バレンタインと言えば真っ先に思い浮かぶのはチョコレート。でも、チョコ以外にも自分の気持ちを伝える上で欠かせないアイテムがあります。それが「手書きのメッセージ」。
最近はメールでのやりとりが主流になっていますが、「手書きのメッセージを添えることで、掛けた手間以上の効果が期待できる。恋も仕事も上手くいきますよ!」と、むらかみかずこさん。 手紙に関する著書を多数持つ、むらかみさんに想いが伝わるバレンタイン・メッセージのコツを伝授してもらいました。
メッセージを書く上で一番のポイントは長く書かないこと。意外に感じるかもしれませんが、きちんと長く書かなければ......と身構えると、かえって書けなくなってしまうから、1~3行程度の短いメッセージで十分なのだとか。
たとえば、「ありがとう」「おつかれさまです」の一言だとしても、「自分のために書いてくれたんだ」と、相手には十分に伝わるもの。シンプルな言葉でも手書きにすると特別なメッセージになって好感度アップにつながると言います。
添えるメッセージは、ごく普通の言葉で構わないけれど、それでも自信がないと感じるなら、むらかみさんの著書「たった3行のシンプル手紙術」が参考になるでしょう。
「自分は字が汚いから......」なんて気にする必要はありません。「相手は美しい文字に感動するわけではなく、文字ににじみ出るその人らしさから想いや温かみを感じるんです」。
もう一つ、ぜひ、こだわりたいのがメッセージ・カード。売り場に行くといろいろな種類がそろっているので自分で素敵だなと思ったものを選びます。自分が楽しんで選ぶと、自然と相手にも伝わるもの。
最初は面倒だなと思っていても、いつの間にか楽しくなるのが手書きの持つチカラ。今年のバレンタインは手書きのメッセージを添えてハッピー倍増! 素敵な1日を過ごせそうです。
photo by Thinkstock/Getty Images
text by おりはらやすこ
一児の母であり、前職が保育士のため育児や幼児教育関連を多く執筆。不妊治療情報誌をはじめとして女性の健康・医療についての執筆も多数。その他、漢方やオーラソーマといった代替医療や、住宅会社のパンフレット他、多分野を手がけ、ライター歴は15年超。ティーコンシェルジュ2級の資格を保持。