Trick or Treat ! お菓子をくれなきゃイタズラするゾ！【カヒミ カリィの Wherever I go】
ハロウィンのコスチューム専門店も街中にたくさんあってよりどりみどりなのですが、けっこう凝った手作りのものも多くて見逃せません。
ダンボールなどを上手く使っていたり、家族でテーマを決めてアイディア勝負だったり。アメリカ人の底なしの明るさっていいなぁと毎年ハロウィンになるとしみじみ思います。
娘は去年までかわいい格好をしたがったのですが、なぜか今年は「やっぱりハロウィンなんだから怖いのがいいと思うの〜」と言ってスパイダークイーンを選び、メイクも「こんな風にしてほしい」と細かく注文がきました。
インターネットで選んだドレスのサイズが大きいものばかりだったので、仕方なく私が夜なべをして縫い直し、寝ている娘の爪にネイル用のシールも貼ってあげて準備万端です。
当日の朝はハロウィン仕様でパンケーキをオバケの形に焼いて、お昼にパンプキンを買いに行ってから、夕方学校の友だちと待ち合わせをして、念願のトリック・オア・トリートが始まります。
写真は家の近所で撮ったものばかりなのですが、普通の住宅街なのにこんなに大人たちも気合入っています。
子供たちも数ブロック歩いただけで、お菓子が山盛りになって大喜び！ 普段はあまり食べてはいけないチョコレートやヌガー、キャンディーなどのお菓子も今日だけは解禁で、みんな満足気な顔をしています。
18時からは目抜き通りでパレードが始まり、夜が更けるまで街には子どものオバケたちがうろちょろ・・・。
普段はけっこう子どもの早寝早起きを厳守するニューヨーカーですが、こんなお祭りの日は多めに見てあげるのもいいなぁと思うのです。
娘はジャック・オ・ランタンを両手に抱えながら夜の道を歩いて、近所の友達の家まで見送りました。
帰り道「おかあさーん、最高だったね！来年のコスチューム、決まったよ！」と言うので笑ってしまいました。
しかし来年のハロウィンも夜なべになりそう......。
記念に家の前で写真をパチリ。NYの街角はまるで映画のセットのようで雰囲気満点でした。