいますが、やけどと皮膚の変色の危険はあります。

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