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先日、マンハッタンから車で約2時間半、ニューヨーク州最東端の小さな港町、モントーク(Montauk)に行ってきました。マンハッタン島の東に位置するロングアイランドには、その数百キロメートルのコーストライン上にロングビーチなどのサーフポイントが点在しますが、モントークもそのひとつです。
また"世界の釣りの首都"と言われるほど釣りでも有名な場所で、マグロ、カジキ、ヒラメなどさまざまな魚が捕れ、港周辺にはロブスターなど活きのいい魚介をサーブするレストランが並んでいます。
夫は釣りが趣味なので、キッチン付きの部屋を借りて釣った魚を私が料理してみるか、という話になり、出かけることになったのでした。
私達が宿泊したのはちょうどオンシーズンに入る1週間前だったので、季節的には夏本番ですが人はそれほど多くなく、ビーチも静かでとてもいい雰囲気でした。
私と娘はビーチを散歩したり、釣り人を眺めたり。町中には小さなロータリーがあり、その周りにレストランや食材店、雑貨屋などが並んでいて、週末にはグリーンマーケットが開かれます。どの店もこじんまりとして素朴でとても良い感じ。
モントークの町中の魚屋や釣具屋、パン屋などがモチーフになったTシャツなどが売っている「Local Knit」という店や、フランスからNYに引っ越してきたというフランス人のオーナーが1枚づつハンドメイドでプリントして作られている「La Fin」というTシャツ屋など、可愛い店もあって見逃せませんでした。
特に気になったのが、モントークのローカルサーファーの女の子2人が作っている「THE USUAL」というフリーマガジンで、NY界隈のサーフ事情やライフスタイル、音楽やカルチャーなどが紹介されていて面白かったです。
私達は数日宿泊してゆっくり過ごしましたが、マンハッタンやブルックリンから車で日帰りで行く人も多いよう。以前はNYというとマンハッタンの高層ビルのイメージがあったのですが、こんな風に少し離れるだけで、こんなにゆったりした場所があるんだと、住んでみて初めて分かりました。
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/07/039788montauk.html