10月に入り、台風の襲来が増えてきました。雨風の対策や被害が気になるのはもちろん、台風が近づくと体調の変化も感じる今日このごろ。ここ数年、特に肩こりや頭痛の症状が出てくるようになってしまいました。なんとなく低気圧の影響かな?とは思っていたものの、何も対策をしていなかったので、調べてみることにしました。
女性の2人に1人が「だるい」と回答昨年ウェザーニューズが行ったアンケートによると、なんと「日本人の6割が気圧低下で体調の変化を実感」しているとの結果がでていました。特に女性は男性より気圧変化に弱い傾向にあり、2人に1人がだるい、3人に1人が頭痛を感じているのだとか。やっぱり気のせいではなかったようです。
原因としては、台風や低気圧がもたらす気圧の変化が自律神経に影響を及ぼし、交感神経の働きを活発にし、さまざまな体調不良を招いているそうです。では、その対策はどうすればいいのでしょうか?
特効薬は、副交感神経を高めリラックスすること
まず、頭痛などの症状がでているときは交感神経が活発になっているので、副交感神経を高めることがポイント。部屋を暗くして休み、カラダをリラックスさせることが一番の特効薬です。
とはいっても、台風が来たからといって毎度仕事を休むわけにもいかず、薬にも頼りたくはありません。そこで、手軽にリラックス効果があるアロマ(オレンジやラベンダーが定番でしょうか)の香りを嗅いだり好きな香りのマッサージオイルを使って痛みを感じる部分を軽くもみほぐしたり、移動中や作業の合間に5分間でも目をつぶって休む(目からの刺激が交感神経をより活発にしてしまうそう)、首や肩をあたためカラダのこわばりをほぐす、などを行ってみました、どれも簡単なことですが痛みを感じる症状がだいぶ緩和されるのが実感できました。
そのほか日頃の適度な運動や水分をたくさん摂ってカラダの中の老廃物を流しデトックスすることでも、気圧の変化による体調不良が起こりにくくなるとのことなので、意識してみたいと思います。
[ウェザーニューズ,五本木肩こり研究所]
photo by Thinkstock/Getty Images
(マイロハス編集部/丸山)