ドイツといえば、まずは焼きソーセージから。スパイシーなもの、マイルドなもの、チキンやバッファローのお肉を使ったものなど、味も形もさまざま。
初心者さんには、ベルリン発の「カリーヴルスト」がおすすめ。これは一口サイズにカットされたソーセージに、カレー風味の特製ソースとカレーパウダーがかかったもの。あつあつほくほくのポテトも一緒にオーダーして、ソースをつけながらほおばります。
とにかくお肉! が食べたい
七面鳥の串焼きに、
「ギロス(スライス肉を何層にも重ねたかたまりを、回転させながらあぶり焼きにしたギリシャ料理)」、
煮込みステーキ。
わたしのイチオシは、豚肉のかたまりをじっくりと時間をかけてジューシーに焼き上げたこちら。
噛むとジュワっとあふれる肉汁がたまりません。
グリューワインのおともに
もちろん、サクッと軽いおつまみとして、こんなオープンサンドもあります。
そろそろお魚が食べたくなった
炭火がパチパチ焼ける音がたのしい、直焼きサーモン「フラムラックス」は北欧料理にヒントを得たといわれています。
身をほぐしてサンドイッチにしてもらったら、お口の汚れは気にせず、がぶりと豪快に!
最後は仕上げはもちろんスイーツ
シュガーコーティングのナッツ、揚げたてフワフワのドーナツもすてがたい。けれど、マーケットに来たからにはお持ち帰りできないこれ、「ダンプフヌーデル」を。
なんとなく中華まんを彷彿とさせるビジュアルですが、ほのかに甘い生地にプラムやチェリーのフィリングが入ったもっちりした蒸しパンで、クリスマスマーケット定番のスイーツです。バニラソースとケシの実をかけていただきます。
今回紹介したフードはクリスマスマーケット屋台のごくごく一部。ほかにも焼き立てパリパリの生地がおいしい「フラムクーヘン」や、甘酸っぱいりんごソースが決め手の「ライべクーヘン(じゃがいものパンケーキ)」もはずせない定番となっています。もちろんおうちへのお土産は、バウムクーヘンとシュトレンを。