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旬を迎える春の花、チューリップ。花の時期が短く、うっかりすると花屋さんからあっという間に姿を消してしまいます。でも年中手に入れることができない花だからこそ、季節感を演出するにはぴったり。かわいらしく可憐なイメージですが、実は生け方しだいでクールにもエレガントにもお部屋を飾ることができます。
あえて球根を見せたままに
茎が短い品種のチューリップなら、球根を見せるだけでこんなに斬新。
ガラスの花瓶に茎をぐるりながーく成長した茎を魅せるアレンジ。生け花というより、アートという感じです。
細長いガラス花瓶に花まですっぽり光に向かって咲く、茎がどんどん成長して花の向きが変わる、というチューリップを生けるうえでの難点もこれなら解決できます。
同系色の一輪挿しをいくつか並べて一輪挿しで一輪だけ、ではなく一輪挿しの集合体をつくってしまうというアイディア。同系色にすることで、まとまりよく見えます。
品種の違う同系色のチューリップを花屋さんでどのチューリップにするか迷ったら、こんなふうに思い切ってバラバラのものを買ってみるのもいいかも。それぞれの個性が際立つ、シンプルなアイディアです。
今回はチューリップのみの生け方を紹介しましたが、もちろんほかの花と組み合わせてもOK。ひな祭りを意識して、桃の花や菜の花と合わせたり、スイートピーやフリージアと一緒にどっさりたくさん生ければ、春らしい華やかな雰囲気を楽しめると思います。
家に花器がなければ、短く切ってティーカップやグラスに少しのグリーンと一緒に生けるだけでもじゅうぶん。一気にお部屋が春らしくなるはずです。
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RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/02/043973tulip.html