NASAも認めた植物のパワー
植物療法などが紹介されている『フィトセラピー生活12カ月』(主婦の友社)によると、室内には有害物質の発生源が多数あるといいます。
ホルムアルデヒドに代表される揮発性物質だけが、人体に有害なわけではありません。家具、電化製品、化粧品、合成洗剤なども有害物質を発生させています。また、現代の建築物はたいへん高気密なため、有害物質が内部にこもってしまうことも問題です。
(『フィトセラピー生活12カ月』26ページより引用)
家にいてゆっくりしているのになんだか体調が悪いという方は、もしかしたら有害物質が関係しているのかも。
そこで注目したいのが植物の空気清浄効果です。
NASA(アメリカ航空宇宙局)によると、植物には密閉された空間に充満した有害物質を除去する作用があるということです。(中略)植物の空気浄化作用についての研究が進み、ホルムアルデヒドやアンモニアなどの有害物質を除去する働きの大きい植物についてもわかってきました。
(『フィトセラピー生活12カ月』26ページより引用)
こんな優秀な作用をもつ植物、これからの季節にぴったりですよね。
おすすめのエコプラント
また、「日本花普及センター」の情報によると、以下のような観葉植物を選べば、窓を閉め切っていても部屋の空気はきれいになるのだそう。
今すぐ部屋に置きたいエコプラント<トップ10>
1.アレカヤシ
2.カンノンチク
3.カマエドレア・ザイフリッツィー
4.インドゴムノキ
5.アオワーネッキー/ドラセナ ジャネット・クレイグ
6.セイヨウキヅタ
7.シンノウヤシ
8.フィクス・アリイ
9.ボストンタマシダ
10.スパティフィラム
このほか、「幸福の木」として知られるドラセナ・マッサンゲアナや、育てやすいポトスも空気清浄効果が高く人気があるようです。
空気清浄機も手っ取り早くていいですが、この冬は観葉植物をお供に、目にも心にも身体にもやさしい暮らしを目指したいと思います。
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