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江戸時代より伝わる、冬至に柚子のお湯に入り、1年中風邪をひかない健康な体を願う習慣。柚子はこの時期になると旬を迎えることもあって、手に入りやすいので、なんとなく毎年柚子湯には入っているという人も多いのでは。
けれど、冬至に柚子湯、これにはちょっぴり「シャレ」た理由があるんです。
なぜ冬至に柚子湯なの?
冬至を湯治(とうじ)、柚子を融通(ゆうずう)にかけて、「お湯に入り融通を利かせましょう」という意味・願いが込められているということ。
そんなことを考えながら入れば、明日から少し運気アップの予感もしてきます。
もちろんご存知のとおり、柚子湯は風邪予防にも◎。精油成分には血行を促進させる働きがあり、お風呂に入れると体を芯から温めてくれるので、湯冷めなしで後までポカポカというわけです。
天然アロマを楽しむ、極上柚子湯の作り方
せっかく入るなら、その効果も香りも存分に楽しみたい。そこで2種類の方法をご紹介しましょう。
◎浮かべる場合
柚子(ゆず)の果実5~6個を半分か輪切りにして、そのまま風呂に浮かべます。
◎絞る場合
1. やや大きめのボウルに果実を入れ、1升分の熱湯を注いで20分ほど蒸らします。
2. さめたら柚子を袋に入れて絞り汁を風呂に入れ、布袋はそのまま湯に浮かべます。
(湯の国HPより引用)
どんな違いがあるのか、両方ためしてみたくなります。
また香り成分に、精神をリラックスさせる効果があることでも知られる柚子。何かと気ぜわしく、疲れもストレスもたまる師走にはぴったり。冬至の日に限らず、おうちでできるお手軽メンテナンスとして、日常的に柚子湯を取り入れてみるのもよさそうです。
[湯の国]
image via Shutterstock
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/12/051161touji.html