• このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年8月の記事 1件

語り処_2024.08.25

  1. ひとことオピニオン 立憲民主党は代表選後、直ちに地方遊説を 立憲民主党の代表選は、単に野党第一党の党首を誰にしようかという選挙ではありません。今回、立憲民主党の代表が誰になるかで、野党の大きな塊をつくることができるか否かが決まってきます。大げさに言えば、日本の行く末を左右する代表選なのです。つまり、今回の立憲民主党の代表選は、来るべき解散・総選挙を睨んで、野党第一党の代表としてどう行動すべきか、そのためのリーダーシップをどう発揮すべきか、そして実践的な執行部体制をどうつくるか、という大きな視点を持っている代表を選ぶということだと思います。私は代表選が終わったら、直ちに代表は地方行脚に出て、自らの肉声で有権者に直接語りかけることだ大事だと思っています。そこに地元選出国会議員や地方議員も参集して、有権者と濃いコミュニケーションを図っていく。そうすれば、地方組織も動き出し、立憲民主党としてのまとまりが可視化されていきます。それが、私のいう党の一体感であり、安心感・安定感という意味です。我々は、自民党の総裁選などにかかわらず、速やかに代表選を終えて、一日も早く政権交代に向けて行動を起こすべきです。その第一歩が新代表を先頭にした地方遊説だ、と私は考えます。 2.季節の話題 タモリさんが盛岡へ来た! 少し前の話になりますが、今年6月、テレビ朝日の「タモリステーション」という番組で盛岡市が紹介されました。ニューヨークタイムズに盛岡の紹介記事を寄稿したクレイグ・モド氏とともに、タモリさんが外国人観光客に人気のあるスポットを巡るというものです。しかも、タモリさん自らがカメラ片手に盛岡市内を取材し紹介するという趣向になっており、なかなか見ごたえがありました。 3.Q&A 日本の格差を是正するために ジニ係数の悪化は、格差社会が進行、拡大しているということです。社会保障などで是正された後の所得再分配ジニ係数を見ればよくて、当初所得ジニ係数はあまり意味がないという指摘もあります。確かに、所得の再分配により公平な社会にしていくことも政治の大きな役割ですが、それ以前に同一労働同一賃金の実現や男女の賃金格差是正、さらにシングルマザーが働きやすい環境づくり、労働分配率を高めること、非正規雇用の福利厚生を正社員並みにすることなどの諸施策を実施していき、まず当初所得ジニ係数の改善を図っていく必要があります。そして、この格差拡大の一翼を担っているのが東京一極集中といえ、私はやはり地方を守る政策を実行していくことが、最終的に格差を無くして行くことにつながると考えています。

小沢一郎すべてを語る

「小沢一郎チャンネル」のブロマガを通じて、次の衆議院総選挙、来年の参議院選挙などに向けて私たちの主要政策を肉付けし、国民の皆さんとともに、より良い政策に仕上げていきたいと思います。

著者イメージ

衆議院議員 小沢一郎

衆議院議員(当選15回)。 自由民主党幹事長などを務める後、1993年離党。新生党代表幹事、新進党党首、自由党党首、民主党代表を歴任。 2012年7月から「国民の生活が第一」代表。また、超党派の「新しい政策研究会」の会長を務める。

http://www.ozawa-ichiro.jp/
メール配信:あり更新頻度:毎月1本程度※メール配信はチャンネルの月額会員限定です

月別アーカイブ


タグ