脳の活動エネルギーは主にブドウ糖の働きによるものですが、ブドウ糖は体内に大量に貯蔵しておくことができず、すぐに不足してしまいます。そのため、朝の脳はエネルギー欠乏状態のため、朝にしっかりお米を食べる「ごはん食」がおすすめだとか。
ごはんは粒食なので、ゆっくりと消化吸収され、なだらかに血糖値を上げるため、満腹感を長時間維持することで、脳にとって非常に安定したブドウ糖の供給源となります(※2)。
また、お米を食べることは生活習慣病予防に有用であることも嬉しいポイント。
「太りたくないから朝ごはんは食べたくない!」なんて思っている方、じつは、朝ごはんを毎日食べると答えた人の方が、生活習慣病のひとつである肥満傾向率が低いという結果が出ています。ダイエットを心がけている方は、適度な量の朝ごはんが効果的みたいです(※3)。
毎日食べるものだから、お米にもこだわりたいということで、おすすめなのが有機栽培されたオーガニック米(※4)。
有機JASマークのついた有機栽培米は基本的に農薬等の化学物質が使用されない他、有機栽培は環境を保全する栽培方法なので、積極的にオーガニックのものを食べることで環境を守ることができ、長期的に考えると私たちの健康被害を防ぐことにも繋がります。
食育に興味がある!食べるものをきちんと自分の目で見極めるようになりたい!という方へご紹介したいのが、日本オーガニック推進協議会のオーガニック検定。仕事でも、日々の暮らしにも活用できるオーガニックの魅力を学んでみませんか?
日本オーガニック推進協議会 東京校オーガニッシュ代表/認定講師 杉谷あきの
※1:農林水産省 めざましごはん 川島隆太教授インタビュー(PDF)
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kakou/mezamasi/about/pdf/tokyoheadline20100201.pdf
※2 参照:農林水産省 めざましごはん
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kakou/mezamasi/about/about.html
※3:農林水産省 めざましごはん
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kakou/mezamasi/about/databox.html
※4:写真:アグリ山崎の有機栽培米
有機栽培米 将門ひかり舞(コシヒカリ 元
有機栽培米 ミルキークイー
http://www.iseki-kantou.co.jp/farmhouse/farm_v02/formhouse-vol2.html