「わかっちゃいるんだけど......」なんて声も聞こえてきそうですが、女性は男性に比べて筋肉量が少ないうえ、なんと20代のピークを境に1年に1%ずつ筋肉量が減っていくそうです。できれば定期的な運動をいまから習慣づけておきたいところです。
筋肉をつけることメリット全身に600以上もある筋肉。エンジンのように、食べ物をエネルギーに変えて燃やすことができるパーツです。
その恩恵はとてつもなく大きいもの。なんといってもボディラインがキュッと締まっていくだけでなく、年齢を重ねるとお腹に脂肪がつきやすい状態になりますが、筋肉量を増やすことでこれも解消。基礎代謝が増え痩せやすいカラダになるのも見逃せません。このほか冷えが解消されたり、疲れにくくなったり、風邪をひきにくくなったり......。
さらに年を取ったときに足腰が弱くなり、寝たきり状態になるのも筋肉量が少ないからなのだとか。いまから鍛えておけば、いつまでも元気なおばあちゃんでいられるのもうれしいですよね。筋肉をつけることで美しさはもちろん、病気やけがをしにくい健康な身体までもが手に入るのです。
筋肉をつけるためには、運動するしかありません。まずはいまこの場でできるエクササイズからトライしてみませんか?「笑顔生活fufufu...」で自宅でできる簡単なものが紹介されていました。
<お腹のエクササイズ>
1. 床に仰向けに寝て、膝を立てる。
脚は、肩幅くらいで開ける。頭を支えるように手をそえる
。
2. お腹を締めるようにして、腹筋運動の要領で頭を持ちあげる。勢いよくするのではなく、ゆっくりと 。
1から2の動作を5秒を目安に行います(例えば、お腹のエクササイズなら、腰を上げるのに2秒、その状態を1秒キープ、腰を戻すのに2秒)。1セット10回×2、週に2回行うのが理想ですが、まずはできる回数から。その後すこしずつ回数を増やしていきましょう。
<脇腹のエクササイズ>
1. 横向きになり、腰を起点にカラダに角度をつける。膝を曲げ、片方の腕で身体を支える。反対の腕は腰に
。
2. そのまま腰を上げる。このエクササイズは5秒でなくてOK。支える腕を変えて、逆サイドも同様に 。
<胸部のエクササイズ>
1. 四つん這いになる。腕は肩幅よりも少し大きめに開く。このとき、背中~ヒップが真っ直ぐになるように
。
2. 腕立て伏せの要領で、腕を曲げていく。カラダが床につかないように、繰りかえす 。
はじめは億劫かもしれませんが、カラダのラインに変化を感じられたらしめたもの。私もようやく重い腰を上げ、毎日のエクササイズをはじめているところです。この秋、まずはお部屋で運動をはじめてみるのもよさそうです。
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