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意識するだけ! 過去の因縁を浄化する「行いのヨガ」
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意識するだけ! 過去の因縁を浄化する「行いのヨガ」

2013-10-16 22:00

    一般的にヨガと言えば、様々なポーズをする場面を思い浮かべるかと思いますが、実は、ポーズをしないヨガのスタイルもあります。

    日常生活で心を浄化する「カルマ・ヨガ」

    その中でも「ギャーナ・ヨガ(知恵のヨガ)」、「カルマ・ヨガ(行為のヨガ)」は、日常生活のなかでヨガの哲学・教えに添った心掛けや行動を実践することで、自分自身を浄化し、本当の自分(本質)を知るための探求を行います。ヨガ発祥の地、インドではヨガのポーズを行う「ハタヨガ」と平行してこれらを行うのが一般的ですが、ここでは「カルマ・ヨガ」に触れながら、ヨガ的な日常生活の過ごし方をご紹介していきましょう。

    カルマ・ヨガの"カルマ"とは、サンスクリット語の"Kri(する)"が語源で、「アクション(行為)」や、「アクションの結果」を意味する言葉。日々何事の行為も損得勘定に囚われず、自分のなすべき役割や目の前に置かれた物事を無心で取り組むことが真髄です。そんな由縁から、カルマ・ヨガは「行為のヨガ」、または「行いのヨガ」とも呼ばれ、生き方そのものを考えるヨガだと言えます。

    "今"を受け入れることが浄化の一歩

    カルマ・ヨガでは「この世のすべての活動は人の意志の現れで、意志は性格から生じ、性格はカルマから生じる」と説かれているように、性格はその人の心の傾向の総計。

    自分の蒔いた種(行為)が芽吹く結果を、未来の自分が受け取るように、良くも悪くも、今の自分やシチュエーションは、過去のカルマによって形成されています。

    未来のためにより良い種を蒔くには、目の前の行うべきアクションに対して代償や結果を求めず、無執着の境地でアクションすることが大切今この瞬間を受け入れることで、大きな達成感や充実感を得るとともに、自己を浄化し、過去の因縁も消化します。

    結果を求めず目の前のことに集中する!

    以前、サッカーの本田圭祐選手が、ブラジルワールドカップへの出場を賭けた試合の大一番でPKを決めて、見事日本代表をワールドカップへ導いた時。大きなプレッシャーを抱えながらも、果敢にゴールのど真ん中にシュートしたシーンに感動しました。これこそ「結果に心を惑わされず、目の前のアクション(この時はボールを蹴るという動作)に100%集中すること」でプレッシャーに打ち勝ち自分の最高の力を出し切ることができるという、カルマ・ヨガの良い喩え。

    また、本田選手はいつだか、「大きな夢を笑うものは、大きな夢をかなえられない」ということも言っていました。この言動が表すように、大きなアクションを起こせば、同じぐらい大きなリアクションが返ってくるのがカルマの法則

    平坦な毎日でつまらない、今のシチュエーションを変えたい......などなど、本気で考えている方は、未来に明るい花を咲かせる為のカルマ(アクション)を、今、この瞬間からはじめてみましょう!

    photo by Thinkstock/Getty Images

    (村上華子)

     

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/10/033464karuma_yoga_1016.html
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