一本松は希望の光。ニューヨークから広がる復興支援の輪

3月11日の震災の日。何十年もの間 海岸沿いにそびえ立っていた70,000本の松の木をふくむ、岩手県陸前田高田市全体を津波が飲みこんでいきました。そこに残った一本の松の木。これを希望の象徴とし、ニューヨークで誕生したビールがあります。

ニューヨークから広がる復興支援

震災が起こるすこし前からビールづくりを始めたという、ニューヨークを中心に活躍するデザイナーの小林耕太さん。震災後、じぶんにできる復興支援をはじめたいという思いから、ビールの売り上げを被災地に寄付することを思いたったそうです。

デザインしたという手書きのラベルには、復興への願いが込められているそう。それから1年後、同じ思いを共有するサポーター達から集められた157,159円が、陸前高田でちいさな酒店を営んでいた岩井さんご夫婦へ送られたそうです。

今後はビールの生産量を増やし、被災地で営まれていたちいさなお店を1軒ずつサポートすることで、地元経済の復興を支援したいと語ります。ニューヨークから東北への復興支援と希望の思いがこめられたムーブメントとして、今後ますますその活動と思いが広がっていきそうです。

[一本松ビール]

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