梅雨のジメジメした時期は、なんだか体がむくみやすい......。
低気圧になるとむくんでしまう理由
実はそのむくみ、低気圧と関係があるそう。カイロプラクティックの専門家の方によると、気圧が下がると副交感神経が優勢になり、リラックス状態になる一方で、ヒスタミンが増えることがわかったといいます。そしてヒスタミンには、交感神経を刺激して血管から水分が周囲の組織にしみ出す作用があるので、血行が悪くなるという結果に。
また、気圧の低下で副交感神経が優勢になっているところに、ヒスタミンの作用で交感神経への逆の刺激も来るため、自律神経のバランスが取りにくい状態にあるといいます。自律神経が乱れると体温調節がうまく働かなくなるだけでなく、この時期は高い湿度によって汗がかきにくいことも、水分代謝を悪化させる原因に。
夏のデトックスにはキュウリ!
そんな初夏から夏にかけて、積極的に食べたいのが「キュウリ」です。キュウリは90%以上が水分ですが、代謝を活発化させるビタミンB群や、ナトリウムを対外に排出させるはたらきのあるカリウム、カルシウムなどのミネラルがバランスよく含まれています。ナトリウムが排泄されるときには、同時に身体の中の老廃物を出してくれるのでデトックス効果も期待できます。また、キュウリには身体にこもった熱を出してくれる働きもあるので、これからの季節の夏バテ対策にも効果的!
キュウリを手軽に摂れるキューカンバー・ウォーター
キュウリを手軽に摂る方法としておすすめなのが、キュウリのスライスを水に浮かべるだけのCucumber Water(キューカンバー・ウォーター)。アメリカでは夏の定番のドリンクです。今回は、キュウリと一緒に浮かべるとさらにデトックス&夏バテ予防効果が期待できる食材をご紹介します!
キューカンバー・ウォーターにプラスしたい食材
・レモン:身体を浄化しアルカリ化させる働きがあります。
・ミント:水を甘くしてくれるほか、消化力を良くする作用があります。
・ジンジャー:浄化作用があるほか、胃の働きを整えたり、消化を助ける働きがあります。
血行を良くしたり、代謝をあげるには、ウォーキングなどの有酸素運動も同時にとりいれたいところ。お天気が悪いからと家の中で縮こまってばかりいないで、お気に入りの傘とレインブーツで近くをお散歩すればちょうどいい気分転換にもなりそうです。
[ブルームカイロプラクティック, POPSUGAR, J-Medical]
photo by Thinkstock/Getty Images
(杉本真奈美)