うちには2匹の犬がいます。
推定3才の雑種犬コザと、その息子ラジ。父と息子という関係性ですが、コザはいたって淡白で、子煩悩でタイプではありません。
でもなんというか、「ここぞ」というときはビシッと叱りつける気合いはあります。そんなコザの一面は意外や意外で、めちゃくちゃおとなしい引きこもり犬だったのが、ラジによってじょじょに父性開花か! という感じです。ラジはもうやんちゃ盛り。
蝶を追いかけてどこまでも行ってしまったり、コザに遊ぼう遊ぼうとしつこく迫ったり。あんまりにもしつこいとコザに「ガウ!」と牙を剥かれ、しょんぼり。その繰り返しです。
さて、そんな犬たちの日々のごはんはわたしたちとほぼ同じものを食べています。
ドッグフードも種類がたくさんありますから「これ」といったものを選ぶことができますが、ずっと買っていたメーカーのものがしばらく品切れだったことがきっかけで、「買わなくてもいいかな!」ということになったわけです。
主食はおもに玄米です。これをベースにいりこ、米糠、じゃがいもやさつまいもなどの根菜、ブロッコリーやきゃべつの芯、残ったおかずなど、そのときあるもので。写真は玄米に茹でたビーツの皮、いりこ、人参や茄子、瓜などの煮物。沖縄といったら三枚肉がのった沖縄そばですが、うちの家族は犬のためにソーキそばを頼んで、(ソーキとはスペアリブ)骨をおやつにあげます。
「骨、持ち帰っていいですか?」とお店の人に聞くと、「犬にあげるの?」とたくさんくれたりします。他にも魚の血合いや玉子を産まなくなった親鶏など、安くて、かつ動物性タンパク質が摂れるものをプラス。
わたしも夫もアレルギー体質。動物は毛やほこりなどがアレルギーの要因になりがちですが、わたしはむしろ、猫砂やフードに反応するらしく、「くるなー」とよぎったときには喘息が......。
わたしの喘息は複合的なものだと思うのですが、その原因になりえそうなものはなるべく省きたい。そういったこともあって、フードは人間といっしょに、と思ったのでした。なかにはオーガニックのものなど、原料が安心なものもありますので、犬猫アレルギー持ちで原因がよくわからない、という方はそういったものを試すのも手かも知れません。