咲き誇るバラ、鎌倉の由緒ある洋館でいただく和フレンチ
鎌倉三大洋館とよばれる由緒ある洋館のうち、唯一非公開であった｢古我邸｣が2015年春よりフレンチレストランとなってオープンしています。門から建物までたどりつくまで時間がかかりそうな、1500坪もの広大な敷地に佇むおしゃれな洋館は歴代の首相など政財界の重鎮たちの別荘として愛されてきました。
築100年をこえる洋館を改修し鎌倉スタイル発信の場に
設計は、イギリス人建築家 ジョサイア・コンドルの弟子として、旧三菱銀行本店や旧丸ノ内ビルディングの設計を行い、丸の内の一帯オフィス街開発に尽力した建築家 桜井小太郎です。
地のものを活かした「和フレンチ」相模湾で獲れたての天然魚、近隣農家から届けられた新鮮な野菜や卵など厳選素材を使用した「和」を取り入れたフランス料理がいただけます。リーズナブルなランチコースから本格的なディナー、レストランウエディングにも対応しているとのことなので、さまざまな場面を彩る思い出に残る一軒になりそうです。
さらに足を延ばせば、絶景に出会えるちなみに「鎌倉三大洋館」ほかの2つは、「鎌倉文学館」と「旧華頂宮邸」。
「鎌倉文学館」は、かつての加賀藩・前田家の鎌倉別邸跡で鎌倉ゆかりの文学者たちの直筆原稿などが展示してあります。テラスから海側を見渡せば眼下に絶景がひろがります。
報国寺にほど近い「旧華頂宮邸」は、国の登録有形文化財にも指定されている旧侯爵邸。
庭園を無料開放しており、ちょうど今はバラが咲き始めたところ。6月上旬ぐらいまで美しい姿を楽しめそうです。
お散歩ついでに、3つの洋館を巡れば優雅な建築物だけでなく「美食」「絶景」「咲き誇るバラ」と女子の三大好物（？）が堪能できますね。
[古我邸]
所在地 ：神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-7-23
営業時間：ランチ11:00～15:00（LO 14:00）ディナー17:00～21:00（LO 20:00）
オープンエアーカフェ11:00～日没
定休日 ：火曜日
Rose Garden via shutterstock