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フランスでは、猫のたてるゴロゴロという音をストレスや不安、不眠の緩和などに使う、ゴロゴロセラピー(ronron thérapie)の本がたくさん出ています。中には、猫のゴロゴロ音は、「副作用のない薬のようなもの」だというフランス人医師もいます。
会社で猫を飼うことで、社員のストレスを緩和
猫に癒しを求めるのは、日本人のみならず、フランス人にも共通しているようです。最近では、日本の「猫カフェ」を真似た、フランス初の猫と過ごせるカフェがオープンしています。
そして、フランスの健康サイト「Topsanté.com」では、日本のある会社が社内に9匹もの猫を飼い、従業員たちのストレスを緩和しているということが話題になりました。
東京のインターネット関連事業を営むある会社では、9匹の猫を「雇って」おり、猫たちは自由に社内に入っている。社員達は喜んで猫たちの写真をSNSサイトなどに投稿している。
(Topsanté.comより引用)
フランスでは、社員がストレスやうつに負けないようにと、グリーンの見えるオープンガーデンを作ったりする会社が話題になることがあります。また、カフェやブティックなどに看板猫がたまたまいつくこともあります。でも、会社で猫を飼うという発想は、さすがになかったようです。
恵まれない猫のために「猫ボーナス」も数匹の猫を会社で飼うことは簡単なことではなく、ケーブルを噛んだり、デスクの上に突如飛び乗ってきたり、じゅうたんで爪をといだりしてしまうことも日常茶飯事です。
それでも、こちらの会社では、「猫を会社で飼うことをあきらめなかった」といい、さらには「猫ボーナス」なるものの存在にも触れています。
恵まれない猫を育ててくれる社員には、月5000円(約37ユーロ)の『猫手当て』が出ます。さらに、自分の猫を連れて会社に来ることもできるのだといいます。なんていいアイデアなのでしょう!
(Topsanté.comより引用)
猫好きにはたまらない会社ですが、猫好きの多いフランス人にとっても、こちらの会社のアイデアは好印象のようです。
grey-cat via Shutterstock
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/02/044225cat.html