「世界農業遺産」という言葉。じつは、最近知ったんですが、日本を含め9か国の地域が認定されているとか。先進国のなかでは日本だけとうことで、とても貴重な称号なんです。日本で選ばれているのが、新潟県土佐と石川県能登の2つの地域です。
世界農業遺産とは......
地域環境を生かした伝統的な農業や農村文化、生物多様性の農村景観の保全がされている地域に対して認定し、未来に残していこうとする制度で2002年に国際連合食糧農業機関により立ち上げられました。
なかでも石川県能登は、比較的温暖で冬の降雪もほとんどなく、土壌も粘り気のある強い土壌も、野菜栽培の最適地といわれているそうで、珍しい野菜も多く栽培されているとか。そしてそんな能登野菜に注目した、日本料理店「花ごよみ六本木」では、能登の有機野菜が味わえる「能登産有機野菜の和料理フェア」が2月15日(金)から開催されます。
使用されるのは石川県のエコ農家認定、能登島で唯一有機認証を受けた「高農園」が栽培する有機野菜限定。高農園で栽培される100種類以上にもなる野菜の中から、その日の鮮度が見極められ約10種類が花ごよみに直送されるそう。
メニューは鮮度の高い日替わり野菜を、郷土料理や酒肴からスイーツにまで取り入れた"能登産野菜づくし"とのこと。フェア開始の2月中旬は旬の雪下キャベツ、多種根菜や、関東ではなかなか手に入らない能登野菜"中島菜"や"金糸瓜"やミニパプリカ、紫・緑・黒色の大根なども楽しめるそうで、野菜好きにはたまらないです!
またこちらのフェア、花ごよみの利き酒師が能登野菜に惚れこみ、日本酒と連動した内容にしようと企画されたそうで、厳選された10種類の日本酒から料理に合わせた1杯を頂けるサービスや、石川県のお酒は全て無料で持ち込みできる(一人1本まで)など、フェア限定の嬉しい特典も。
花ごよみは、本格的な日本料理をカジュアルに楽しめるお店。本フェアでお石川県名産のいるし鍋、5種類の野菜を使った風呂吹き、など伝統料理の他に、バーニャカウダや有機野菜の生ハム巻き、などバラエィ豊かなメニューで気軽に有機野菜が堪能できます。
[花ごよみ六本木]
アクセス:東京都港区六本木6-6-9ピラミビル3階
(日比谷線、大江戸線「六本木」駅から徒歩1分)
MAP>> 営業時間:ランチ11:30~15:00(LO14:30)
ディナー17:30~22:30(LO21:30)
定休日:土日祝日
電話番号:03-5474-4135
「能登産有機野菜の和料理フェア」開催期間:2月15日(金)~3月31日(日)[能登野菜]
photo by Thinkstock/Getty Images
(若松真美)