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不眠の原因は、サイズが合わないパンプス!? 寝姿勢で変わる睡眠の質
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不眠の原因は、サイズが合わないパンプス!? 寝姿勢で変わる睡眠の質

2013-06-07 08:05

    なかなか眠れない日が続いても、日々のストレスや夜更かしが原因だと思うと、治す気持ちをあきらめてしまいがち。

    ところが、外反母趾・浮き指(足の指が浮いている状態)研究家で笠原接骨院院長の笠原巌先生いわく

    「不眠の本当の理由は首の異常にあり、首に異常が起こる原因は足裏にある。」

    とのこと。足に合わないパンプスを履いたりすることなどで起こる外反母趾や浮き指が、突き詰めると不眠につながっているのだそうです。

    「外反母趾や浮き指があると、指に力が入らず、体の重心がかかとに片寄ってしまいます。この足裏の不安定を補うのが、脊椎の最上部となる首。首が無理にバランスをとろうとしてズレたり変形したりしてしまうため、脊椎と頭蓋骨の接続部周辺にある自律神経が誤作動して、不眠、肩こり、めまい、頭痛などをひきおこしてしまうのです。」

    笠原先生の調べでは、不眠に悩む人の足を調べると、80%以上の割合で外反母趾や浮き指を見つけることができたそう。

    そこで先生は、外反母趾や浮き指による不眠や肩こりを、枕と寝る姿勢で解消する方法を考案、著書「寝るだけで首こり・肩こりを解消! 安眠ウエーブ枕」で紹介しています。

    例えば

    ・心地よい睡眠へ導く寝姿勢
    低めの枕で首の圧迫をなくし、軌道を確保すると、酸素を多く取りこめて呼吸がラクになるため、深く眠りやすくなります。

    ・横向きでは、頭と肩で枕をはさむ
    横向きの姿勢では、枕を頭と肩ではさみ背中と床が平行になるようにすると、軌道が確保され、快眠への近道になります。

    ・普段から腰痛がある時は、痛い方の腰を上にした横向きで
    痛い方の腰を上にした横向きになり、上の方のひざを前に出すと圧迫されていた腰椎の負担が軽くなり、眠りやすくなります。

    など、枕と寝る姿勢からのアプローチで、不眠が解消できるそうです。

    さらに、辛い物、お酒、カフェインを寝る前に摂らないよう気をつけたり、首や肩を冷やさないために、髪が濡れたまま寝ないようにするなどの基本を見直すことも大切だと説明しています。

    慢性化した首の痛みで寝づらかった筆者が同書に付いている空気枕を試してみたところ、頭が低い位置で固定されて独特のウエーブが首に馴染むせいか、首から上がラクになった感じがし、2日ほどで痛みがひいていったのには驚きました!

    一度なってしまうと簡単には治らない外反母趾や浮き指。もちろん治療をするに越したことはありませんが、治るまでは不眠も治まらないとあきらめずに、枕と寝る姿勢を変えてみるのも良さそうです。

    寝るだけで首こり・肩こりを解消! 安眠ウエーブ枕
    価格:1,575円(税込)
    出版社:講談社

    photo by Thinkstock/Getty Images

    (Ricky)

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/06/030392sleep.html
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