前回の春に開催された利き歩きに私も参加したのですが、たくさんのすてきなお酒に出会うことができました。また、蔵元さんから直接貴重なお話を聞けたり、日本橋のグルメを開拓できたりと、とても充実した1日を過ごせます。
ずらりと並ぶ利き酒用の日本酒
蔵元さんと直接お話できるチャンスも。
このイベントの発起人である佐々木酒店の佐々木邦秀さんによると、参加者は回を重ねるごとにどんどん増え、参加店舗や蔵元も増えているのだとか。
「前回の27蔵から35蔵に参加蔵元の数もパワーアップし、サテライトブースも設置することで、合計42銘柄がお楽しみいただけます。参加飲食店も40店舗を越え、料理ジャンルの幅や厚みが増しました」(佐々木酒店 佐々木邦秀さん)
駐車場やビルの一角で、利き歩きに参加していない人も楽しめるマーケット「日本橋隙間市」があったり、人形町の読売ISにて酒蔵グッズが販売していたりなど、たくさんの関連イベントも予定しているそう。
日本酒利き歩きを楽しむ3つのポイント 1.チケットは前売り券を事前入手
参加チケットは前日までに指定の店舗か、ネットで前売り券の購入を。前回は当日券に発券制限が出ていました。
当日に会場の受付でこのイベント用のうさぎがプリントされたおちょこを受け取り、そのおちょこでのみ利き酒ができるシステム。
2.お目当ての銘柄は早めに
人気のお酒はなくなることもあるので、目処をつけておいて、スケジュールの早めに組み込むのがベター。また、高級酒の開栓時間はあらかじめ決まっているので、そのタイミングのチェックもお忘れなく!
3.お水を飲むことを忘れずに
日本酒がおいしいからといって、飲みすぎは厳禁。利き酒コーナーにはお酒をつくる際につかう「仕込み水」が置いてあるので、普段は飲めない仕込み水も堪能しつつ、飲みすぎないように気をつけて。
日本橋以外にも、全国各地で利き酒イベントが開かれています。旅先や、近くのエリアで実施されているか探してみるのも楽しそうです。
photo by PIXTA