「ココロの叫び、痛みを聞く」活動
ベジタリアンとしても実は有名である、ロハスな彼。イギリスの故・ダイアナ妃と深い親交があったことは良く知られ(そして恋の噂も。)、そのせいなのでしょうか、チャリティーなどにも非常に意欲的です。写真家としても知られ活躍、アーティストとしてますます深みを増すアダムス氏。
そんな彼がフォトグラファーとして腕を披露したのが、NGOである「Hear the World Foundation」なんです。今年はモノクロのスタイリッシュなデザインで、例えば歌姫ティナ・ターナーやアナスタシアなどの著名人がモデルとして勢ぞろい。世界中の芸能界でも顔の広いアダムス氏の交流の広さを感じられます。
この基金では例年カレンダーを発行、様々なフォグラファ―が独特の世界を披露しているのですが、モデルは毎年耳元に手を当て「注意深く耳を傾ける」お決まりのポーズをとることが人気の秘密。そんなポーズは、耳がよく聴こえないこと、人への寛容を促すためのシンボルでもあり、「ステートメント」でもあるとのこと。一冊35ユーロ・40ドル(送料別)で、こちらから購入することができます。
耳が聴こえないこと
2006年に設立された同基金は、世界中の特に耳に障害のある子供たちをサポートしています。
耳が聴こえないことで学校教育に支障があってはいけない、誰にでも「きちんと心の声をきき、わかってもらえる権利がある」ことを提唱しています。
家族の笑い声や、鳥の鳴く声、風の音。それらココロを豊かにし、時に幸せな気分にしてくれます。耳が聴こえないという世界とは、容易に想像できないほどさみしい思いをすることでもあるのです。
とっても渋くて、そして社会貢献になるカレンダー。限定品ですので、クリスマスプレゼントにしても、とっても喜ばれるかと思います。
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