真冬のボストンの夜はとても長く、朝はいつまでも暗く、冷え込みが厳しいです。どうしても朝は起きるのが辛くて、ご飯の用意も憂うつに......。
そんな話をしていたところ、ボストンよりさらに北に位置する、カナダのモントリオール出身の女の子が素敵な朝ご飯レシピを教えてくれました。おばあちゃんから受け継いだ、冬にピッタリの身体を温める朝ご飯だそう。
元気をくれる朝のスープ
「前日の夜に作って、朝は温めるだけ。ひと皿で野菜やタンパク質などの栄養がたっぷり取れるの。全部ブレンダーにかけちゃうから、胃にもとても優しくて、本当におすすめ。身体がぽかぽか温まるので、風邪予防にもなるわよ」。
とても忙しいはずなのに、いつでも元気でタフな彼女。その秘密が少し分かったような気がする、素敵なレシピでした。
【野菜スープのレシピ】
材料(4人分)
長ネギ 2本
タマネギ 1個
ジャガイモ 1個
カリフラワー 1/2株
ブロッコリー 1/2株
鶏ガラスープ 3カップ
オリーブオイル 少々
イタリアンハーブミックス 少々
塩 少々
豆腐 半丁
パルメザンチーズ 適量
作り方
1.長ネギを厚さ1センチの小口切りにし、タマネギも繊維にそって薄切りにする。大きな鍋にオリーブオイルを入れてよく炒める。
2.小さめに切ったジャガイモ、カリフラワー、ブロッコリーを加えて、さらに1分ほど炒める。
3.鶏ガラスープと豆腐を加え、20分程ほど煮る。
4.イタリアンハーブミックスと塩を加えて、さらに10分煮る。
5.すべてをブレンダー、もしくはミキサーにかける。
6.パルメザンチーズをかけてできあがり。
ほかにも、あまっている野菜や残りご飯を入れてもおいしくできあがります。
手早く用意できて、短い時間で食べられるこのレシピ。スープというよりも、温かいスムージーのよう。あわただしい朝にはピッタリかもしれません。
寒くてたまらない日でも、このひと皿でよいスタートを切れそうです。
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