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だって、大切なものだから。捨てない人の引越し術
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だって、大切なものだから。捨てない人の引越し術

2014-03-26 00:00
    私のこれまでの引越しの数、10回。

    生まれたのは福島県白河市。そこで3才まで過ごして、栃木県黒磯市のアパートに引越し、ほどなくして建築中だった実家が完成。18才まで黒磯で育ちました。高校卒業後、晴れて東京でのひとり暮らし。でも結局いちねん待たずに、神奈川県逗子に移ります。

    逗子、葉山に行ってからは、かれこれいろいろな家を借りました。小さな古い二階建ての一軒家、葉山の山沿いのこれまた古い平屋、元お寿司屋さん物件、木造アパート、庭がとにかく広い葉山の平屋......。

    今の住まい。階段の上にある、お寺のような家です。

    いまは、沖縄やんばるのジャングルのなかにある古民家にいます。ここでの暮らしも、はや3年。環境がガラッと変わっても、すぐに馴れる子どもたちの後を追いながら、犬2匹とてんやわんやの生活。そして、この家とももうじきお別れです。

    引越しは、じつはあまり得意ではありません。できれば腰を落ち着かせてひとところに居たい性分。ある友だちは、いつでもどこでも動けるように、持ちものを限りなく少なくして暮らしています。そんな潔さも素敵だなあと思いつつ、わたしはいつまでもたくさんのお茶碗やガラスのコップを手放せないでいます。でもそれらはかなり役立っているので、「持っているから人が集まるのか、人が集まるときのために持っているのか」結局、誰のために持っているのかわかりません。

    そして今回の引越しも、そんなたくさんの食器を抱えての移動です。そのために棚をたっぷり作りました。

    目の前の川は今、つつじが満開です。

    春は移動の季節。新生活を迎える方も多いのでしょう。土に根をはるタイプのわたしでも、あたらしい暮らしをあれこれ想像するととても新鮮な気分になりま。沖縄の季節は本土より2か月くらい早く、目の前の新緑はまるで5月の光。

    そんななか、段ボールをせっせと運ぶのも、わるくないなぁ、なんて。

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/03/037026move.html
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