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最近、アメリカのヘルスコンシャス層の間で人気上昇中なのが、「カルチャード・サラダ(cultured salad) 」。瓶に入っているので、見た目はメイソンジャーサラダのようなのですが、これはまったく違うもの。野菜を瓶の中で発酵させた、言わば「発酵サラダ」なのです。
野菜には、乳酸菌やビフィズス菌などの微生物や酵素がもともとくっついています。発酵サラダは、この自然の力を活用した食品。ザワークラウトやキムチ、ぬか漬けなども、同様の発酵食品といえます。
塩も酸味も加えずに発酵させたサラダハワイのヒロ・ファーマーズマーケットにもこのサラダが登場しました!
ガランガ・ライブ(Garanga Live)が販売している「カルチャード・ベジー・サラダ」は、ハワイ産オーガニックのターメリックとケール、ビーツを使用。植物由来のプロバイオティクス(乳酸菌など有益な微生物の総称)をわずかに加え、瓶の中で1週間ほど野菜を発酵させています。黄・緑・赤のラスタカラーもオシャレです。
ザワークラウトやキムチと大きく異なるのは、塩を加えていないこと。塩も酸味も加えていないのに、ほのかな塩気と野菜の甘味、ほど良い酸味があり、とても美味! 味付けを何もしていないとは信じられません。
塩を使っていないのに、どうして塩気を感じるのか、オーナーのジャイさんにたずねてみると「ケールはナトリウムの含有量が比較的高いんです。野菜はもともとナトリウムを含んでいるものなんですよ」とのこと。ビーツの糖質は発酵を促進し、ターメリックが味にアクセントを加えています。開封後は冷蔵庫に入れておけば、なんと半年以上保存できるそうです。
自然の力を活用した発酵サラダは、おいしいだけではなく、消化を助け、腸内環境を整えてくれるスグレモノ。ミネラルも豊富で、免疫力アップやアレルギー抑制にも効果があるといわれています。
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/03/044457cultured_salad.html