こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。
あなたは普段、自分の遺伝子に眠る「大和撫子の資質」というものを考えたり、感じたりすることはあるでしょうか。
「大和撫子の資質」とは、先祖代々、日本人女性に長い年月をかけて積み重ねられ、そして受け継がれてきた特別な美の資質です。
もしあなたが今、それを実感できていなかったとしても、その美の資質は、必ずあなたにもしっかりと伝わり、そして根付いています。
今回は、拙著「もっと私らしく生きる最高の方法」に収録しきれなかった、遺伝子から一瞬で美しく生まれ変わる方法について、お伝えしていきたいと思います。
●心のクセが、自分の魅力を失わせている私たちは、自分の心のクセとして、家族との関わりの中で、ついついマイナスのことに目を向けてしまい「自分の家族がどれほど素晴らしい才能を持っているか」ということを見落としてしまっています。
たとえば「お母さんは口うるさいよね!」と毛嫌いしてしまった経験はないでしょうか。よくありますね。するとその裏にある、母親の「娘を心から大切に想い、心配し、気遣う」という優しさや愛も見えにくくなるんですね。
そして、優しさや気遣いと「うるさい」と否定するふたつのことが無意識に結びついてしまうため、自分自身の行動でも、気づかないうちに、優しさや気遣いを抑圧してしまうのです。
このように、私たちが家族が持っている資質を否定してしまうとき、家族との仲が悪くなるだけではなく、素晴らしい才能や資質も受け取れなくなってしまうんですね。
●家族からすばらしい才能を受け取り直そうここで改めて、あなたが家族から本当は引き継いできた遺伝的な素晴らしさを受け取ることを積極的に意識してみましょう。
あなたが過去、子どもの視点で「これは嫌だ!」と感じたことも、本当は愛であったり、強さであったかもしれません。
いくつか例をあげてみましょう。
○ 母親が、あなたを怒ったりするのは「少しでも失敗してもらいたくない」という気持ち、あなたに幸せに成功してもらいたいという願いからである。
○ 母親が、いつも我慢して自分ばかり犠牲になっているのは、家族に少しでも幸せになってもらいたいという深い無償の愛である。
○ 母親が、男女関係にうるさいのは、大切な娘が大事にされ、愛され、浮気などされないように心配している愛情である。
いかがでしょうか。こうした想いは、母親からだけでなく、先祖代々あなたへと受け継がれてきたものです。
●知らずに引き継いでいた大和撫子の資質あなたが思う以上にあなたは、この日本で脈々と命や才能・資質が引き継がれてきた、大和撫子の資質、素晴らしい愛を知っています。
あなたが、それを受け取ろうとした瞬間に、あなたの中にもこうした想いが引き継がれていることに気づくことができます。
受け継がれているということ。それを深いレベルで理解し、受け取ったとき、今までとはまったく別の視点で、自分がすでに本当の美しさや素晴らしさを持っていたことに気づくことでしょう。
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