性格を変えるのは難しくても、相手に与える印象なら変えられるはず。そこで、色が持つ心に働きかけるパワーを利用して、なりたい私に近づくための方法をご紹介します。
イライラ、カリカリしない人になりたい......ずばり「反対色」はNG!「反対色」とは、相容れない色同士のことで、緊張を感じさせる作用があります。この緊張感を利用して、注意を促す道路標識や踏切の色(黒と黄)が決められているほど。
ストレスが溜まっている時は、つとめて「黄色と紫」「オレンジと青」「赤と緑」などの反対色を身の回りに配色しないようにして、青や緑の文房具、アースカラーの絨毯など、心が落ち着くと思う色に囲まれて過ごすことがおすすめ。
もっと恋に積極的になりたい......恋を象徴する色は、なんといっても「ピンク」。ピンクは女性ホルモンの分泌に影響すると言われています。とはいえ、服やメイクをピンクで統一すると子供っぽくありすぎたり、可愛いこぶった印象に。
大人のピンク使いは、服のバイアスやボタンなどの差し色にしたり、ステキな恋人が見つかるお守りとされるピンキーリングをピンクのストーン付きにするなど、部分使いにして、さりげなく可愛らしさを演出するといいでしょう。
今年は仕事で活躍したい......知性、理性を表現する「青」の服やスカーフを会議やプレゼン時に着用すると、より才女に見せることができ、説得力アップに貢献してくれます。とくに判断力、決断力を研ぎ澄ます「紺」は、世界の要人たちも、重要な演説の時のスーツ、ネクタイに取り入れています。
彼の前で女性らしくいられる私になりたい......オンとオフのギャップを色で表現するのがポイント! 仕事ができる女性は、カッチリとしたスーツやビシっとキマった服装になることが多く、モノトーンやグレーなど、スキがない色を選びがちです。それはそれで仕事術のひとつとして大切ですが、それをプライベート、ましてやデートにまで持ち込むのはNG。
男性は、好きな女性に男顔負けのスペックを求めているのではなく、自分だけに、プライベートの可愛らしさを見せて欲しいのです。
態度で女性らしく振舞うのが苦手なら、まずはプライベートで着る服の色を、オフホワイト、ライトピンク、ミントグリーンなど、淡くふんわりした印象にしてみては。職場では決して着ない、女性らしいエアリーな色をプライベートで着てみる。これだけでも、周りからの評判は変わってくるはずです。
色を味方につけて、2014年を楽しく過ごしましょう!
(プロダクトカラーコンサルタント・Ricky)