なかでも、スマホが原因で疲れ目を感じている人は、知らず知らずのうちに「スマホ老化」になっている可能性があるといいます。
「スマホ老化」と「スマホ疲れ目」って?
スマホを操作しているときのように近距離を見ていると、水晶体を膨らませる毛様体筋に負担がかかり、目が疲れるのだとか。そんな「スマホ疲れ目」が原因でおこるのが、「スマホ老化」です。
目が疲れて目の周りが緊張すると、顔がくすんで険しい表情になることがあります。無意識に眉間にシワがよったり、二重あごや目元にくすみ・クマができたり、肩こりになったりすることも。
こうした「スマホ老化」の原因とも言える、「スマホ疲れ目」になっていないか。まずはチェックしてみましょう。
スマホを見だすとやめられない。 スキマ時間はついスマホを触ってしまう。 一日に3時間以上、スマホやPCの画面を見る。 目がしょぼしょぼ、じんじん、ぼやぼやする。 最近、肩こりや軽い頭痛を感じる気がする。ドキっとする項目が並びました。目以外に現れる症状でも、「スマホ疲れ目」を疑ってみてもよいかもしれません。
ツボ押し&マッサージでケア
前述のチェック項目に該当した人も、ご安心を。スマホ老化を食い止める方法を、美容家のCaoruさんに教えていただきました。まずは手軽に試せる、ツボ押しとマッサージの方法から。
疲れ目にオススメのツボは、眉頭の内側にある攅竹(さんちく)、鼻の付け根にある晴明(せいめい)、そして眉尻のくぼみにある糸竹空(しちくくう)だそう。目の周りは皮膚が薄く、ツボは急所なので、「優しく、ゆっくり」を心がけます。ツボを3カウント数えながら押して、3カウント数えながら指を離すとよいそう。
目の周りの血流が悪いと、頭皮も固くなっていることがあります。そのため、頭皮の緊張をゆるめるマッサージもオススメとか。
まず両手で頭皮を包み込み、指の腹で円を描くように頭皮を動かします。
仕上げに、首の後ろの中心線上にあるくぼんでいるツボ・ あ門(あもん)を、右手の親指と左手の親指を重ねて、ゆっくり押します。
親指を、外側に指一本ずつズラしたところにある天柱(てんちゅう)、さらに指一本ズラしていくと風地(ふうち)というツボがあるので、これも 3カウント数えながら押して、 3 カウントで離してください。 (Caoruさん)
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スマホ老化を食い止める方法はほかにも
ツボ押しやマッサージ以外にも、アプローチはいろいろあります。
食事:目の健康の為に意識的摂りたい栄養素が2種類あります。ひとつは、ドライアイや目の網膜を健康に保つことを期待できる、ビタミンA。これは、ニンジン、紫蘇、パセリなどの緑黄色野菜に含まれています。ふたつめは、疲れ目に効果があると言われているアントシアニン。これは、ブルーベリー、カシス、イチゴや黒豆などに含まれています。 ホットタオル:タオルを水で濡らし、サランラップを巻いて電子レンジで30 秒ほど加熱するだけで、ホットタオルが作れます。それを毎朝、できれば10分、目元にあてます。アイクリームを塗ってからすると、アイパックにも。 姿勢:正しい姿勢を心がけることで、上半身の血流循環をよくすることもオススメだとか。立ったときに、耳、肩、骨盤の横にある出っ張った骨、くるぶしをつないで一直線になる姿勢です。さらに、お尻の穴をキュッと締めると、より効果的。教えていただいたアプローチ法は、どれも気軽に試せるものばかり。
「スマホ老化は現代病みたいなものだから」なんて、あきらめないで。最近では、スマホをよく見る人に向けたメガネなども出ているので、そういったツールを取り入れるのもよいかもしれませんね。
スマホの使い方にご用心
image via Shutterstock
[情報提供 : 三城(スマホイージー)]