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車内にはプラネタリウムも。銀河鉄道をリアルに体験できる「SL銀河」
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車内にはプラネタリウムも。銀河鉄道をリアルに体験できる「SL銀河」

2014-04-13 00:30
    煙をモクモクと吐き出して、迫力満点! 本当に大空を駆け抜けていきそうな勢いに、思わず感動! 写真:JR東日本盛岡支社提供

    みなさん、こんにちは。アストロ・コミュニケーターの景山えりかです。

    子供の頃、流れるように変わっていく車窓の風景に夢中になったことありませんか? 暗いトンネルに入ると、これから宇宙へ行くのかな、なんて想像を膨らませたりして。

    あのワクワクとした気持ちをよみがえらせてくれるような、夢の列車がデビューします! まずは、こちらの動画をご覧ください。

    復元されたSLが牽引する新しい列車が、JR釜石線を中心とした東北エリアを走ります! 

    その名は「SL銀河」。JR釜石線といえば、沿線を舞台に描かれた宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』が有名です。SL銀河も、『銀河鉄道の夜』をテーマに列車全体がプロデュースされ、賢治作品ならではの独特の世界観と空気感が表現されています。

    客車外観には星や動植物が描かれ、中に乗り込む前から物語の世界にぐっと引き込まれます。写真:JR東日本盛岡支社提供

    まずは外観。夜空を思わせるブルーをベースに、作品に登場するシーンや星座がシンボル化して描かれています。ストーリーを思い出しながら眺めてみると、たくさんの発見があっておもしろいですよ。

    物語の主人公・ジョバンニとカムパネルラが、ひょっこりと座っていそうな趣のある車内。写真:JR東日本盛岡支社提供

    車内空間は、ガス灯風の照明やステンドグラスなどが印象的で、賢治が生きた大正から昭和のイメージ。レトロな雰囲気が、旅のムードを盛り上げてくれそうですね。

    また、賢治にまつわる展示をはじめ、沿線や東北ゆかりの品々も車内に展示。さらに、『銀河鉄道の夜』の世界を体験できる小型プラネタリウムも搭載されているのだそう!

    星空を眺めながらの列車の旅。ロマンチックな非日常を満喫して、物語の主人公になりきってしまいそうです。

    『銀河鉄道の夜』は、賢治が死の直前まで推敲を重ねた未完の作品。SL銀河に乗って、東北の豊かな自然の中を走り抜ければ、私たち一人ひとりの心の中に、自分だけのラストシーンを描けるかもしれません。

    列車時刻、運賃・料金、空席情報など、SL銀河に関するお問い合わせ先
    JR東日本お問い合わせセンター
    TEL:050-2016-1600

    [SL銀河,JR東日本盛岡支社 ご案内・お問い合わせ]

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/04/037393touhoku.html
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