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仕事に疲れたら、ふらりと「宇宙」へ
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仕事に疲れたら、ふらりと「宇宙」へ

2015-05-01 21:00

    自分自身も「えがき手」となり、宇宙への想いを表現できるコーナーも。

    旅に出たり、習い事をはじめたり、占いやヒーリングをためしてみたり――そうやって「自分探し」をした経験は、きっと誰にでもあると思います。同じように、大昔の人々も、自分探しをしていました。もちろん私たち現代人とは違うやり方で。その方法とは、宇宙に深い関心を抱くこと。なぜなら、宇宙について知ることは、宇宙の中に生きる人間を知り、ひいては自分自身を知ることにつながるからです。

    スケジュールを消化するのに忙しい日常から少し離れ、宇宙の世界から自分という存在を改めて感じてみたい――そんな人にオススメなのが、宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)で開催中の企画展「『宇宙』のえがき手」です。

    タイムマシンに乗っているみたい

    過去から現在にいたるまでの宇宙観や宇宙の姿が楽しめる「天文の部屋」。

    展示室に入ると、まず目に飛び込んでくるのが、壁一面にかけられた額。ここは「天文の部屋」。ガリレオが描いた月のスケッチや、銀河系をとらえた写真など、古今東西の宇宙観や宇宙の姿を絵画や写真で楽しめます。年代順ではなくコラージュ風に展示してあるせいか、目線をランダムにうつしていると、壁面でさまざまな時代が交差しているのが感じられ、まるでタイムマシンにのっているかのよう。なんともいえない不思議な気分が味わえます。

    大きな傘の中に入るような感じで、ドームの下へ。臨場感あふれる立体映像は必見!

    天文の部屋を過ぎると、最新のシミュレーション天文学によってえがき出されたリアルな宇宙映像のエリアへ。この企画展のいちばんの見どころといっていいでしょう。ぜひとも体験してほしいのが、直径1.2メートルのドームスクリーン「パノビューワー」。備え付けの専用メガネをかけてみると......映像が立体的になり、宇宙という大きな存在に包み込まれているような感覚に! あまりの心地よさに時間を忘れ、その場にずっといたくなるほど。頭の中がからっぽになって、思考がリセットされるような感じになることで、今までとは違う角度から自分を見つめられるかもしれません。

    仕事帰りにふらりと宇宙へ

    宇宙の美しさや雄大さが足元から迫ってくる「シアター宙(ソラ)」。見上げるのではなく、見下ろす星空はかなり斬新!

    さて、この企画展以外にも、TeNQには体感できる宇宙エンタテインメントがいっぱいです。直径11メートルの「シアター宙(ソラ)」は、なんと4K超え。さらにシアターを囲んでのぞき込むという独自のスタイルで、映像が足元にまで流れ込んできて迫力満点! 仕事帰りに1人でふらりと立ち寄ってみるもよし、休日に大切な人とおとずれてみるのもよし。さまざまな視点から宇宙を楽しめば、自分の新しい一面に出あえそうな予感です。

    [宇宙ミュージアムTeNQ 第3回企画展「『宇宙』のえがき手」]
    会期:2015年2月28日(土)~6月28日(日)※会期中は無休
    平日:11:00~21:00(最終入館20:00まで)
    土日祝、4/30、5/1:10:00~21:00(最終入館20:00まで)
    入館料:一般1800円(税込)
    ※チケットは日時指定制
    ※大型映像や音響・暗転・点滅などの演出効果を取り入れたコンテンツが数種類あることから、4歳未満の入館不可

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/05/045962tenq.html
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