スポーツ万能、ギターやサックス、口琴(!)さえも上手で、みんなの人気者のスヌーピーに、草野球では三振ばかり、ハロウィンにはなぜか決まって石しかもらえないチャーリー・ブラウン。
かわいくってちょっとシュールな「ピーナッツ」の世界、実はファンだという大人も少なくないはず。そんな人たちに朗報です。2016年3月、大人の街・六本木にスヌーピーミュージアムがオープンするのです。
世界初、シュルツ美術館の分館Photo by Rick Samuels courtesy of the Charles M. Schulz Museum and Research Center
©2015 Peanuts Worldwide LLC
今回オープンするミュージアムは「ピーナッツ」の作者、チャールズ・M・シュルツ氏の名前を冠し、スヌーピーファンの聖地と言われるシュルツ美術館の世界初となるサテライト(分館)。「ピーナッツ」 の貴重な原画をはじめ、シュルツ氏の初期の作品、ヴィンテージグッズや資料などが6ヵ月毎に入れ替えで紹介されます。
いろんな仕掛け、季節ごとのイベントも敷地内にはキャラクターのモニュメントやいろいろな仕掛けがほどこされ、ハロウィンやクリスマスなど季節に応じたイベントを開催。 ミュージアムショップでは限定品やオリジナルグッズを販売、 カフェでは「ピーナッツ」にちなんだスペシャルメニューが提供されるとあって、スヌーピーファンにはたまらない場所になりそうです。
©2015 Peanuts Worldwide LLC
シュルツ氏夫人のジーン・シュルツさんは、「日本の方々にスヌーピーが活躍する『ピーナッツ』そのものに、 もっと親しんで頂けたらと思います。 この漫画の奥深い魅力や、 スパーキー(シュルツ氏の愛称)の知られざる横顔に触れることで、 スヌーピーや他のキャラクターを益々好きになって下さることを期待しています」とコメント。
なお、ミュージアムは2018年9月までの期間限定での開館を予定。今回のプロジェクトは、2013年に森アーツセンターギャラリーで開かれた「スヌーピー展」の成功がきっかけなのだとか。
今年10月に満65周年を迎える今も多くの人に愛され、ポップカルチャーのアイコンとなっている「ピーナッツ」の世界。このミュージアムのオープンは、そんな「ピーナッツ」のさまざまな魅力にふれる良い機会になってくれそうです。
(マイロハス編集部/岸田)