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今年最大の満月は6月23日! スーパームーンを見よう
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今年最大の満月は6月23日! スーパームーンを見よう

2013-06-18 21:00

    みなさん、こんにちは。アストロ・コミュニケーターの景山えりかです。いよいよ、2013年最大の満月が6月23日にせまってきました! そう、スーパームーンです!!

    もちろん、月そのものが大きくなるわけではありませんが、今年の満月の中で、見かけの大きさが一番大きくなります。迫力のある満月が期待できそう。これは見逃せません!

    月が地球を周回する軌道は、楕円のカタチをしています。そのため、月は公転しながら、地球に近づいたり遠ざかったりしています。地球から月までの平均距離は約38万km。月が一番地球に近づくときは約36万km、一番遠ざかるときは約41万kmと、差があります。

    たとえば、ボールを自分の目の前に置けば大きく見えますが、自分から遠く離れたところに置けば同じボールが小さく見えますよね。同様に月も、地球に接近すれば大きく、遠く離れれば小さく見えるというわけです。

    そして近年、地球にもっとも近づいたときの満月(もしくは新月)のことを「スーパームーン」と呼ぶようになりました。スーパームーンは天文学の用語ではありません。もともとは占星術の用語だそうですが、NASAで使われ始めてから、その認知度がぐんと上がったように思われます。

    NASAのサイトで昨年公開された、スーパームーンを紹介している映像があります。ナレーションは英語ですが、百聞は一見にしかず。わかりやすく工夫された映像なので、英語が苦手でも画面を見ているだけで十分に理解でき、楽しめますよ。

    さて、当日(6月23日)の20時12分頃、月は地球に約35.7万kmまで大接近! 今年のうちで一番近い距離です。それから約20分後、20時32分頃に月は満月の瞬間を迎え、スーパームーンになります!

    21日に夏至を迎えたばかりで日没が19時頃と遅いのですが、スーパームーンになる時間には空はすっかり暗くなっているのでご安心を。雲や建物にさえぎられることがない限り、月を探すのは簡単でしょう。

    こうして原稿を書いている今から、わくわくがとまりません! 6月23日(日)20時32分。手帳にしっかりとメモして、スーパームーンを楽しみに待ちましょう。みなさんの頭上に広がる空が晴れて、宇宙の神秘が見られますように。

    [NASA Supermoon 2012]

    (景山えりか)

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/06/030598618623.html
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