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女性ひとりでも、気軽に飲めるお店の見分け方
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女性ひとりでも、気軽に飲めるお店の見分け方

2013-02-12 23:01
    30代なら女性だってひとり飲みしたい夜もあるはず。チェーン系居酒屋やバーは女性ひとりでも気楽に寄れるスポットですが、この頃は女性客が一人で居酒屋探訪するテレビ番組の影響もあってか、いわゆる「酒場」にフラリと立ち寄る女性が増えているのだそう。


    行けばハマる「コの字カウンター」のあるお店

    酒場と聞くと、地元の常連やオジサンだらけで、女性は立ち寄りにくいイメージがありますが、実際は意外とそうでもないんです。肩肘はらない気楽な空間で、自分のペースで飲むことができるし、おかみさんとの女同士のトークも楽しいもの。そこでおすすめなのが、比較的入りやすい「コの字カウンター」のあるお店です。横一列に並ぶカウンターと比べて、コの字になったカウンターは、他のお客さんとの近からず遠からずの絶妙な距離が生まれるもの。寂しすぎず、かといって馴れ合いすぎず、お客さんや店主と自然な感じで盛り上がれるのが魅力なんです。

    文筆家・コの字酒場研究家の加藤ジャンプさんの著書「コの字酒場はワンダーランド」は、そんな人情味溢れるコの字カウンターの酒場を探訪したフォト・エッセイ集。この本で紹介されている中から、30代女性もふらりと立ち寄れそうなお店をセレクトしてみました。

    武ちゃん(最寄り駅:東銀座)
    銀座のど真ん中に竚む昔ながらの焼き鳥屋さん。場所柄、さくっと飲んでいく仕事帰りの女性客も多いとか。厨房スタッフの完璧なチームワークは見習いたくなるほどに見事! ※地図はこちら>>

    我楽路(最寄り駅:日比谷)
    清潔感溢れる串揚げ屋さんで、酒場ビギナーにも敷居が低い。雰囲気のよさから、女性同士のしっぽり飲みにも使えそう。コの字カウンター越しにハンサムな若大将とのトークも楽しんで。※地図はこちら>>

    まるます家(最寄り駅:赤羽)
    人情味あふれる下町の大衆酒場。朝9時から営業するこの店は四六時中賑わっており、いろんなモードのお客さんがいて気楽。ダブルコの字のカウンターは居心地良すぎるがゆえに、お酒は三杯までの制限あり。※地図はこちら>>

    こうした酒場で飲む時は、「大人数で押し寄せない」「他のお客さんに気遣いを」「長居をしない」のがマナー。まあ細かいルールは気にせずに、楽しく飲んで、会話が弾めばそれでOK。あぁ、ビール片手にポテトサラダを食べたくなってきました!

    コの字酒場はワンダーランド ー呑めば極楽 語れば天国
    著者:加藤ジャンプ
    写真:有高唯之
    出版社:六耀社
    価格:1,575円(税込)

    photo by Thinkstock/Getty Images

    text by さとう葉

    フリージャーナリスト/エディター。東京の美大で修士号取得後、大学講師やコンテンツ・プランニングの仕事に携わったのち、08年よりインド、台湾に拠点を移動。美意識の文化、植物や天文と人の関わりを軸に横断的な執筆活動を続けている。共著書に『皆既日食ハンターズガイド』(INFASパブリケーションズ)など。
    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/02/027574post_1490.html
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