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イタリアで子育てをしていて驚いたのが小学校での「おやつタイム」です。登校して2時間くらい経つと、各々が持って来たものを食べるのです。
市販の小さいスナック菓子や、ヘーゼルナッツとチョコクリームの挟まったパン、オリーブオイルたっぷりの小さなフォカッチャなど。そのあと2時間も経たないうちに給食なので、食欲を邪魔するのではないかな?といつも疑問に思いつつも、おやつを持たせていました。
そんなある日、学校から「Frutta nelle scuole(学校で食べるフルーツ」)のプロジェクト開始の知らせが届きました。このプロジェクトはイタリア全国の約5000校ある小学校の子どもたちが対象になっていて、旬の果物と野菜をたくさん食べてもらう機会と、直接生産者のところへ出向いての見学や、実際に学校にあるスペースで出来る畑を作る体験等もしてもらえるように、先生向けの講義などもしています。
実際にもらって帰ってきたものを写真に撮ってみました。
すでにきれいにカットされているものや果物なのですが、表記にあるようにあくまでも小学校の子供たちに提供されるのが前提とされていることが書いてあったり、市販の物と比べるととても小さかったりしています。食べることで旬を感じたりスーパーで見るものが全てではないということが学べているようです。
私のような「なるべくシンプルなものを食べてほしい」と考えている親たちにとっても長く続いてほしいプロジェクトです。
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/05/037766fruttanellascuole.html