閉じる
閉じる
×
長く伸ばした髪をバッサリ切ろうと思っても、なにかキッカケがないと、なかなか思い切れません。でも、その髪が子どもたちの笑顔につながるとしたら、どうでしょう。
切った髪が、頭髪に悩む子どもたちのウィッグに
私たちが切った髪の毛で、子供たちが笑顔になる。その方法は、NPO法人Japan Hair Donation & Charity がおこなっている「ヘアドネーション」という活動です。
12インチ (30.48cm) 以上の切った髪を利用し、病気やケガなどで髪になんらかの悩みを抱えている18歳未満の子どもたちに、寄付毛100%でヘアウィッグ「Onewig」をつくって無償で贈ります。ヘアカラーやパーマをしている髪でも、日常的にトリートメントなどでケアをしていて極度のダメージがなければ使用可能で、年齢、性別、国籍に関係なく参加できます。
私と一緒に生きてきた髪だから、意味がある提供された髪をもとに、団体スタッフが希望者の自宅や入院している病院まで出向いて採寸し、ウィッグが作られます。人工毛でつくられたウィッグに比べ、人の毛でつくられたものは品質がよく、長持ちすると、利用者からも喜ばれているそうです。
提供する髪は、自宅で切ったものでも、お気に入りのヘアサロンで切ったものでもOK。全国各地にヘアドネーション賛同ヘアサロンがあり、そこで切ると協力特典がつく場合もあります。(サロンによって内容が異なります)
大切にケアして伸ばしてきた髪が、子どもたちの笑顔につながるのなら、思い切ってショートヘアにするのも悪くないな。そんな気分にしてくれる、みんながハッピーになる活動です。
[ヘアドネーション]
※賛同美容室のリストはこちらから
first-haircut via Shutterstock
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/07/047883hair_donation.html